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官房「政策推進費」は領収書要らず、毎年度末の3月に急増・必ず使い切る不思議/少数派

2021年10月18日 | 政治情勢1
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/政治情勢(赤旗だより)
官房「政策推進費」は領収書要らず、毎年度末の3月に急増・必ず使い切る不思議

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緊急事態宣言に同調し投稿を控えていたため、投稿日と記事の日時・状況と整合性がありません。

■「官房機密費」菅官房長官時87億円、加藤長官も6.7億円が領収者不要の支出
投稿はしんぶん赤旗を活用しております/加藤勝信官房長官が、菅義偉政権が発足した昨年20年9月に官房長官となってから、今年3月末までに7億円超の内閣官房機密費(報償費)を支出したことが分かりました。このうち6億6800万円(93%)が、長官が自由に使える領収書不要の「政策推進費」でした。本紙が入手した情報公開資料で判明したもの。その手法からは3月に多額の「政策推進費」を使う点など、前任の官房長官だった菅首相との共通点がみえてきました。官房機密費は会計検査院にも支出先を明らかにしない“使途秘匿金”です。機密費には、3類型(図参照)があります。このうち「政策推進費」は、官房長官に渡した時点で“支出完了”となります。加藤氏しか使い道を知らない最もヤミ金の要素が大きい金です。

加藤氏は昨年9月16日に官房長官に就任。菅氏が「政策推進費」の金庫に残した4200万円を同月中に使い切ったのを皮切りに、毎月9000万円前後を支出しています。今年3月には毎月の2倍にのぼる1億8630万円を「政策推進費」で支出していました。年度中に使い切れずに国庫に返納した機密費はわずか13万円。金庫をほとんど空にするまで、支出していました。こうした手法は菅首相の官房長官時代とそっくりです。菅氏は毎年、3月に多額の「政策推進費」を支出。その結果、国庫に返したのは8年度分を合計しても計40万5000円(2012年度~19年度)にすぎません。
投稿者補足/図表にはありませんが、菅長官下の2013~20年の約8年間で、毎年約11億円、計87億円が支払われた。ほぼ全てが、領収書不要の費用に充てられた。

■本来の目的外の自民党選挙対策・マスコミ対策など党利党略に使われてきた疑惑
加藤氏は機密費について「その都度の判断で機動的に使用する経費」と述べています。政治資金の問題に詳しい浦野広明税理士は「『機動的に』使うといいながら、毎年3月に支出が増えるのは明らかにおかしい。『政策推進費』が必要な場面が3月に集中するとでもいうのだろうか。しかも、官房機密費の予算枠ぎりぎりに使うというのは、狙ってやらないとできない。目的外の支出、私的流用をしている疑いがある」と指摘します。

しんぶん赤旗の複製可能範囲内において、投稿者によって一部割愛や
それに伴う接続文章等の修正・タイトル付けを行いました。


投稿者からのひと言/上脇博之・神戸学院大学教授や市民団体が、「官房機密費」の開示を求めて訴訟を起こしている。いくら機密費とはいえ、領収者が要らなければ不正が発生するのは当然だ。金の動きを見れば、不自然なことが分かる。本来の目的以外の自民党の選挙対策やマスコミ対策、国会議員や官僚、ジャーナリスト、評論家に金を配っている疑惑は拭い去れない。怪しい動きは菅官房長官時から言われ、毎月8000~9000万円が「平均的」に使われ、年度末の「3月になると急激に増える」。本文の通り毎年の予算額ギリギリまで使われ、年度末残高はわずか。極めて、”摩訶不思議”な流れだ。本来なら拉致家族帰還のための北朝鮮工作や国際的な人質対策などに使われるべき。そうであれば月々乱高下があって然り、あるいは赤字や多額に残ることが正常だ。要は卑しい”税金のつまみ食い”で、自民党の活動、選挙費用、飲み食いなど私用(私物化)に使われていることが濃厚と言われる。ただでさえ、与党有利・野党不利の選挙状況をさらに悪化させる。ぜひ裁判を勝ち取り、開示まで詰めて欲しい。

Sankoub
松尾貴史氏コラム◇使途不明な官房機密費の廃止または開示請求義務の決まりを作れ

Akahatatop

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