福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

第2回 ふくしま キッズ キャンプ@恵泉 始動

2014年05月30日 | 恵泉女学園大学

昨年末12月21日~23日に行ったキャンプを思い出します。あれからもう半年経ちました。

参加者みんなで最後に書いた寄せ書きです。

さあ、夏のキャンプは何をするのかな?お楽しみです。

子どもたちに存分に楽しんでもらおうと、恵泉の先生たちや職員さんたち、多摩市・国立市・八王子市民のスタッフは今から準備です。そして今年はついに事務局のために、デスクとパソコンが用意されました。恵泉女学園大学に感謝!です。早速今日から始動。南野キャンパスの図書室の中の司書室のデスクとパソコンと電話を使わせていただけることになりました。静かで広くきれいな事務室での仕事はとてもはかどりますさあ、頑張らなくっちゃ!

ホワイトボードもこだわりの木の枠です。

司書室の中。このデスクとパソコンを使わせていただきます。

最近美しく整備された図書室。周りは緑がいっぱい。ここでゆっくり本が読める学生さんはラッキーですね~。左の長机も木造りです。この図書室には園芸の専門書など貴重な書籍や文献がたくさんあるとききました。図書はまだこれから並べられるようですが、オープンが楽しみですね!今は授業などに使っているそうです。その時間とかち合わないように、使わせていただきます。

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スプリング フェスタ @恵泉

2014年05月30日 | 恵泉女学園大学

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投稿「とみおかを訪ねて」

2014年05月30日 | 福島視察

5/24~25に日本フェミニストカウンセリング学会が福島県郡山市を会場に開かれ、現地視察も行われました。被災地福島の女性たちの現状と苦悩をしっかりと聴き、そこでのエンパワーとは何か?をともに考える、内容の深い学会でした。

富岡町ときいて、5月11日の種まきネット総会記念講演の市村高志さんのお話の後でもあり、行かなくては!と出かけました。
富岡駅にはこれで3回訪れましたが、風景は変わらず、荒れたまま、片づけてあっても人のいないまち。

除染した土の袋、フレコンの山だけが、行くたびに高くなる。

このまちをどうするのか。ここにいたひとたちにどうこたえるのか。私たちは東京で。

 郡山駅前

とみおかまちの地図

道の駅 「ならは」はようやく片づけて、今 作業員や訪ねる人たち用にトイレだけ使用できるようになっている。トイレだけの道の駅。

看板はそのまま「道の駅 ならは」               モニタリングポスト

道の駅事務所のガラスドアとバスにあるスローガンは「30年後のふるさとのために」一瞬とまどうフレーズです。過去ではなく、将来にある「ふるさと」30年後のふるさと。考えてもみなかった「ふるさと」です。

近くには双葉警察署臨時庁舎もある

あちこちにパトカーが止まっていたり走っていたりします。

田んぼは緑色鮮やかですが、イネではありません。雑草の生えたままの田んぼ。

生高泡立ち草は草ではなく、木になってしまったそうです。壊れた家もそのまま。

草ぼうぼうの田んぼに水がたまっているだけ。       学校

富岡駅周辺の家やお店

車は個人所有物なので、持ち主が見つからなければ処分はできない。

線路のレール上にのったままの車。津波でここに運ばれてきたまま3年がたつ。

富岡駅

慰霊碑

とみおかまちは震災前にはニュータウン計画があり、新しいおしゃれな戸建てや集合住宅建設の途上にあったそうです。でも今はそれも夢のまた夢になってしまった。

窓の向こうに見えるのは東京電力のエネルギー館。たいそう立派な建物です。

草ぼうぼうの田畑が続く。

幹線道路は走れるようになったが、除染ができていない場所への立ち入りは禁止。

小道に入る入り口にはこうした看板があちこちにたっている。

とても立派で大きい町役場

原発が見えるもっとも近いところ。向こうに見える煙突が原発

庭先のぶどう棚

田んぼはフレコン置き場と化している。

立派な体育館

 

田んぼの向こうに見える緑色のカバーはフレコンにされたカバー

積み上げたフレコンが緑色のカバーでおおわれている。この景色がずっと続く。

復興住宅建設中。ここに入れる人も多くはないそうだ。

久の浜住宅地。流された家の塀に掛けられたことば。「私達は忘れない。2011年3月11日。人と人の絆。がんばろう。久の浜は負けない」

旧久の浜商店街の人たちが作った、仮説店舗。浜風商店街

商店街の入り口ではお客さんみんなに、インスタントコーヒーの無料サービスをしている。そこでごぼうチップスとみそ漬けをお土産に買った。どっちもおいしかった。

また来よう。また来るね!と誰にともなく、呟いて帰路についた。    (E・Y)

 

 

 

 

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第1回ウイークエンド ふくしま 「そこに行けばふくしまに会える」準備会

2014年05月27日 | 国立市

ウイークエンド ふくしま ~そこに行けば ふくしまに会える~ 準備会

狩野 共同代表 が <ウイークエンド ふくしま>への意気込みを語りました。

全員が自己紹介。

「種まき」というネーミングに興味を持ってきた」という畑を作って」いる方、「子どもたちの不安を除いてやりたい」「風化させないためにもっと工夫したパフォーマンスも必要か。福島の高校生演劇などの紹介もしたい」「福島出身者として求められることを次々やって動いてきた。OJONCO館を使って福島と他の地域をつなぎたい」「これまでも支援ライブやオーガニックコットンボランティアをしてきた。今も変わらない富岡町を見て、何ができるんだろうと悩む」「地域でできる支援をしてきた。小高商業生との出会いは大きい。東海村の原発の取り組みも重要」「重い課題だが楽しくやりたい」「子どもができて社会問題に目が向きはじめた。やらねばならないことがたくさんある。次の世代の渡せる社会にしたい」

等々、熱い想いを語り合いました。

次回は6月3日(火)夜8時からです。日も長くなりました。ぜひおでかけください。

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ウイークエンド ふくしま in くにたち

2014年05月23日 | 国立市

福島有機ネットからの情報です。

有機ネット新聞vol.3と、大内信一さんからのお知らせです。そして勝手にふくしま応援団・有山さんかのお便りも載せます。

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【記事】ふくしまの現実目を向けて、不安 口にもできないの?

2014年05月21日 | ニュース

 ナマの福島の現実に関心を持ち続けてきた一人として、議論するのはいいけど何を今更という感ももちます。3年たつと、いや3年しかたってないのに、こんな反応?ふくしまに寄り添う・共感・絆という言葉の中身は?性急な答えを求めて「不理解」に陥るのでなく、ずっと関心をもち続け考え続けていきたいことです。

翌日20日の東京新聞の記事です。

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MUSICソレイユ「チャリティ うたの夕べ」

2014年05月20日 | 国立市

MUSICソレイユの「チャリティ うたの夕べ」@国立白十字に共同代表・狩野さん他1名が聴かせていただきに行きました。

コンサートは「MUSICソレイユ」の生徒さん12名によるもので、ソロとコーラス、そして結城翠唱さんと結城孝一さんもそれぞれ1曲ずつ披露されました。

シャンソン、ラテン、宝塚、加藤登紀子など、どの方も、大好きな曲を丁寧に全身で歌い上げていらして、ひと言でいうと「愛」に溢れたコンサートでした。

1部と2部の間に「チャリティータイム」。代表の狩野さんが挨拶の時間をいただいて、「福島を忘れないために」と、ウィークエンドふくしまや福島キッズ、福島ツアーのことなど、たねまきの活動をお伝えしました。

 

お茶とお菓子が出るなか、カンパ箱を回していただき、2部が終わって最後に、結城さんから(前回のと合わせて)14万7280円のご寄付を手渡していただきました。

狩野さんの最後の挨拶は、

「このコンサートは、最初から最後まで『愛』でしたね。僕たちも、愛を持って福島を支援していきたいと思います」と結びました。

 

いつも本当にありがとうございます。皆さんの暖かいお気持ちを、これからも福島に伝え続けます。

 

 

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OJONCOオープンが「河北新報」に記事掲載

2014年05月17日 | OJONCO館

いわきと都市住民結ぶ 秋吉さんら古民家で交流事業

「OJONCO館」であいさつする秋吉久美子さん

 女優の秋吉久美子さんら磐城女子高(現磐城桜が丘高、福島県いわき市)の1973年卒業生3人が、いわき市三和町上三坂にある築150年の家を拠点に、地元と都市住民の交流事業に乗り出した。昨年8月に一般社団法人「OJONCO(おじょんこ)」を設立して準備を進め、4日に初のイベントを開いた。

 メンバーは秋吉さんと根本敦子さん、佐藤敦子さんで、3人とも東京に住んでいる。
 「OJONCO館」と名付けた家は土蔵造り2階で、床面積は計185平方メートル。敷地(900平方メートル)内には書庫も備える。跡継ぎがなく、引き受け手を探していることを知った3人が「次世代につなぎたい」と名乗りを上げ、持ち主から法人に寄付を受けた。
 「おじょんこ」は、袖なしの綿入れはんてんのことで、歴史や文化を絶やしたくないとの思いを込めたという。
 イベントには地元・上三坂や東京から約70人が参加。上三坂の魅力についての講話、詩の朗読などが行われた。
 秋吉さんはあいさつで「日本中から人が来て、上三坂の良さを掘り起こし、福島の復興や地域の発展につなげたい」と話した。上三坂の永山肇一区長は「長くお付き合いし、交流の大きな花を咲かせたい」と歓迎した。
 上三坂は標高約550メートルの山里で、美しい田園風景が広がる。おじょんこは今後、館に宿泊しながら地元の行事に参加するツーリズム活動、手仕事のワークショップ、地元の農家レストランを活用した郷土料理の普及などに取り組む計画だ。
 代表の根本さんは「上三坂の良さを生かして顔が見える関係を築き、まちづくりのお手伝いもしたい」と話している。

 

2014年05月06日火曜日

 

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多摩市 アースデイ

2014年05月17日 | 多摩市

18日の多摩センター・アースディのホームページ。

http://804.jp/event.html

 

多摩中央公園の奥のほう、「フェアトレード・エコ啓発エリア」が出店場所です。

https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=212489671486123172554.0004f7b00b3e5e32a886f&msa=0&ll=35.620309,139.425709&spn=0.007631,0.009645&dg=feature

販売予定商品は 

二本松の大内信一さんから

 小松菜・ほうれんそう・サニーレタス・リーフレタス・ブロッコリー・ミニ大根・ごませんべい・しょうゆせんべい・うどん ・人参ジュース

喜多方市山都町から

 葉玉ねぎ・ルッコラ・アスパラ・黒米 

喜多方市山都町・食工房さんから

 スコーン 

柳津町の西山ブルーベリー園から

 ブルーベ リージャム 

小高商業高校から

 大根かりんとう 

渡辺よしのさんから

 お米

 

お天気も良さそうなので、張り切って販売します。

お近くの方に、宣伝してください。

そしてたくさん買いに、遊びに、来てください。お待ちしています!

 

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第三回総会&記念講演

2014年05月14日 | 団体紹介

 

第3回たねまきネット総会&記念講演

5月11日たねまきネット第3回総会と記念講演を盛況のうちに終えました。記念講演には、「富岡子ども未来ネットワーク」代表であり、「人間なき復興」の著者である市村高志さんをお招きし、3年間の避難生活のお話を伺いました。3年間の体験と、そこから炙りだされてきた問題のありのままに向き合う市村さんは、重い現実を引き受けているはずなのに、だからこそ過不足なく生きようとされているのだと感じました。私たちは福島を見つめ続けることをやめてはいけないとまた思いました。5月11日たねまきネット第3回総会と記念講演を盛況のうちに終えました。記念講演には、「富岡子ども未来ネットワーク」代表であり、「人間なき復興」の著者である市村高志さんをお招きし、3年間の避難生活のお話を伺いました。3年間の体験と、そこから炙りだされてきた問題のありのままに向き合う市村さんは、重い現実を引き受けているはずなのに、だからこそ過不足なく生きようとされているのだと感じました。私たちは福島を見つめ続けることをやめてはいけないとまた思いました。 

    

 

素敵な空間・アグレアブル・ミュゼを会場に開いた、総会と記念講演は、皆さまのおかげで盛況のうちに終えました。協力して下さった皆さま、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

まずは総会です。

アグレアブル・ミュゼの2階には和室があり、庭とつながっていて爽やかな空間。

共同代表 多摩市吉田さんから今年度の大きな事業の一つ<8/8~10 の第2回福島キッズキャンプ@恵泉>への協力を要請がありました。

2013年度事業報告・決算/2014年度事業計画・予算を承認いただき、2014年度のスタートをきることができました。ご協力ありがとうございました。今年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

                               

さあここからはお待ちかね市村高志さんのお話です。50名以上の参加者で会場いっぱいになりました。

「原発避難の3年」

市村高志さんのお話は、3年たった今だから言わねばならない、今も続く「人間なき復興」の現実をしっかりと語ってくださいました。

2014/05/11 帰還か定住か、2者択一ではない第3の道の必要性~「復興」とはなにかを問う原発避難者の声

        http://iwj.co.jp/wj/open/archives/139374

 種まきネット事務局の あんざいさんはIWJ記者です。講演を中継してくれました。ぜひアクセスしてください。

 

 

講演のあとの交流会

 

 

 

 

 

 

打ち上げは喫茶店ロージナで。若い人たちとこれからの福島についての話で盛り上がりました。 

「不理解」という言葉に象徴される、分からない、分かり合えない、ことどもを、どうやっ

てわかりあっていったらいいのか?市村さんの著書「人間なき復興」をお読みください。

正しいとか正しくないとかを簡単には決められない、被災の現実を自分の問題として課せられた福島の、富岡の何をどうやって取り戻すのか?簡単には出ない答えを、みんなで対話しながら一緒に考えていく作業を、丁寧に積み重ねる市村さんの、その姿勢に共感します。

焦らず、淀まず、できることを楽しくやり続けることが、福島に寄り添うことだと、市村さんから教わった気がします。

たねまきネット4年目は、新たな取組「ウィークエンドふくしま」をスタートし、そして8月には、第2回<福島キッズキャンプ@恵泉>サマーキャンプ を実施します。他にも福島の農産物や加工品の物販や、ツアーの企画なども考えています。ぜひご参加ください。

■タウン誌アサココに掲載されました。

クリック拡大

 

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