元祖三密が存在し真言宗の教え「身密・口密・意密」、新々三密は習近平（集・近・閉）／少数派

　少数派シリーズ　特設｜新型コロナウイルス ＶＯＬ．６７
元祖三密が存在し真言宗の教え「身密・口密・意密」、新々三密は習近平（集・近・閉）



■インド密教による正しい行い・正しい言葉・正しい心を心掛けるための修行
現・三密（正しくは新・三密）は説明する必要もありませんが、実は「三密」には“元祖”があり、それが真言宗の教えの「身密・口密・意密」だそうです。投稿者はＴＢＳラジオの「森本毅郎スタンバイ」を聴いていたら、東京新聞の記事が紹介され、初めて元祖の三密を知った次第です。その説明によると、都民に人気がある高尾山（東京・八王子市）の中腹、高尾山駅から徒歩１０分の所に、「三密の道」なるものがあり、５４段の石段、その先には釈迦の遺骨を納めているとされる仏舎利塔がそびえています。三密の道という名称でも観光客は少なく、人の密集はなく、当然、密閉空間でもないのです（笑）。

「身密・口密・・・」の文字面（づら）だけを追っていくと怪しい？と思われますが、インド密教によるもので日本では真言宗に伝わる「三つの密」です。「身密（しんみつ）」 「口密（くみつ）」 「意密（いみつ）」と読みます。下記の意味を心掛けるための修行とされています。
「身密 （しんみつ）」　　正しい行い
「口密 （くみつ）」　　正しい言葉
「意密 （いみつ）」　　正しい心

是非、あの方に聞かせてあげたい言葉です。誰って？あの方ですよ。いつもアベノマスクをしている方。新型コロナ対策に失敗して、苦労されてます。国民に対し、正しい行い・正しい言葉・正しい心で、接して欲しいですね。ちょっと三密の脇道に、逸れてしまいました。

■宗教的意味を持つ元祖の三密は新型コロナの対応にも活かせる言葉に
高尾山薬王院の法務部長、堀江承豊さん（６１）の解説によると、新型コロナ騒動で「宗教的な意味と異なる『三密』が広まってしまった」と苦笑します。しかし「本来の教え」を、今の生活に活かすこともできるとも語っていました。
身密　正しい行い　＝　「感染する恐れがある行為は行わない」　
口密　正しい言葉　＝　「感染者や医療従事者らへの誹謗中傷を行わない」
意密　正しい心　＝　「周囲の人にいたわりの心を持つ」
堀江さんによると、気持ちがすさみがちな今だからこそ、本来の「三密を意識することが大切なのではないでしょうか」と訴えます。確かに仏教用語ですが、現在の新型コロナの現状に照らし合わせても通用する言葉ですね。

この放送（実際は新聞記事）を聴くまで、「三密」（３密）に対して、何の疑いもなく新型コロナウイルス対策としての造語・新語だと思っていました。まさかと思い広辞苑を開いてみたら、何と上記の意味で『さんみつ』は掲載されていました。
［仏（仏教用語）］ 密教で、仏の身・口・意の働き。
投稿者補足／もし１０年後に広辞苑が改版されるとしたら、上記を①とし、新型コロナの三密の使い方を②として追加されるのではないでしょうか。何度も申し上げたように、広辞苑は①②・・・として、言葉の意味が変化していく年代順に掲載されます。なお知るのが遅かったのですが、ネット上では新々三密として『習近平』（しゅう・きん・ぺい）が挙げられています。「集・近・閉」の意味です。なお対中問題に影響しないように、お使い下さい（笑）。

ＴＢＳラジオの「森本毅郎スタンバイ」は平日・月～金、朝６：３０～８：３０の帯番組で、ＭＣは元ＮＨＫアナの森本毅郎（たけろう）氏、アシスタントが、長年、故・永六輔氏の番組でタッグを組んだ遠藤泰子氏です。政権批判、真っ当な評価をする番組で、投稿者は毎朝、あるいはＰＣで聴き逃しサービスを聴いています。政治や経済に限らずブログ投稿の材料になり、結構、参考にしております。

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「ｒａｄｉｋｏ」　タイムフリー・エリアフリー　
「ＴＢＳラジオ森本毅郎スタンバイ」
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