g’day

ゆっくり、じっくり、生きていく。

天の瞳。

2004-09-27 19:25:42 | ヨメのひとりごと
私は小さい頃から、読書が大好きです。(暗いと言われてもいいっ!)
雨音だけを聞きながら・・・と言うのが一番理想。
(ロマンティックと言われてもいいっ!)

本好きの母は、子どもの頃、毎晩絵本を読んでくれてました。
「本は財産だから」というのが口癖で、いい本は必ず購入しています。

そのおかげ?か、母と離れた今も一週間に一度は本屋に行き、
二週間に一度は、市立図書館で5冊の本を借りてきます。
(学生時代に読んだ本を読み返すと、あの時はこう感じたのに今回は違う!
 と思うのも好き。心も成長してる証拠?純粋さを忘れた証拠?)

フィクションもノンフィクションも、ちょっと難しい本も、
エッセイも漫画も雑誌も、全て好きな私。
その中でも、出ると必ず読むのが、灰谷健次郎さんの「天の瞳」です。

高校時代から灰谷健次郎さんにはまり、
専門学校時代は、仕送りのほとんどを本に費やしていた私。
友達にはイヤと言うほど勧めまくり(名古屋空港のあゆみ見てる?)。

灰谷さんの理想的な教育論が好きなんです。
理想だとわかっていても、どうにかそんな教育を
子どもたちにしてほしいなあ・・・と思っています。
学校だけじゃなく、地域や親も・・・。

実は私、宮崎に来る前に、児童英語教師をしていた事があるんです。
ほんの少しの期間でしたが、「先生」と呼ばれる仕事に就けたことは、
本当にありがたかったと思います。
1歳から15歳までの子ども達を通して、
私もたくさんの事を学ばせてもらいました。

小さくてもしっかり個性があること、
どの子もたくさんの可能性を持っていること、
ダメ先生だった私は、毎回感動することばかりでした。
実際に教える事の難しさ、個性があるからこそ、
その子にあった指導をしなければ・・・と胃が痛くなることも多かったですが。

将来、いつかは子育てをするかもしれないけど、
その時は、この天の瞳の主人公・倫太郎のような
真の強さを持った子になってほしいなあと思う今日この頃。
(何年先になることやら・・・)