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維新遂に本性現す・馬場代表「第2自民党」表明、暴論「共産党はなくなればいい」/少数派

2023年07月26日 | 政治情勢2
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/政治情勢
維新遂に本性現す・馬場代表「第2自民党」表明、暴論「共産党はなくなればいい」

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■実態は自民党とべったり体質であることを自ら表明した(化けの皮がはがれた)
メディア記事総括/日本維新の会の馬場代表は、7月23日のネット番組で「第2自民党でいい」、「立憲民主党がいても日本はよくならない」「共産党はなくなったらいい」と発言。「第1自民党(現自民党)、第2自民党が改革合戦でどんどん改革をやって、国家国民のためになることを競い合う。それが政治をよくすることにつながる」と主張。それに対し立憲党の泉健太代表は、「党名を『第2自民党』に変えれば、より分かりやすい。自民党をサポートするということであれば、選挙協力はしようがない」と述べた。一方、共産党の小池晃書記局長は、「他の党を批判する権利はどの党にもある。しかし、存在そのものを否定するのは民主主義を根本から否定する暴論」と述べ、両党は厳しく反論。発言の撤回を求めた。

ここから投稿者の文章/遂に、『維新の本性』を現す発言だった。投稿者はかねてから、かつ何度も「維新は“身を切る改革”の仮面を被った、自民党以上の右翼的な考え方だ」と書いてきた。第2自民党に党名変更?を自ら言い出すとは、もはや党として体(てい)を為していない。“自民党との対決”を国民、特に関西圏の有権者に見せながら、実態は自民党とべったり体質であることを自ら表明した(化けの皮がはがれた)。共産党の小池氏が、「自民党馬場派」と揶揄したことに納得いく(笑った)。ラジオのニュースを聴いていたら、維新支持者は「がっかり感」に留まらず、「維新離れ」を示す人も多かった。このところの維新躍進で、馬場氏も調子に乗って(悪乗り)傲慢さが出たのであろう。代表(党首)の地位でありながら、こうした発言は重い。この失態の結果、維新が失うものは大きい。

■維新の根本思想はナチスドイツや大政翼賛会と同じ、躍進させれば日本は傾く
投稿者の立場から、小池氏の反論に注目したい。「(他の党を批判する権利はどの党にもある。しかし存在そのものを否定するのは民主主義の否定だ~)。こういう発言は、やっぱり断じて許すわけにはいかない。断固抗議して撤回を求めたい。民主主義の根本は、お互いの違いは認め合いつつ、お互いの発言、発信はそれぞれ尊重という(ことが)当然の原理。(仏の哲学者のヴォルテールが「あなたの意見には反対だけども、あなたがそれを主張する権利は命を懸けて守る」と言ったと残されているが、それが民主主義の考え方。馬場代表の発言は民主主義を根本から否定する暴論だ」。投稿者が強調したいのは2つあり、まず共産党組織が単独であるのではなく、必ず有権者が伴っていることを馬場氏は忘れている。直近の22年7月の参院選(投票率52.05%)では、維新の半分以下ながら共産党は比例361万票(得票率6.8%)を獲得している。投票に行かなかった人を含めばかなりの人が支持しているが、それらを完全に抹殺した言い方だ。

2つめ、言い換えれば馬場氏の考え方は、麻生自民党副総裁や杉田水脈議員、やまゆり園の知的障害者19人を殺した犯人のように「優生思想」に基づいている。障害者や子供を産まない(産めない)方は価値がないと決めつけ存在そのものを否定する、自分にとって不都合な人間や組織を容赦なく斬り捨てる考え方だ。維新そのものが多様性と言いながら、様々な考え方の政党や意見を完全に排除する姿勢だ。ナチスドイツ(麻生氏は絶大支持)と日本の戦前政治(大政翼賛会)は、“他党の存在を認めない”ところから始まった歴史がある。つまり維新は口で言っていること(政策アピール)と、本性はまるで違う。だから維新の思想は怖いのだ、第1自民党以上だ。吉村大阪知事LOVEやムードで維新を支持する方は、ここを見極めないでこのまま無責任に躍進させれば民主主義と私達の生活は傾く!

Ntopkeiji

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