龍馬伝 III福田 靖日本放送出版協会このアイテムの詳細を見る |
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薩長同盟を成立させたのは西郷隆盛、坂本龍馬は「パシリ」に過ぎなかったという考え方があります。が、「そうじゃない!龍馬が橋渡ししなかったら、歴史は違う方向に動いていった…」と納得させるエピソードでした。まあ、利益度外視で動こうとする龍馬の姿は、格好良すぎな感もしますが…
耶蘇の教えを「自分の全て」と言い切り、信仰を守るために幕府の間者として生きる道を選択したお元。彼女が逃れることが出来ないと諦めていた「徳川封建体制」の呪縛から、解放される日が来るのか。それが今後の見どころだと感じました。…それと、長次郎が「イギリス病」に罹ってしまいましたね… また一人、龍馬の盟友が消えていく。それがあの時代の過酷さを物語っているわけですが、「新しいものへの憧れ」が死と直結しているとは哀しすぎる