「安らかに眠って下さい 過ちは 繰り返しませんから」
広島平和公園の碑文にはこう刻まれています。
広島平和公園の碑文にはこう刻まれています。
自民党の西田昌司参院議員が、
「アメリカが碑文の文章を発するのならわかりますよ。
日本人がその文章を発しているんだということを考えると、どうなりますか。
「アメリカが碑文の文章を発するのならわかりますよ。
日本人がその文章を発しているんだということを考えると、どうなりますか。
意味は全然、180度変わってしまう」と述べた。
広島市は公式サイトで「すべての人びとが原爆犠牲者の冥福を祈り、
広島市は公式サイトで「すべての人びとが原爆犠牲者の冥福を祈り、
戦争という過ちを再び繰り返さないことを誓う言葉」と碑文の趣旨を解説する。
松井広島市長は会見で市の見解を説明し
松井広島市長は会見で市の見解を説明し
「誰が言っているのか明らかにされていないというのは、誤解している」と述べた。
その上で「西田議員にはぜひ本市に来て、被爆の実相に触れていただく。
必要であれば碑文の趣旨もしっかりと説明しますので理解を深めていただきたい」
と話した。
慰霊碑は1952年に建てられ、碑文は広島大の故・雑賀忠義教授が考案した。
碑文の主語を巡っては論争が続き、70年に当時の山田節男市長が
碑文の主語を巡っては論争が続き、70年に当時の山田節男市長が
「碑文の主語は『世界人類』であり、
人類全体への警告、戒めである」との見解を示した。
人類全体への警告、戒めである」との見解を示した。
だが、その後も碑にペンキをかけられたり、
右翼団体構成員が碑文を傷つけたりする事件が起きている。
== 2025/05/14 朝日新聞 柳川迅 ==
== 2025/05/14 朝日新聞 柳川迅 ==
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「安らかに眠って下さい 過ちは 繰り返しませんから」
広島平和公園の碑文にはこう刻まれています。


誓いの言葉の主語は誰ですか?
原子爆弾を落としたのは誰ですか?
原子爆弾を落としたのは何処の国ですか?
さてさて、誓いの言葉の主語は、
「全世界の人々でなくてはならない」:広島市の公式見解だそうです。
原子爆弾を落としたのは誰ですか?
原子爆弾を落としたのは何処の国ですか?
さてさて、誓いの言葉の主語は、
「全世界の人々でなくてはならない」:広島市の公式見解だそうです。

東京裁判でただ一人の国際法の専門家判事・パール判事。
東京裁判で、国際法に照らし合わせて全員無罪の判決文を書きました。
東京裁判では、全く無視され公表もされませんでした。
昭和27年11月6日、広島でのパール判事の講演から以下抜粋。
私は昭和3年から、昭和20年までの18年の歴史を2年8ヶ月かかって調べた。
とても普通では求められないような各方面の貴重な資料を集めて研究した。
この中には、おそらく日本人の知らない問題もある。
それを私は判決文のなかに綴った。
この私の歴史を読めば、欧米こそが憎むべきアジア侵略の張本人であることが判るはずだ。
しかるに日本の多くの知識人は、ほとんどそれを読んでいない。
そして、自らの子弟に 『日本は犯罪を犯したのだ。』
『日本は侵略の暴挙をあえてしたのだ。』と教えている。
満州事変から大東亜戦争にいたる真実の歴史を、
どうか私の判決文を通して、十分に研究していただきたい。
日本の子弟がゆがめられた罪悪観を背負って、
卑屈、退廃に流れてゆくのを私は見過ごして、
平然たるわけにはいかない。
誤られた彼らの戦時宣伝の欺瞞を払拭せよ。
誤られた歴史は書きかえられねばならぬ。
(昭和27年11月6日 広島高等裁判所でのパール判事の言葉)