今日の熊日新聞をスキャンしました。
7月15日現在の地震発生件数、被災状況が載っています。
毎日揺れています。
住宅被災件数も、毎日増えています。(下の表・画像)
罹災証明書の発行が行われているからです。
今でも、公園で、テント泊、車中泊の被災者が居られます。
行政は、テント泊、車中泊の被災者数を把握できていません。
下の表は、指定避難所の避難者数です。
義援金は数百億円を超えました。
約8割の被災者(住宅の一部損壊被災者)には、義援金の配布もありません。
約8割の被災者は、義援金からも見捨てられました。
弱者切捨ての新自由主義(トリクルダウン)政策の表れです。
14日現在の被災状況です。(熊日新聞をスキャン)
15日現在の被災状況です。(熊日新聞をスキャン)
14日・自宅近くの避難所です。(熊日新聞をスキャン)
3ヶ月過ぎても、
軒先避難者、公園のテント泊、車中泊の避難者も居られます。
行政は、これらの避難者数の把握が出来ていません。
9割以上は、3ヶ月前の状態です。時が止まっています。
全壊住宅・大規模半壊住宅の公費解体がやっと始まりました。
何の支援も無い、一部損壊被災者の住宅はブルーシートを被ったままです。
公的融資金も無い、65歳以上に貸してくれる金融機関も無い、
無い無いづくしの被災者の自力復興は不可能です。
仮説住宅住まいの知人も言っています。
『2年後は仮設住宅を出なければならない。
家を建てる力はまったく無い。アパート家賃を払う力も無い。
2年後はどうすればいいのだろう~? 弱者は切り捨てだな!』 と。
壊れた住宅は、建築年数の古い住宅が多いです。
古い住宅=高齢者の住宅です。
高齢者は、住宅を建替える力もありません。
高齢者に、融資してくれる金融機関もありません。
融資してくれる民間金融機関はありませんが、
仮にあったとしても返済力もありません。
自力復興が不可能な高齢者です。
自力復興は不可能ですが、税金は払っています。
一部損壊認定の高齢者の住宅は、
あの時から、時が止まったままの状態です。