彼女は宙に向かって、何者かと会話している。
Y子の肩は、夏なのにかなり冷えていた。
急いで彼女をベランダから連れ戻した。
それ以来、Y子の奇行は見られなかったが、後になって、すべては、ベランダに現れる子供のせいだとわかった。
きっと、旅行先にも現れたんだと思う。
あれから、子供部屋になった彼女の部屋には行っていなかった。
それからしばらくして、彼女はまた引越した。
その後は彼氏が出来たらしく、安心はした…。
…が、今度はマンションの7階…。
引越してからは連絡をすることもなくなり、新しいマンションにも行っていない。
きっと、彼氏がいるなら大丈夫だろう…。
それから数年後、とても幸せそうな笑顔のY子の夢を見た。
ある日どこかですっかりオバサンになった彼女にばったり出会わないかな…、と思います。