グリフォンの日記

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危機管理責任者の品格

2007-07-16 23:52:35 | 国内政治

 今日は、新潟で震度6弱の強い地震が発生した。多くの方が、避難生活を余儀なくされ、死傷者も多数出てしまった。亡くなられた方には、心よりお悔みを申し上げる。現在も余震との恐怖に苛まれて、不便な生活をおくられている方々、怪我を負ってしまった方々も多数居られる。現行政府には、いち早く、現場の復興作業を行って頂きたいものだ。また、柏崎刈羽原子力発電所における、変圧器の火災発生は、大惨事に至らずに済み、胸を撫で下ろしている。
  
 安倍総理は、遊説先の長崎から帰京し、その足で新潟の原子力発電所、避難所である柏崎小学校を視察した。今回のように、いち早く現場に出向き、地震による被害の現状把握と情報収集、被災者の環境を知ることは悪いことではない。
 
 しかし、一方で他の大臣が現場に行って、現状視察しており、余震の続く中、一国の長が現場に出向くというリスクを冒すよりも、東京で指揮を執るべきとの声もあるだろう。まあ、何れの場合も、マスコミ諸氏は、政府批判するしか脳が無いのか、屑のような批判しか書かない(報道しない)だろうがね。同じ頃に民主党の鳩山代表代行も行っているのにも拘らずだ。
 
 危機管理責任者とは、非常事態を想定して、予め防御線を如何(いか)に張り巡らし、敏速に対処できる知識、経験、思考が不可欠である。今回の安倍首相の行動は、二次被害を考える配慮は必要だったと思うが、敏速かつ行動的であったと評価できる。


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