GalleryCafe 月~yue~

「ギャラリーカフェ 月~ユエ~」のご案内

篠笛の音色

2021-04-12 18:18:27 | 日記
こんにちは。
昨日で今田浩基さんの今田浩基 春の個展 花鳥猫仏 が終了しました。
毎日大勢のお客様でにぎわいました。

浩基さんも連日の在廊を、休まず最後まで頑張ってくださいました。
きっと、ずいぶんお疲れになったと思います。
本当にありがとうございました。

そして、最終日が私の〇〇歳の誕生日ということで
本当に素敵なプレゼントをいただきました。

いつもブログの最後に登場する我が家の2猫。
きなことげんげんの絵を描いてくださいました。

モデル以上に可愛いい( *´艸`)
本当に、本当にありがとうございました!!
最後に記念写真。


浩基さん、また素敵な作品を描いてくださいね。
拝見する日を楽しみにしています!!


そして、ずいぶん遅くなってしまいましたが、
4月4日(日)に開催しました、
笛吹きのおしゃべりコンサート 梶川純司 篠笛演奏会 の様子をお伝えします。
今回は日本と西洋の民謡について、梶川さんの豊富な話題を
いくつも披露していただき、篠笛の演奏の合間には、
「へぇ~」「ほう~」の連発でした。

最初に、拍手(はくしゅ)の本来の意味合いのお話。
神様の前で手を叩くことを「柏手(かしわで)」といいますね。
神様に願いを届ける行為の一つです。
その昔、歌を歌う、という行為は神様に感謝やお願いを歌にして捧げることでした。
その際の柏手(かしわで)が、手拍子の始まりだそうです。

のっけから「へぇ~」「ほう~」です。
そして、ソーラン節、越天楽、黒田節のできた経緯、
五木の子守歌が、三拍子であるお話。
たぶん、これしかない、というくらい民謡の三拍子は珍しいのだそうです。
五木村が隠れキリシタンの里、という側面を持っていたことと
大いに関係がある、などなど。
そして竹田の子守歌、島原の子守歌。

富山県のこきりこ節は、日本で多分一番古い民謡。
たった一人のおばあちゃんが歌い継いでいた、その歌を
うわさを聞いた出版社の人が採譜に出向いたのが、
世に出るきっかけになったそうです。

曲の合間のお話か、お話の合間に曲を演奏か、
といった感じで後半へ。

後半は、西洋の民謡。
「グリーンスリーブス」について。
「ケルト」とは、ラテン語で「よくわからない人」の意。
ケルト人は歌が好き。
そのケルト人が、イギリスの中を移動しながらそれぞれの土地に
「グリーンスリーブス」を残している。
スコットランドのそれは、明るいし、イングランドはステップを踏むようなリズミカルさ。
曲とお話は続きます。

「庭の千草」、「旅愁」、「アニーローリー」、「羽生の宿」。
そして最後に「蛍の光」。
日本で私たちの聞き慣れたものより、曲調が早くてリズミカル。
音の動きも大きくて、同じ曲とは思えないほどです。
こうして聞くと、確かに西洋の曲だなぁ、と感じます。

アンコールは「荒城の月」と「田毎の月」。
たいへん面白く楽しいお話に美しい篠笛の音色。
あっという間に時間は過ぎて、気づけば2時間近い時間が経っていました。

梶川さん、楽しいお話と美しい篠笛の響きを、本当にありがとうございました!
また是非、ユエでの演奏とおしゃべりをお願いいたします。

今日のきなことげんげん。
今年の春のニューモード。

げんげん、大好き!

げんは、いまいち・・・。
いつもこんなふうに ↓↓↓ ね(*´з`)

では今日はこのへんで。






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