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神宮外苑①再開発によって“神宮の森”大伐採・超高層ホテル建設による環境破壊/少数派

2023年04月13日 | 環境・海洋プラ
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/環境・海洋プラ
神宮外苑①再開発によって“神宮の森”大伐採・超高層ホテル建設による環境破壊

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■守ってきた“神聖な森”も“スポーツの伝統”も業者の儲けのために縮小・変貌の憂き目
Nharu 多くの都民、スポーツ界、環境団体、ユネスコ諮問機関である日本イコモス国内委員会、生前の坂本龍一氏などが大反対する中、明治神宮外苑に190m級の超高層ビル2棟を含むホテルやレジャー施設4棟の建設を行う再開発が行われようとしている。それに伴い樹齢100年を越す巨木を含む3000本が一旦伐採され、景観や環境を台無しにする。紅葉に色づく、外苑銀杏並木が一部枯れることも確実視されている。イメージ図のように現在ある神宮球場と秩父宮ラグビー場が取り壊され、場所を入れ替え規模を縮小し建てられる。その代わりに、高層ホテルやレジャー施設を増やすなど28ヘクタールにも及ぶ大規模な再開発で、100年以上に渡り守り続けてきた緑豊か・神聖な“神宮の森”が、かなり消えゆく計画だ。2036年の完成を予定している。事業者は三井不動産・明治神宮・JSC(日本スポーツ振興センター)・伊藤忠商事の4者で、23年2月に都が工事を認可した。投稿者は、東京を代表する“緑化保全”の場所に、よりによってレジャー施設を建てることは邪悪とさえ思っており、これでは神宮の森は長い年月を経て枯れ果てるのは必至で大反対する。投稿者は昨年22年夏に知ったが、旧統一教会・国葬の投稿にかまけて、本投稿が今日に至ったことを反省する。

Nharu 言わば元締めの都は業者と結託し、できるだけ都民やメディアに漏れないような方法で計画をすすめた(昨夏、そっと原案発表)。今回発表されたのは、かなり計画が詰まってからで悪意を持つ。小池都知事は、東京五輪では過剰とも思える豪華施設の建設を推進、水鳥や樹木の宝庫・葛西臨海公園さえもつぶそうとした。過去には関係者との約束を反故にさせて、5000億円以上を掛けた豊洲市場へ強引な移転を行った。一連の行為から、知事は環境破壊・歴史的価値の破壊の人物で、都民との融和を考えぬ強引なやり方で反対の声を封じ込めてきた。他方、事業者の1人である明治神宮は先人の伝統ある“神宮の森”の保全、環境、森の重要性も考えない姿勢は許されない。JSCにしても、球場とラグビー場の規模縮小計画に賛成したことは、ここでもアスリートファーストを無視している。伐採の規模、両競技場の縮小計画の詳細、ファンや元ラガーマンの反対意見は後号でお伝えする。要は樹木を大幅に伐採し競技場を縮小し、ホテルやレジャー施設に作り替えようとしているのだ。それは都をカシラに業者の金儲けのためで、都民にとって大事な神宮の森が変貌させられる。

Sankoub
次号/神宮外苑②松尾貴史氏コラム◇小池都知事は環境保護に本気じゃなかった!再開発は強気!

Ntopkeiji

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