まゆみさんは、ホームセンターの雑貨売場の品出しなどの仕事をしていた。
数ヶ月あとに入ってきたマリ子も同じ場所で同じ仕事をしていた。
少し先輩のタカシは、バイトリーダー的な存在だが、主に雑貨売場周辺のバイトの管理もしていた。
何かと理由を作っては、タカシと会話をしているマリ子を横目で見て、まゆみさんは、積極的なマリ子がうらやましいと思っていた。
そして、わかりやすいいじめも続いていた。
それは、大切な連絡事もマリ子は直接タカシから聞いてくると、まゆみにだけ伝えない。
しかも、仕事上の大切な連絡を知らなかったために、まゆみさんは、致命的なミスを犯してしまった。
それは、例のごとく、マリ子がわざとまゆみさんをハブいたからだ。
そして、まゆみさんは、雑貨売場から園芸売場へと移動になった。降格というわけでは無いが、売場移動は、何かしらの処置だということはわかっていた。
悲しかった。
そんな話も玲子は聞いていたが、何も出来ずに、見守るしかなかった。