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投書欄|麻生財務相「民度が違う」発言・日本と比べコロナ死者が多い他国を侮辱/少数派

2020年06月13日 | 政治情勢1
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/政治情勢
投書欄|麻生財務相「民度が違う」発言・日本と比べコロナ死者が多い他国を侮辱

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  男性  90歳  僧職  広島県庄原市
  麻生太郎財務相が6月4日の参院財政金融委員会で、日本の新型コロナ
  ウイルスによる死者が欧米諸国と比べ少ないことについて海外からその
  理由を問われた際、「国民の民度のレベルが違う」と答えたと述べた。そう
  言うと、みんな絶句して黙る、とも。

  何度も繰り返す麻生氏の失言には慣れているとはいえ、海外に向けての
  発言ともなれば、あまりの品性のなさにあきれるばかりだ。この人には「謙
  虚」という日本古来の美徳の持ち合わせなどさらさらないらしい。また、相
  手が絶句したのが事実とすれば、それは「恐れ入った」ということではなく、
  予測の域を超えた返答にあきれてものが言えなかったからに違いない。

  麻生氏にあえて皮肉を込めて言いたい。もしも日本国民の「民度」なるもの
  があなたが胸を張れると考えているほどのレベルであったなら、こんな政
  権にこれだけ長期の存続を許さなかったでしょうに、と。
Ptto450b

ブログ管理人より/根底には、相変わらずの「国粋主義」~日本の優越性を強調、反対に外国蔑視、中国・韓国を軽蔑、過去にもヒトラーやナチスドイツを崇拝する考え方を発言し、世の中から批判された。とりわけ人種差別や障害者差別の発言が、問題になっている。女性・妊婦・子供を産みたくても産めない女性の方など、弱者への差別、嫌がらせも凄まじい。一方、「おっぱい触っていい?」と迫ったセクハラ福田財務事務次官を擁護するなど、こんな情けない男が副総理・NO2に、長期間、居座っていることに日本の民度が問われる。これだけ批判されても、この男を切れない、安倍首相の“感度の悪さ” “優柔不断”ぶりも相当なものだ。

専門家会議の尾身茂副座長は、ほぼ同じ質問「なぜ死者が少ないのか」に対し、「うがい・手洗いなど、日本は健康意識が高い」と答えた。これが、率直な答だろう。

因みに「民度」とは? 辞書等を調べた
広辞苑第七版2018年 「人民の生活や文化の程度」
ウィキペディア 「特定の地域・国に住む人々の平均的な知的水準、教育水準、文化水準、行動様式などの成熟度の程度を指すとされる。明確な定義はなく、曖昧につかわれている言葉である」

昨今は、選挙における各党の公約、マニュフェストなど国民の選択性に留まらず、国際問題、原発・温暖化などの環境保全、政治家の問題発言・失言をどこまで許すかなどにも、「民度」(民度の高さ)の言葉が使われる。その点から見れば、最近発行された広辞苑第七版は説明が弱く、世の中の変化をつかんでいない。次回改版時(10年後?)には、一辺にウィキペディア+国民の政治判断という要素まで踏み込むことが必要だと思う。

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