クルーズ船対応医師をバイ菌扱い・いじめ、でも批判されるべきは政府と厚労省の無能／少数派

　少数派シリーズ　特設｜新型コロナウイルス ＶＯＬ．２
クルーズ船対応医師をバイ菌扱い・いじめ、でも批判されるべきは政府と厚労省の無能

　船名不明

新型コロナウイルスが蔓延した、ダイヤモンド・プリンセス号
その船内で自分の命を危険にさらしても、必死に乗客に対応した医師達に向けて
驚くべきことに、その勤務先の病院医療者から「感染源」と言われたり、
バイ菌扱いされ、職場へ「立ち入り禁止」されるなど
相当な「いじめ」を受けているという

批判されるのはけっして彼等ではなく、
後手後手の対応をした政府・厚労省に向けるべきだ
安倍内閣には、コロナウイルス感染防止への意欲が見られない
感染拡大の“感染源”（おおもと）は、まさにここにある

　◇

限られた医療の世界なのに、
クルーズ船の現場に派遣されたことが伝わらず、当該医師が抜けたことにより
上司から人手不足になったことを責められ、謝罪も要求された

またＤＭＡＴと呼ばれる災害派遣医療チームの医師が
船内の乗客への対応をしていただけで、発症もしていないのに
その子供が通う幼稚園や保育園では登園自粛要請があり、いじめにも繫がりかねない

福島原発事故でもそうだったが、矛先を無関係な弱者に向ける
医療関係者でありながら、バイ菌とウイルスの違いも分からないとはお笑い者だ
いじめる人間は、どんなケースでもレベルが低い

神戸赤十字病院では、マスク６０００枚が盗まれ
この事件とは無関係ながら、一時期、フリマサイトではマスクが１０倍の価格で売られていた

いつからか日本には偏見・やましい人間が増殖
弱者を攻撃したり、人が困っていることをなぜ金儲けに利用するのか
平成の３０年間に、日本人は相当、劣化した
その原因は、政治・官僚の堕落、経済優先政策・貧困拡大無視が大きく影響する

　◇

話を戻すが、クルーズ船内の対応に批判があったが
日本災害医学会は、もしこうした活動がなされていなかった場合、
より多くの乗客・乗員が重症化し、人命が失われた可能性が高いと指摘する

厚労省は、“御用医学者”（取り巻き）の意向のみを鵜呑みにした無能ぶり、
疫学的な検知や感染症の広い視野から見た対処がなされないから、感染が拡大した

“安倍内閣の回し者” 田崎史郎氏を情報番組に出させるメディアも情けない
政府の代弁・対処の失敗を隠し擁護をする人間を無差別に出して
意図的に誤った情報を垂れ流せば、これも感染拡大の原因になる
本人は当然、氏を重用するメディアも罪は重い（特にＴＢＳひるおび）

現場は必死でも、安倍首相や政府の対策会議に小泉大臣ら３閣僚がさぼり
自分の後援会の新年会に行っていたなど、やる気のなさは酷過ぎる
繰り返すが、感染拡大の最大原因は「安倍首相のやる気のなさ」にある


次号／３・アベ君！アベノミクス・消費税１０％の失敗をウイルス感染のせいにできるね
前号／１－３・無責任！小泉・萩生田・森大臣、コロナ会議をさぼり後援会の新年会などに出席

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