ガエル記

本・映画備忘録と「思うこと」の記録

「メゾン ある娼館の記憶」ベルトラン・ボネロ

2017-06-18 20:58:26 | 映画
ネトフリ、なかなか自分でこれっての見つけきれないけど、久々にヒット。

かつてのパリ高級娼館。娼婦たちの生活と苦悩を描く。

なんとなくボネロ監督はゲイなのでは、と思ってしまいました。

「ミニヴァー夫人」ウィリアム・ワイラー

2017-06-15 07:20:43 | 映画
戦意高揚のために作られたという作品だけど、じっくり練られた脚本で良質の映画作品であることは確かです。しかも爆撃を受ける場面は今まで見た中でも迫力ある怖さがありました。ミニヴァー夫人と名付けられる薔薇も重要な意味があるように思えます。

上品な演出なのに目が離せなくなってしまう…不思議です。

「ファウンド」スコット・シャーマー

2017-06-15 07:12:42 | 映画
兄弟愛のスプラッタと聞いてかなり期待して鑑賞。
弟君可愛いし、まあまあつまらなくはないけど、耽溺というほどまではいけなかったです。
スプラッタは苦手ですが、そこまでえぐくはないかもです。
弟君がそこそこ良いので、兄貴君にもっと退廃的になってほしいのですよね。ヴィスコンティだったらよかった・・・。

「夏の嵐」ルキノ・ヴィスコンティ

2017-06-14 06:54:58 | 映画
素晴らしい。

伯爵夫人が年下の将校に破滅的な恋をしたがその行方は、という設定・筋書きだけでは表せない。

女性のヴェール、将校の白いマントの美しさに目を惹かれる。

金目当てに夫人をだましたという青年将校にも苦悩が見えるところにヴィスコンティの愛情を感じてしまいます。

「家族の肖像」ルキノ・ヴィスコンティ

2017-06-13 07:15:38 | 映画
ずーっと前に見たきりだったのだけど、こんなに面白い作品だったんだなあ。まるきり判ってなかった。年取るほど面白さがわかる内容だから当然だろうけど、若い時見てわからなくても、年取ってから見るとジンジン来ると思いますよ、ほんと。

女の子がすごく可愛くて見入ってしまう。猫みたいな子だね。