食品のカラクリと暮らしの裏側

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名の由来|ティラミス|ティラミスの言葉には「H」な意味(イタリア語:私を満足させて)が含まれていた

2023年01月13日 | 食べ物の名を知る
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ/食べ物の名を知る
名の由来|ティラミス|ティラミスの言葉には「H」な意味(イタリア語:私を満足させて)が含まれていた

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◆頑張れ・私を元気づけて、さらに言葉が発展し夜を満足させる意味も
バブルの終わり1990年代初め、イタリア発祥のデザート「ティラミス」が日本で大ブームになりました。週刊誌は、連日、「イタリアンデザートの女王」 「都会的な女性は、おいしいティラミスを食べさせる店すべてを知らなければならない」などと煽りました。ティラミス専門店が、続々と生まれた時代でした。若い女性はティラミスに飛びつきましたが、実はティラミスという言葉には「Hな意味」があったのです。ティラミスはイタリア語で、「引っ張り上げる」です。転じて、「頑張れ」 「私を元気づけて」と言うことでしょうか。さらには私を満足させて~まで発展します。そもそもは18世紀当時、イタリアでは卵と砂糖の組み合わせは、滋養や強壮剤として珍重されたからです。日本なら、昭和のたとえで彼氏や旦那に鰻を食わせることです(笑)。

◆ティラミス・ナタデココ・パンナコッタの平成スイーツは「デニーズ」が貢献
スイーツと呼ばれるようになったのは、平成からでしょうか。以前は、洋菓子と言っていました。平成になり、次々と新しいスイーツが流行りました。1990年頃/ティラミス、1993年頃/ナタデココ、1994年頃/パンナコッタ、2004年頃/マカロンです。マカロンを除きいずれもブームになる前から、ファミレスのデニーズが先行していたのです。ところでスイーツの定番ショートケーキは、短い(小ぶり)だからそう言うと思っていませんか? short には「短い」の他に、「サクサク・カリカリ」の意味もあります。元々のショートケーキは、米国でビスケットをベースにしていたので、そう呼ばれました。しかし日本人の口には合わず、生地をスポンジケーキに代えてヒットしました。そのため全く違うものが、日本ではショートケーキと名付けられることになったのです(諸説あり)。

Sankoua ケーキ屋のイチゴは味は二の次・見映えだけがよい栽培品種を使っている

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テレビ朝日「林修先生のことば検定」、NHK「チコちゃんに叱られる」
池上彰氏などのTV情報番組、新聞・書籍を参考にしました。

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