富田元治のブログ

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熊本大地震・被災者

2016年07月17日 | 熊本大地震

今日の熊日新聞をスキャンしました。

被災地は3ヶ月前から時間が止まっています。

 

住宅を失った被災者にも格差があります。

新しい住宅を、苦も無く手に入れられる人。

住宅の取得が難しくて、避難所暮らしが続く人。

 

この違いは所得格差です。

所得格差の解消を!! 貧困世帯の解消を!!

政治の力で出来ることです。

 

 

熊本地震・本震から3ヶ月が過ぎ去りました。(熊日新聞のトップをスキャン)

 

熊日新聞をスキャン。被災地の現状。

 

 

ノハナショウブ(7月に阿蘇草原に咲きます)

黄色い花はユウスゲです。

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熊本地震・3ヶ月 №2

2016年07月16日 | 熊本大地震

今日の熊日新聞をスキャンしました。

7月15日現在の地震発生件数、被災状況が載っています。

毎日揺れています。

住宅被災件数も、毎日増えています。(下の表・画像)

罹災証明書の発行が行われているからです。

 

今でも、公園で、テント泊、車中泊の被災者が居られます。

行政は、テント泊、車中泊の被災者数を把握できていません。

下の表は、指定避難所の避難者数です。

 

義援金は数百億円を超えました。

約8割の被災者(住宅の一部損壊被災者)には、義援金の配布もありません。

約8割の被災者は、義援金からも見捨てられました。

弱者切捨ての新自由主義(トリクルダウン)政策の表れです。

 

 

14日現在の被災状況です。(熊日新聞をスキャン)

 

 

15日現在の被災状況です。(熊日新聞をスキャン)

 

 

14日・自宅近くの避難所です。(熊日新聞をスキャン)

 

3ヶ月過ぎても、

軒先避難者、公園のテント泊、車中泊の避難者も居られます。

行政は、これらの避難者数の把握が出来ていません。

9割以上は、3ヶ月前の状態です。時が止まっています。

全壊住宅・大規模半壊住宅の公費解体がやっと始まりました。

何の支援も無い、一部損壊被災者の住宅はブルーシートを被ったままです。

 

公的融資金も無い、65歳以上に貸してくれる金融機関も無い、

無い無いづくしの被災者の自力復興は不可能です。

 

仮説住宅住まいの知人も言っています。

『2年後は仮設住宅を出なければならない。

家を建てる力はまったく無い。アパート家賃を払う力も無い。

2年後はどうすればいいのだろう~? 弱者は切り捨てだな!』 と。

 

壊れた住宅は、建築年数の古い住宅が多いです。

古い住宅=高齢者の住宅です。

高齢者は、住宅を建替える力もありません。

高齢者に、融資してくれる金融機関もありません。

融資してくれる民間金融機関はありませんが、

仮にあったとしても返済力もありません。

自力復興が不可能な高齢者です。

自力復興は不可能ですが、税金は払っています。

 

一部損壊認定の高齢者の住宅は、

あの時から、時が止まったままの状態です。

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格差社会と熊本大地震

2016年07月16日 | 熊本大地震

2001年4月、小泉内閣発足。

小泉純一郎、竹中平蔵が新自由主義政策(トリクルダウン)で格差社会を創りました。

(トリクルダウンとは、富裕層が富めば、庶民にもおこぼれが来ると言う政策です。)

2001年4月~2006年9月の小泉改革で格差社会の基礎が出来ました。

2006年9月から小泉改革を引き継いだ

安倍内閣、福田内閣、麻生内閣で格差社会が完成しました。

2001年4月から2009年9月までのわずか8年半で、格差社会が出来上がったのです。

 

格差社会に気がついた国民は、2009年9月に鳩山内閣に格差社会解消を託しました。

しかし、母親から小遣銭をもらっていることがマスコミにばれ、トップの座を明け渡しました。

(個人的には、親の財産で政治活動をする人は大好きです。)

(自分のお金を使わない枡添都知事より、数千倍もいい政治屋さんです。)

トップを引き継いだ菅、野田の両氏は何を勘違いしたのか、

富裕層から税金を取る事を忘れ、貧乏人から税金を取る事を決めました。

消費税の税率アップです。 消費税率をアップしなくても、

所得税率、相続税率、固定資産税率を小泉改革前に戻すだけで、約7兆円の税収になったのです。

(税金の機能・富の再分配機能を知らなかったのです。)

(先の参議院選挙で、富の再分配と言っていましたが、当時は知らなかったのです。)

 

国民は、市民運動家の政治屋さんに愛想を尽かし、

やはり、日本の名家(エスタブリッシュメント)に、税金を託しました。

権力と税金を握った エスタブリッシュメント(フリーメイソン)は、

国民に不評なトリクルダウン政策をアベノミクスと名前を改めました。

エスタブリシュメントのシンボルマークが日本銀行にもあります。

知らないでしょう~?

 

さて、

小泉改革が見本にした格差社会のアメリカ国民は、

怒りの矛先を黒人、移民に向けています。

銃社会のアメリカでは、銃が乱射される日々が続いています。

 

テロ、クーデター、原因は格差、貧困です。

被災地にいると、格差社会がもろに見えてきます。

日本人の怒りの矛先は~?

 

怒り?? 日本人は自然に癒されているのですね。

怒りを忘れた国民です。

北朝鮮に国民がさらわれてもそのままです。

 

ユウスゲ(阿蘇草原に咲きます。陽が暮れると開花します)

 

はなしのぶ (阿蘇南外輪山に咲きます)

 

 

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熊本地震・3ヶ月

2016年07月15日 | 熊本大地震

熊本地震から3ヶ月が過ぎました。

被災家屋は154,815棟です。(県調べ:最新の情報ではありません。)

内訳は、

全壊・大規模半壊=8,299棟(5,36パーセント)・支援金(公金)、義援金が配布されます。

半壊・25,932棟=支援金(公金)はありませんが、義援金(寄付金)は配布されます。

 

全壊、大規模半壊、半壊は公金で解体してくれます。

建替費用、修理費用の低利融資もあります。

 

 さて、さて、

一部損壊の住宅は120,584棟(77.88パーセント)です。

支援金、義援金、低利融資金、まったく何もありません。

 一部損壊被災者は、自力で復興しなければなりません。

低利融資もありません。

社会福祉協議会が、低所得者(住民税非課税世帯)のみ融資してくれます。

65歳以上の老人には、民間金融機関の融資もありません。

ブルーシートを被ったままの住宅に容赦なく雨が降り注ぎます。

義援金は、77.88パーセントの被災者には届きません。

 

行政は、車中泊、テント泊の被災者数を把握できずにいます。

アベノミクス政策と同じです。弱者は見捨てられます。

 

ヤマアジサイは雨の中に咲きます。

一部損壊被災者は、大雨の中で泣いています。

ブルーシートを被ったまま3ヶ月が過ぎ去りました。

 

 

 

7月13日までに 1885 回も揺れています。

先日は震度1で、住宅が2棟倒れ道路を塞ぎました。

9日には、震度4が熊本市を襲いました。

一部損壊被災者にも、せめて、低利融資金を!!

 

私がトップなら・・・・。怒鳴りますよ!!

『義援金の一部で、一部損壊被災者の住宅修理費用に融資する制度をすぐ創れ。

義援金だ、無利子で良い。困っている被災者にすぐ、融資しろ~!!

義援金で足らなければ、俺が政府と交渉する。

すぐ、一部損壊被災者にたいする融資制度を創れ~!!住宅復興が最優先だ。

一部損壊被災者を見捨てるな~!!』 と。

 

せめて、低利融資制度を創らないと、自力復興が出来ない弱者は救われません。

自力復興が出来ない一部損壊被災者にも、神の手を! 

見捨てられた被災者に、神の手を!

無心論者が、神に頼るようになりました。

今日の新聞にも載っています。

善意の救援金10億円以上が県に贈呈されましたと。

77.88パーセントの被災者には届きません。

義援金が、被災者全員に届くような報道をするマスコミが憎いです。

 

7月の野の花 ノヒメユリ (親指の爪より小さな花です)

実際見ると、大感動です。

 

 

 

昨日の新聞に、厚生労働省調査が載っていました。

【生活が苦しい・58%】の記事です。

こんなの調査しなくても分かる数字ですよ。

 

子供の貧困率は先進諸国で世界最悪の状態です。

6人に1人が貧困です。九州は5人に1人が貧困です。

子供の貧困率? 

これは大人の貧困です。

みんな分かっています。

大人が貧困だから子供が貧困状態なのです。

行政もマスコミもいいかげんです。

 

大地震、大雨、被災者の9割は生活が苦しいですよ。

一部損壊被災者の事をマスコミが報道しますように~!

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熊本地震・届かない義援金

2016年07月13日 | 熊本大地震

被災した知人がいます。

 

一人の知人は、半壊の判定を受け、建て替えることを決断しました。

家賃9万円のみなし仮説に引きこしました。

解体は公金でしてもらいます。

生活支援金(公金)、義援金も受け取りました。

地震保険にも入っていましたので、負担は少なくて済むそうです。

 

 

もう一人の知人は、二次審査も一部損壊の判定でした。

余震が怖くて、とても住めないと建て替えることを決断しました。

自腹でアパートに入居し、自腹で解体し、自腹で建て替えます。

幸い、地震保険に加入していました。もちろん、保険では足りません。

 

知人が言います。

生活支援金も義援金も無い。

貯えを全部吐き出すよ、と。

 

住宅の被害認定は、全壊、大規模半壊、半壊、一部損壊の4段階です。

全壊、大規模半壊には、公金、義援金が支給されます。

もちろん、解体費用も公金でしてくれます。

半壊判定住宅は、解体費用は公金でしてくれますが、支援金の支給はありません。

支援金の支給はありませんが、義援金(善意の寄付金)の支給はあります。

 

一部損壊被災者には、まったく何の支援もありません。

復興から、見捨てられました。

 

昨日の震度1の余震で、益城町で傾いていた家が倒れ、道路をふさぎました。

2箇所も震度1で倒れ、道路を塞ぎました。1900回も揺れると倒れますよ。

見捨てられた一部損壊住宅も、余震の度に壊れています。

 

7月の花 はなしのぶ(阿蘇草原に咲きます)

 

私が総理なら、怒鳴ります!!

『一部損壊被災者に、国民の善意である義援金が届かない?

被災者に、義援金が届かない。そんな、馬鹿なことがあるか!

被災程度によって、義援金を配布しろ!義援金配分委員会は何を考えている。

一部損壊の被災者を見捨てるのか?公金は予算があるが、義援金は国民の善意だ。

被災者に国民の善意が伝わらないぞ!即、義援金を配布しろ!!』

 

 

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