<サンダーバード」電車内強姦の男に懲役18年 産経新聞より抜粋>
JR西日本の特急「サンダーバード」の車内で女性に乱暴したなどとして、強姦などの罪に問われた解体業、植園貴光被告(36)に対する判決公判が17日、大津地裁で開かれた。大崎良信裁判長は「卑劣極まりない犯行で、性犯罪への常習性もうかがわれる」として、懲役18年(求刑・懲役25年)を言い渡した。
判決によると、植園被告は平成18年8月3日、JR北陸線の特急「サンダーバード」の車内で、20代の女性の隣に座り「大声を出すな。殺すぞ」と脅して胸などを触った後、男子トイレに連れ込み乱暴。さらに同年12月21日夜、JR湖西線の電車内や大津市内の駅のトイレなどでそれぞれ別の20代の女性に乱暴した。
JR西は事件を機に、従来は犯罪の通報に使われることが少なかった車内の非常通報装置の横に、「SOS」と書かれた赤いシールを張って注意喚起。また一部の特急列車には女性専用席を設けた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080117-00000949-san-soci
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以前よりお伝えしていた「サンダーバード」という列車内で白昼堂々行なわれた悪行。その犯行を罰する時が来た。そして、その卑劣な犯行に、奉行はどのような断罪を下すのかと心待ちにしていたのも事実である。昨日、17日、判決が下る。懲役18年。
被害者からすれば、この植園貴光という獣は、一生牢獄に入るか、死刑もしくは去勢するべき存在であろう。当然そうするべきであると自分も考えていた。
今までの判決では、被害者感情や遺族感情を逆撫でするような、弁護士の入れ知恵と司法判断が、堂々と横行してきた。罪人に「人権」などという諸刃の剣を与えた為に、歪んだ思想による「人権」のみが突出する結果を招いていたのである。
今やネット社会であり手軽に情報が手に入ることは、「歪んだ人権」という剣そのものに疑問を投げかけていくことになった。無期懲役の最長が20年から30年に引き上げられた事も要因であろうが、今まで数年で出てこれるという不可思議なねじれ現象が、今や携帯電話やネットによる情報の伝達能力により、多くの人の知るところとなり、今回のような以前では考えられなかった判決が生みされたのかと関心する部分もあった。また、今回の事件をきっかけとして、JRの予防・防止策が敏速に行なわれたことも、評価しておきたい。