山里の暮らしに関する一考察

本州内の町で、人口密度が下から2番目の小さな町・宮城県七ヶ宿に所在する社内で最小の事業所、七ヶ宿林業所のブログです。

一里一尺雪が増す。

2011-11-25 17:46:36 | インポート
奥羽山脈を東西に貫く、七ヶ宿街道における積雪の様を表した言葉です。

山里は昨夜から雪模様だったのですが、事務所付近は殆ど積雪も無く

車のフロントガラスが覆われる程度だったのですが

私の本日の現場は三里ほど西上した、七ヶ宿スキー場の裏手にある大物沢社有林で

さすがに、三里=三尺(約90㎝)ということはありませんでしたが、こんな感じでした。
004

とはいえ、比較的平坦な林地ですので、予定通りの作業(道路整備)をこなせました。

大変なのは、職員達が向かっている素材生産の現場です。

現場自体は、標高800m付近なのですが、そこに至るまでの地形が険しく

大幅に迂回し、標高950mを経由しての通勤で、複数回のスタックを経て到着とのことです。
Fusube
…黄色枠が間伐地、赤線が作業路です…

雪が降り始めると、GSの社長がニコニコして配達に現れますが

我が社としては、「もう少し待って」というところです。