被災した知人がいます。
一人の知人は、半壊の判定を受け、建て替えることを決断しました。
家賃9万円のみなし仮説に引きこしました。
解体は公金でしてもらいます。
生活支援金(公金)、義援金も受け取りました。
地震保険にも入っていましたので、負担は少なくて済むそうです。
もう一人の知人は、二次審査も一部損壊の判定でした。
余震が怖くて、とても住めないと建て替えることを決断しました。
自腹でアパートに入居し、自腹で解体し、自腹で建て替えます。
幸い、地震保険に加入していました。もちろん、保険では足りません。
知人が言います。
生活支援金も義援金も無い。
貯えを全部吐き出すよ、と。
住宅の被害認定は、全壊、大規模半壊、半壊、一部損壊の4段階です。
全壊、大規模半壊には、公金、義援金が支給されます。
もちろん、解体費用も公金でしてくれます。
半壊判定住宅は、解体費用は公金でしてくれますが、支援金の支給はありません。
支援金の支給はありませんが、義援金(善意の寄付金)の支給はあります。
一部損壊被災者には、まったく何の支援もありません。
復興から、見捨てられました。
昨日の震度1の余震で、益城町で傾いていた家が倒れ、道路をふさぎました。
2箇所も震度1で倒れ、道路を塞ぎました。1900回も揺れると倒れますよ。
見捨てられた一部損壊住宅も、余震の度に壊れています。
7月の花 はなしのぶ(阿蘇草原に咲きます)
私が総理なら、怒鳴ります!!
『一部損壊被災者に、国民の善意である義援金が届かない?
被災者に、義援金が届かない。そんな、馬鹿なことがあるか!
被災程度によって、義援金を配布しろ!義援金配分委員会は何を考えている。
一部損壊の被災者を見捨てるのか?公金は予算があるが、義援金は国民の善意だ。
被災者に国民の善意が伝わらないぞ!即、義援金を配布しろ!!』