g’day

ゆっくり、じっくり、生きていく。

スパルタ妊婦道。

2007-06-21 09:39:28 | ヨメのひとりごと

私の通う産院は、アクティブバースといって、

分娩台で産むのではなく、

心地いい格好で、好きな場所で産む、というのを行ってる病院。

(助産院に近いかな?)

まだ、この病院で産むのか、

助産士さんに来てもらって、自宅出産にするか、

迷っている私達ですが、

とにかく、どっちにしても、

アクティブバースをすると決めた以上、

今から十分動いて、勉強して、

出産に備えなくてはなりません。

 

この間、

現在かかっている産院のお産セミナーに参加した私達。

妊娠中の日々の生活の動きが、どれほど大事かを学ぶセミナー。

まず、雑巾がけ、窓ふき、草引きは絶対。

1日4時間は歩いて欲しいですね~。

先生が、そんなことを話している最中、

 

ダンナが耳を疑うような質問を・・・

 

 

 

「先生っ!山登りとかはどんなですかっ!?」

 

 

 

キョトーンとしてる他の妊婦一同。プラス看護士さん。

 

「自分が気持ちいいと思えるなら、しても大丈夫ですよ

と先生。

 

 

「ホッ・・・よかった・・・」とダンナ。

 

 

 

いや、よくないし!

 

 

するとさらに耳を疑う発言を!!

 

 

 

 

「先生っ!砂浜を走る、とかはどんなですかっ!?」

 

 

 

一同、シーン・・・

キョトーーーーーーーーーーン

 

 

 

数秒、間があいて、

 

「ああ・・・まあ、いいかもしれないですね・・・」

と先生。

 

 

 

なぜに砂浜!?

しかも、走る!!??

 

あのー、私、妊婦なんスけどーーー。

 

 

 

まったく、いつものように、

キテレツ思考回路を持ったダンナ。

 

 

そして、昨日、会社から帰ってくるなり、

ニコニコしながら、

 

 

「おーい!!みかちゃ~ん!!!プレゼントがあるよ~~!!」

 

 

 

と、ノリノリで渡された品。

 

ギャ!!

 

 

 

超巨大バランスボール!!

 

 

 

「これならスクワット何回でもできるからね!

 

 

つわりも治まりかけてきた今日この頃、

妊婦肉体改造計画が、

開始される模様。

 

 

 

不安なんスけど・・・。

 

 

 


ジャンボ!

2007-06-10 09:08:52 | ヨメのひとりごと

ジャンボ!

私達は元気ッス!

心配かけてメンゴメンゴ!

相変わらずのgday夫婦。

ダンナも、相変わらずTシャツ前後ろ逆に着ていますYO!

ご心配なく!

 

 

 

あのですね、放置してたのにも深いわけがありやして。。。

(いわゆる言い訳??)

 

あのですね、

 

実はですね、

 

こんなとこで言うのもなんなんですがね、

 

 

 

赤ちゃんが!

いるんスよ。

 

私の腹の中に

 

 

どうやら12月に生まれてくる予定。

ただいま妊娠4ヶ月です

 

この妊娠をきっかけに、

いろんなことを考えました。

記念に書いておこうと思います。

長くなりますが、もしよければ読んでください。

 

 

実は2度目の妊娠。

前回は1年半ほど前、宮崎にいたときに流産しました。

現実を受け入れるのに長い時間がかかりました。

今回も初診で、すでに流産している可能性が80%、

残りは一週間以内にも流産する可能性がある、と言われてました。

無事に育つ可能性はあるんですか?

と聞くと、

無いことはないけど、限りなくゼロに近い、

と診断されてました。

こうやって文章にすると、

なんとも残酷なことをいう先生だと感じるかもしれませんが、

私が聞いたからその可能性を教えてくれただけで、

実際のところは何もわからない、というのが先生の意見でした。

「命」について明確な考えを持っている先生で、

医者も親も何もできん。特に医者は無力なんです。命っちゅーのはその命が決めること、だから私にも生きるか死ぬかなんてわからんのです、と

言ってたので、なるほど、そうかも。納得。

それに私達と考え方が近く、

前回の流産でいろんな事を考えたこともあり、

すんなり?その現実を聴くことができました。

(そのうえ、熱くて濃ゆくて、おもしろい先生なんです)

 

その先生は、手術や薬よりも、自然の力にまかせる事を考えている先生で、

なるべく病院や薬には頼りたくない私達のライフスタイルと、

私も手術よりは自然にすごしたいと思っていたので、

待つことにしました。

(前回の手術はものすごく虚しいものだったし)

一週間で結果がでると言われてたので、

一週間後にまた診てもらうことになりました。

 

私もダンナも覚悟を決め、

赤ちゃんになんとか生きて欲しい!!というよりは、

 

生まれてきたかったら、生まれておいで。

 生まれたくなかったら、安心して出ておいで。

  とーちゃん・かーちゃん、ありのままを受け入れるから。」と

赤ちゃんの力にまかせることにしました。

事情を知った友達も、

「すべては宇宙の原理に沿ってることなんだろうな~」

「命は亡くならないもの。形となって現れるか現れないかというだけ」

と、なんとも心強く、

赤ちゃんを根本で支えてくれる言葉をかけてくれました。

命の存在が私の中で、ゆるぎないものとなりました。

 

診断をもらってから4日目には、多かった出血も止まり、

ざわついた心も消えました。

もしかしたら、という期待も実はあったのですが、

口に出して言えるほど私は強くありませんでした。

(ダンナはほぼ100%くらい生きていると思ってたらしいのですが)

カチンコチンになって診察室に入りました。

 

そして・・・

診断の結果、先生が目をまん丸にして、奇跡です!!と。

そこには微弱だけど、心臓が動いている赤ちゃんの姿が映ってました。

先生は何度も、

やっぱり医者はダメや!命はすごい!と感動しているようでした。

ダンナも大泣きしてました。

私はというと、もうすでに他の心臓を持った「他人」がお腹の中にいるという、なんだか不思議な気持ちでいっぱいでした。

それから強く思ったのは、一週間待ってよかった、ということ。

もし前回の流産の手術がなかったら、

この先生に出会ってなければ、

手術という道を選び、赤ちゃんの芽を摘み取ってしまってたかもしれません。

改めて、今までの自分の運命に感謝です。

 

私の親に報告すると、泣きながら喜んでくれました。

涙を流すほど心配してくれていたんだと、ありがたく思いました。

はやく孫が欲しかっただろうに、私達にプレッシャーもかけず、

今まで長い間見守ってくれたことにも感謝しました。

 

心配してくれていた友達も泣いていました。

「生きとったよ~」と言うと、

ウワーーーーーーーーーーーーーーーーンと声を出して泣いていました。

みんなみんな喜んでくれました。

生まれる前からこんなにもみんなに愛されて、

あんたは幸せもんだよ!と赤ちゃんに言ってやりました

 

それからひどいつわりが始まりました。

でも、赤ちゃんがいる証拠だと思うと、全然辛くなくて、

むしろ嬉しいくらいでした。

毎日吐いて吐いての繰り返し。食べられない上、吐くので、

おかげでかなり痩せました。

根性無しの私でも乗り越えられたのは、初期の出来事があったから、

周りの助けがあったからだと思います。

(まだつわりは乗り越え中ですが)

 

ダンナも毎回検診には参加し、私よりも赤ちゃんに詳しいし、

なぜかダンナまでつわりになったこともあったし、

パソコンの検索記録には「赤ちゃん 聴診器」と残ってたし、

枕を抱いてはこんな感じかぁ~とニヤけてみたり、

お腹に耳をあてては「グルグル言ってるよ!!」と言ってみたり

(それは私の腸が消化してる音なんだけど)、

おんぶひもを巻いてあやす練習をしてみたり、

会う人会う人に、今何㎝何㎜なんです!と報告してみたり、

どうやらものすごーく楽しみにしている様子。

本当に心強い。

 

まだどんな風に産むかは決めてないけど、

私達の力と赤ちゃんの力を信じ、応援してくれる人たちのパワーを感じられる環境の中で、産みたいと思います。

みんなで産める感覚?っていうの?

家族とか友達とか地域や自然や家やご先祖さんに守られて。

今までは夫婦で産む!私が産む!って感じだったけど、

私はそこまで強くないことにも気付いたし

いろんな人に頼りながら、助けてもらいながら、

その時その時のベストを考えつつ、

みんなの暖かい愛の気持ちの真ん中で、

無事に生まれてくれるといいな~と思います。

 

 

とにかく、やっとこうして皆様に報告することができてうれしいです。

長くなりましたが、読んでくれてありがとう

 

かーちゃんがんばるからね~