世代というものがある、それは、その時その場所で巻き起こる様々な現象(ブームともいう)から建造され、やがて時の経過とともに、風化し、そして人々の記憶の中に埋没していく。しかし、既に忘却されたその記憶の断片が、微かに呼び出されることがある。それは人の死である。自らと直接面識はなくとも、世代という記憶の中から取り出され、当時の面影を我々の脳裏に呼び覚ます役割を持っている。そんな一人のボーカリストが昨日帰らぬ人となった。
27日午後、ZARDのボーカル 坂井泉水(いずみ)さんが都内の病院で、転落死された。現段階において、遺書等も見つかっていないので、自殺なのか事故なのか不明。坂井さんは、昨年6月に子宮頸(けい)がんと診断され入退院を繰り返した。そして、今年4月には肺への転移が見つかり、再入院。癌という宣告が下された時、どれだけの恐怖とこの世の無常さを彼女は知ったのであろうか。
様々な憶測は飛ぶだろうが、その歌声は我々が死ぬまでその記憶からなくなることは無いだろう。
謹んでご冥福をお祈り致します。
<ソース:読売新聞社>
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