あけましておめでとうございます
ウチのブログに来てくれる皆様にとって良い一年になりますように
自分は今日でまたひとつトシを取ってしまったけど・・・。
さて、今年の冬は千葉でさえ寒くてバイクに乗れず、ストレスがたまってしまうので、買い物で気を紛らわすことにした。もっともストレス解消以外に実用的な部分でLet's Noteに不満が出てきたからでもある。
<横1024ピクセルの限界>
最近は大手Webサイトでも1024ピクセル以上を想定したところがあり、横スクロールさせないと全て見られないこともある。また、Office2010を使っているとポップアップのダイアログの横幅が1画面に収まらない(例えばExcelのフィルター機能で、詳細なテキストフィルターを使う場合)。Windows8も横1366ピクセル以上ないと一部機能に制限がつく。つまりマイクロソフトからして、すでに1024以上の横幅を想定してアプリを作っている。
<10.4インチ画面の限界>
携帯性を重視して軽いノートPCを選んだのだから仕方ないのだが、最近、視力が落ちてきたこともあり、この画面では文字サイズが小さくて辛い。あぁ、これはむしろ視力の限界(要するにトシ)か
逆に言うと上記2点以外にはLet'S Noteに全く不満がない、実に名機と言える。まぁ、使い方次第ではまだまだ現役を張れるのだが、3年半以上持ってくれたし、自分宛ての誕生日プレゼントでもあるしね。
自分がノートPC選びで重視するのは、次の2点。
- 軽さ(出来れば1kg以内)
- バッテリー駆動の長さ(最低6時間)
で、今回選ぶにあたってはSSDで128GB以上とメモリ4GB以上、値段は10万円以内を基準に考えていた。しかしこの条件を満たすノートは意外に少ない、というかほぼ選択肢がない。そんなワケでほとんど迷うことなく購入したのが東芝のdynabook R632。グレードは選択の余地があったが、3年以上前のLet's NoteにWin8を入れて運用しても処理速度には不満が出ないのだから、一番安いヤツ(intel core i3)で十分と判断した。値段は東芝直営のオンラインショップから購入で約75,000円。
普通のA4のノートと比較すると2~3回りくらい大きい。これで1.12kgだからたいしたモノだ。
しかし非常に薄くて、液晶部分などちょっと端を持つとしなってしまい、強度的には少し不安がある。
少しサイズの大きいタッチパッドは結構使いやすくて、スマホのように指を2本使って画面の拡大・縮小・回転、スクロールなどができたり、3本指でブラウザの進む・戻るの操作が出来たりする。Let's Noteが無理やり小さく押し込んだキーボードだったのと比較すると、キーの間隔があいているためまだタイプミスが多い。こちらは慣れればなんとかなるだろう。
ファンクションキーの上には電源ボタンの他にハードウェアキーが二つあって、節電モードとセカンドスクリーンの切り替えボタンだが、別の動作(アプリの起動等)を割り当てることも可能らしい。
ところでこの節電モード、バッテリーの寿命を延ばすために80%くらいまでで充電を止めるという機能は便利なんだが、それとは別に「日中はバッテリー駆動して、夜間に充電する」という設定も出来る。これは震災後に日中の電力が不足する事態が生じたことと、夜間の方が電気料金が安いという点から用意された機能だが、ヘタにこれを設定すると、いざノートPCを抱えて外出しなくてはならない時にバッテリーが不足するという事態になりかねない。節電モードは自分の使い方に合わせて設定する必要がある。
元旦からまったく切り替えて使えるように30日、31日あたりからデータ移行したりしていじっていたのだが、概ね満足できる状態。しかし一点だけ、そしてこれはノートとデスクトップを問わず全ての日本のメーカー製PCに対する不満なんだが、余計なアプリをインストールしすぎ。購入後、最初の作業は余計なアプリのアンインストールというのは何か間違っている
そりゃ最初からなんでも入っている方が初心者さんには便利な場合もあるだろうが、標準では光学ドライブを搭載していないノートを初心者が買うはずないだろう。開発段階ではどんなユーザーをターゲットにしているか明確なはずなのに、インストールされているアプリがそのターゲットと大幅にズレていると感じるのは自分だけではあるまい。
きっとプリインストールすることでソフトウェアメーカーから金が入ったりするのだろうが、メーカー直営のオンラインショップであればインストールするアプリを選べるようにして欲しいものだ。その結果、多少値段が上がっても、よりクリーンな環境を選ぶ人はいると思うんだけどね。