ガエル記

本・映画備忘録と「思うこと」の記録

「太陽のめざめ」 エマニュエル・ベルコ

2017-07-14 20:59:02 | 映画

こういう子が荒れまくる映画です。字も思うように書けないし、すぐに爆発してしまう。カトリーヌ・ドヌーブ演じる判事が彼を見守るお話。

何度か途中で見るの止めようかとも思ったけど最後まで観てしまいました。それもこの子の魅力のおかげでしょうか。ロッド・パラド君。

「 アイ・アム・マイケル」ジャスティン・ケリー

2017-07-14 07:07:05 | 映画
これは自分で見て感じるしかない、という作品なのではないでしょうか。
ゲイ活動家だったマイケルが次第に宗教へと傾倒していく過程を描いているのだけど、常にあるのは彼の精神の危うさでこれで彼が完全に救われたとはとても思えないわけです。たぶんまた混乱期を経て違う方向へと進みそうです。

ゲイ男性マイケルがゲイであることを否定していくのですが、作品自体は同性愛を否定しているわけではなく、そこから先を考えてみようと訴えているように感じました。

そのマイケルを演じるのがジェームズ・フランコで素晴らしくチャーミングであります。がっしりした体格に可愛い丸顔ってのは・・・良い。

また別作品に「マイケルに何があったのか?」というドキュメンタリーもあって、これも続けて見てみてもいいのではないでしょうか。私は逆順番で見てしまいましたが。