蜘蛛網飛行日誌

夢中説夢。夢の中で夢を説く。夢が空で空が現実ならばただ現実の中で現実を語っているだけ。

運運命命

2005年03月13日 15時48分07秒 | 占術
昔々のあるひととき、わたしと同じ職場で働いていた人物が、いまプロの占い師になっている。当時は四柱推命が趣味の変わり者程度に見ていたのだが、まさかプロになるとは思わなかった。もっとも彼自身はその当時からプロになることを視野において、生活のすべてを営んでいたと、今となっては思い当たる節が多々ある。なにしろ職場のパソコンやプリンタを使って占い本の原稿を作っていたのだから。当然ながら、しばらくして彼は職場を去っていった。去っていったのか、去らされたのか、いずれにせよ、それも彼の覚悟の範囲だったのだろう。
ところでここから一般論になるのだが、占い師としての資質とはなんだろうか。恐らく最も必要なことが強烈な思い込みだということは、容易に納得できる。もっともこれはあらゆることについて言えるのではないか。それでは占い師固有の資質とはなにか。宝捜し、金鉱掘り。山師根性。風水でも四柱推命でも奇門遁甲でもよいが、彼らはこれらの正しさをその歴史性に還元する。しかしそのどれもが今の今まで有効であることが明白にはなっていない。この事実こそがあらゆる占いのナンセンスであることを証明しているではないか。

書肆三昧

2005年03月13日 14時26分17秒 | 古書
わたしはまだ名古屋に行ったことがない。いや、正確には行ったことはある。ただし通り過ぎただけ。つまり新幹線で関西に赴く途中、名古屋駅に列車が停車しているあいだ、わたしは名古屋に滞在していたのだ。かなり強引な滞在だが、嘘ではないだろう。
そこで今度は皆が納得するかたちで、つまり駅の改札を出て、街中を自分の足で歩き回ってみようと思う。で、歩き回って何処へ行くのか。もちろん古書店。でも聞くところによると、その品揃えにはあまり期待ができないようだが。