富田元治のブログ

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熊本地震・届かない義援金

2016年07月13日 | 熊本大地震

被災した知人がいます。

 

一人の知人は、半壊の判定を受け、建て替えることを決断しました。

家賃9万円のみなし仮説に引きこしました。

解体は公金でしてもらいます。

生活支援金(公金)、義援金も受け取りました。

地震保険にも入っていましたので、負担は少なくて済むそうです。

 

 

もう一人の知人は、二次審査も一部損壊の判定でした。

余震が怖くて、とても住めないと建て替えることを決断しました。

自腹でアパートに入居し、自腹で解体し、自腹で建て替えます。

幸い、地震保険に加入していました。もちろん、保険では足りません。

 

知人が言います。

生活支援金も義援金も無い。

貯えを全部吐き出すよ、と。

 

住宅の被害認定は、全壊、大規模半壊、半壊、一部損壊の4段階です。

全壊、大規模半壊には、公金、義援金が支給されます。

もちろん、解体費用も公金でしてくれます。

半壊判定住宅は、解体費用は公金でしてくれますが、支援金の支給はありません。

支援金の支給はありませんが、義援金(善意の寄付金)の支給はあります。

 

一部損壊被災者には、まったく何の支援もありません。

復興から、見捨てられました。

 

昨日の震度1の余震で、益城町で傾いていた家が倒れ、道路をふさぎました。

2箇所も震度1で倒れ、道路を塞ぎました。1900回も揺れると倒れますよ。

見捨てられた一部損壊住宅も、余震の度に壊れています。

 

7月の花 はなしのぶ(阿蘇草原に咲きます)

 

私が総理なら、怒鳴ります!!

『一部損壊被災者に、国民の善意である義援金が届かない?

被災者に、義援金が届かない。そんな、馬鹿なことがあるか!

被災程度によって、義援金を配布しろ!義援金配分委員会は何を考えている。

一部損壊の被災者を見捨てるのか?公金は予算があるが、義援金は国民の善意だ。

被災者に国民の善意が伝わらないぞ!即、義援金を配布しろ!!』

 

 


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