少数派シリーズ/政治情勢
国葬10|世論調査・国葬「よくなかった」が大幅に上回る、評論家:自衛隊が目立った
■「国葬が終わっても反対②」岸田内閣の支持率続落、国葬で却って足下をすくわれる
投稿者の「国葬が終わっても反対」の2回目は、「国葬」が終わり世論調査全てが不評、評論家の批判多出、岸田内閣の支持率が続落したことを伝える。岸田首相は拙速に内閣改造を行い失敗、今度は国葬を足掛かりにして政権の浮揚を狙ったが、却って足下をすくわれる結果となった。下記の通り、朝日新聞、読売新聞、JNNとも内閣支持率が下がり、頼みの綱とした国葬についても「よくなかった」「評価しない」が大きく上回った。岸田首相と自民党は、国葬に対し今国会の追及と検証を受け、積極的に対応することが求められる。基本的なこととして統一教会と厳しく決別、ゼロからの反省を行う、被害者救済、防止策を講じる、ここまでやらねば正常復帰は難しいだろう。いやいや国民を始め、なかでも自民党支持者は30年間もこんな自民党に騙され続けたダメージは深く、回復は困難と思われる。エリザベス女王の国葬は英国を1つにし、安部元首相の国葬は日本を2つに分断してしまった。岸田首相の政治的判断の誤りは、計り知れない。
▽朝日新聞 10/1-2実施
国葬 評価する35% 評価しない59% 内閣支持率 支持40%(前回比-7ポイント) 不支持 50%(+3)
▽読売新聞 10/1-2実施
国葬 よいと思う41% よいと思わない54% 内閣支持率 支持45%(-7) 不支持46%(+5)
▽JNN 10/2発表
国葬 良かった42% 良くなかった54% 内閣支持率 支持42.7%(-5.4) 不支持53.9%(+5.6)
■政府の主張を丸飲みしてそのまま放送を流し続けたTV局は大問題だ
国葬の論評は賛否相当数が出ているので、下記記事の通り放送作家とTV局記者のコメントに絞り、TV放送がどう伝えたかを掲載する。メディアとして、政府の主張を丸飲みしてそのまま放送を流し続けたことを、大問題だと主張している。投稿者も、フジテレビの長時間に渡る放送、安倍氏の美化・礼賛は異常としか言えない。一方、各局がこれほど放送を垂れ流したにも関わらず、評価する声が高まらなかったのは、やはり国民の大半が国葬を望んでいなかった証拠だ。国民の声を無視した岸田首相は、思い知ったことだろう。安倍・菅氏しか、「聞く力」を発揮しなかったことは明白だ。政府とズブズブの関係にあるフジテレビは社長の大号令で特番を組んだが、視聴率はキー局のうち最低だった。笑ってしまうのは、意地で中継せず同時間帯に映画を放送したテレビ東京を、わずか0.1ポイント上回ったに過ぎない。なお感動を呼んだとされる菅前首相の弔辞・山県有朋の件(くだり)は、自民党議員によるとうんざりするほどの多用(コピペ流用・二番煎じ)だったことが明らかになった。従って、シチュエーションも嘘だったことになる。次号でお伝えする。
どちらも、しんぶん赤旗より
次号/国葬11|菅元首相の弔辞は感動どころか国会・国民無視のとんでもない内容だった!
前号/国葬9|安部元首相の国葬式次から見えてきた美化礼賛、公私混同、戦前思考の出鱈目さ
国葬10|世論調査・国葬「よくなかった」が大幅に上回る、評論家:自衛隊が目立った
■「国葬が終わっても反対②」岸田内閣の支持率続落、国葬で却って足下をすくわれる
投稿者の「国葬が終わっても反対」の2回目は、「国葬」が終わり世論調査全てが不評、評論家の批判多出、岸田内閣の支持率が続落したことを伝える。岸田首相は拙速に内閣改造を行い失敗、今度は国葬を足掛かりにして政権の浮揚を狙ったが、却って足下をすくわれる結果となった。下記の通り、朝日新聞、読売新聞、JNNとも内閣支持率が下がり、頼みの綱とした国葬についても「よくなかった」「評価しない」が大きく上回った。岸田首相と自民党は、国葬に対し今国会の追及と検証を受け、積極的に対応することが求められる。基本的なこととして統一教会と厳しく決別、ゼロからの反省を行う、被害者救済、防止策を講じる、ここまでやらねば正常復帰は難しいだろう。いやいや国民を始め、なかでも自民党支持者は30年間もこんな自民党に騙され続けたダメージは深く、回復は困難と思われる。エリザベス女王の国葬は英国を1つにし、安部元首相の国葬は日本を2つに分断してしまった。岸田首相の政治的判断の誤りは、計り知れない。
▽朝日新聞 10/1-2実施
国葬 評価する35% 評価しない59% 内閣支持率 支持40%(前回比-7ポイント) 不支持 50%(+3)
▽読売新聞 10/1-2実施
国葬 よいと思う41% よいと思わない54% 内閣支持率 支持45%(-7) 不支持46%(+5)
▽JNN 10/2発表
国葬 良かった42% 良くなかった54% 内閣支持率 支持42.7%(-5.4) 不支持53.9%(+5.6)
■政府の主張を丸飲みしてそのまま放送を流し続けたTV局は大問題だ
国葬の論評は賛否相当数が出ているので、下記記事の通り放送作家とTV局記者のコメントに絞り、TV放送がどう伝えたかを掲載する。メディアとして、政府の主張を丸飲みしてそのまま放送を流し続けたことを、大問題だと主張している。投稿者も、フジテレビの長時間に渡る放送、安倍氏の美化・礼賛は異常としか言えない。一方、各局がこれほど放送を垂れ流したにも関わらず、評価する声が高まらなかったのは、やはり国民の大半が国葬を望んでいなかった証拠だ。国民の声を無視した岸田首相は、思い知ったことだろう。安倍・菅氏しか、「聞く力」を発揮しなかったことは明白だ。政府とズブズブの関係にあるフジテレビは社長の大号令で特番を組んだが、視聴率はキー局のうち最低だった。笑ってしまうのは、意地で中継せず同時間帯に映画を放送したテレビ東京を、わずか0.1ポイント上回ったに過ぎない。なお感動を呼んだとされる菅前首相の弔辞・山県有朋の件(くだり)は、自民党議員によるとうんざりするほどの多用(コピペ流用・二番煎じ)だったことが明らかになった。従って、シチュエーションも嘘だったことになる。次号でお伝えする。
どちらも、しんぶん赤旗より
次号/国葬11|菅元首相の弔辞は感動どころか国会・国民無視のとんでもない内容だった!
前号/国葬9|安部元首相の国葬式次から見えてきた美化礼賛、公私混同、戦前思考の出鱈目さ