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統一教会12|統一教会は安倍元首相にも選挙支援・安倍氏は教会関係者を桜を見る会に招待していた/少数派

2022年08月31日 | 政治情勢2
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/政治情勢
統一教会12|統一教会は安倍元首相にも選挙支援・安倍氏は教会関係者を桜を見る会に招待していた

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■自民党と統一教会の関係は全国的・組織的規模で繋がっている・個人的な関係ではない
まず投稿者の文章/岸田首相や自民党幹部は、統一教会との関係は「党」ではなく「議員個人」との問題だと発言した。それは全くの詭弁で、統一教会のトップが発言しているように「自民党と統一教会」は、半世紀以上の長い時間を掛けて、”相互協力”的な関係が築かれていたのだ。しんぶん赤旗のスクープのように、統一教会関係者が安倍首相(現役時)の地元事務所にまで出入りし、選挙支援していた。安倍氏なら支援を受けなくても堂々と勝てるが、そうした次元を越えて自民党の大多数の議員・候補者の各事務所に入り選挙協力をしていたのだ。だから安部元首相は臆面もなく、統一教会の大本の世界平和統一家庭連合の韓鶴子総裁にビデオメッセージを贈った。また安倍首相時代、国政の私物化といわれたあの「桜を見る会」に、首相枠で統一教会幹部を招待していた。自民党と統一教会は、組織的な”底なしのズブズブ関係”と言える。岸田首相は、過日の内閣改造で目を逸らそうとしたが、それどころの話ではない。霊感商法による被害の実態は、1兆円以上と言われている。それらに蓋をして、今まであらゆる国政選挙・地方選挙に統一教会を利用したことは許されない。
※日本共産党は「統一協会」と表示している。もともと「世界基督教統一神霊協会」が韓国で設立。2015年に「世界平和統一家族連合」に変更された。見解は、霊感商法や集団結婚式などで社会的批判を浴びてきたカルト集団であることに変わりないため。そもそも宗教団体とは見ていないので、「教会」ではなく「協会」としている。

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■統一協会の関係者が安倍元首相の地元事務所に出入りし選挙活動に従事していた
投稿はしんぶん赤旗を活用しております/統一協会の関係者が安倍元首相の地元事務所に出入りし、選挙活動に従事していた―。安倍事務所関係者などが、衝撃の証言をしました。一方、安倍氏主催の「桜を見る会」に、統一協会関係者が招待されていたことも判明した。なぜ招待されたのか、岸田政権は国民に明らかにすべきです。「安倍さんが首相になる前から、山口・下関の地元事務所には統一協会の関係者が出入りしていた。選挙になると、関連団体を名乗る30~40代の女性が数人、事務所に来て、有権者に投票を呼び掛ける電話作戦などを熱心にやっていた。女性たちは安倍晋三後援会が主催する『新春の集い』にも来ていた」。安倍事務所の内情に詳しい関係者の衝撃証言です。下関市の自民党関係者も断言します。「『日韓トンネル研究会』や『世界平和連合』などの統一協会の関係団体を名乗り、統一協会関係者が安倍事務所に出入りしていた。”恩を売る”ためだよ」。

統一協会から選挙支援の”恩”を受けていたのは、安倍氏だけではありません。安倍氏の父・晋太郎氏は、自民党幹事長在任中の1988年2月19日、東京都内で開かれた国際勝共連合主催の「新春の集い」に出席しています。国際勝共連合は統一協会と一体の右翼団体。出席した理由についた晋太郎氏周辺が語った内容が報じられています。「日頃各種選挙でお世話になっているので、そのお礼の意味をこめて出席した」(当時の朝日新聞掲載)。安倍元首相の実弟・岸信夫(前)防衛相も7月26日の記者会見で「統一協会の方と付き合いもあるし、選挙の際にも手伝ってもらっている」と認めています。安倍氏にとって統一協会からの”選挙支援”は特別の意味を持っていました。自民党閣僚経験者は語ります。「安倍政権が長期政権になった1つの理由は、6回の国政選挙で勝ったことだ。統一協会の人たちは、選挙を一生懸命手伝ってくれ、しかも一定のまとまった票も持っている。安倍さんにとっては魅力だったろう」。

■安倍首相時・統一協会の関連団体幹部を「桜を見る会」に招待、関係の深さを物語る
21年9月、統一協会の関連団体「天宙平和連合(UPF)」主催のオンライン集会に安部元首相がビデオメッセージを贈り、韓鶴子(ハンハクチャ)総裁を天まで持ち上げました(既号の通り)。それに対しUPFジャパンの梶栗正義議長(国際勝共連合会長)が、信者らに明かしました。「8年弱の政権下にあって6度の国政選挙において、私たちが示した誠意というものも、ちゃんと(安倍氏)本人が記憶していた」。梶栗氏は、「この信頼関係が、いったいどうやってできてきたのか。一朝一夕の話ではないんです」と語る。「安倍氏と会食した際、安倍氏の祖父の岸信介元首相や父の晋太郎元外相と教団幹部の写真を持参し、『3代のお付き合いだ』『3代の因縁である』とお見せした」と述べる。梶栗氏の発言は、安倍氏と統一協会との関係の深さを物語っています。余談ながら、「安倍氏以外にも首相経験者3人にもアプローチした。しかし、この3人からはソッポを向かれた。『UPFと言ったって、そんなの家庭連合の宗教団体のフロント組織でしょう?』と言われた」ことを漏らした。
投稿者補足/家庭連合=統一協会の大本の世界平和統一家庭連合。フロント組織=非合法組織などが自らの関与を隠しながら公然と活動するために設ける組織。偽装組織。安部元首相とは異なり、見識のある首相もいた。

安倍氏側からの統一協会への”恩”の見返りは、それだけではない疑いが出てきました。安倍氏が首相時代に主催していた「桜を見る会」。ここに統一協会関係者が招待されていました。統一協会のダミー団体「世界戦略総合研究所」の小林幸司事務局長(当時は事務局次長)です。小林氏は自身のフェイスブックに、2013年から16年の「桜を見る会」に参加したことを招待状などの写真とともに投稿していました。桜を見る会になぜ、反社会的団体である統一協会のダミー団体の幹部が招待されたのか―。統一協会の関係者を招待したということになれば、首相自身が統一協会に”お墨付き”を与えたことになります。「桜を見る会」の招待には、首相枠があったことも国会で明らかになっています。小林氏がどのような枠で招待されたのか。岸田政権は調査し、国民に説明する責任があります。

Sankoub
次号/統一教会13|紀藤弁護士報告◇霊感商法被害1兆円超・被害者は家族含め100万人超
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Akahatatop

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