福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

「てくてく農園」

2013年04月30日 | てくてく農園

「てくてく農園」へのカンパ、2200円!ありがとう!!

27日にくにたち郷土文化館で、「六ヶ所村ラプソディー」上映会がありました。たねまきネットも3分間スピーチの時間をいただき、活動紹介をさせていただきました。

2006年に作られた映画ですが、2011年3月11日を予想していたかのように、その内容には説得力がありました。映画に出てくる地元の女性たちの、地道で淡々と、自分の生きる土地と命をまもる姿は、すがすがしさを覚えます。持続可能な社会をあきらめずに求め続ける気概を見ました。

参加者の中には若い人たちも多く、「これまで考えてこなかったことを、今考え始めた。」「チェルノブイリの時には他人事と思っていたことが現実に自分の国にも起きて、世の中の出来事への見方が変わった。」と話されていました。

種まきネットの紹介で、「てくてく農園」のこともお話させていただき、その日の朝にとった、ハーブとノラボーと麦を小分けにして持参し、カンパをお願いしました。それが2200円です。ありがとうございました!!畑にも遊びに来てくださいね!!

ノラボーミントとカモミール

麦とローダンセマム アフリカンアイズ   植え付けすんだら一休み

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花の名は?

2013年04月29日 | てくてく農園

   

ローダンセマム アフリカンアイズ  今が盛り

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4/27(土)てくてく農園

2013年04月28日 | てくてく農園

よい天気。野菜、ハーブ、お花もすごい勢い。

毎週土曜日に集まって作業してます。みなさまも立ち寄ってください。

◆次回5月4日(土)9:30~ じゃがいも芽欠き作業の予定

〒186-0003国立市富士見台2-22-9

問合せ:090-7213-0929 

◎左から、麦穂。玉ねぎが出来てる。キャベツも巻いてきた。

◎カモミール摘み ミルクティーがおいしい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小冊子「持続可能な社会をつくる 共生の時代へ」

2013年04月27日 | 本・文化芸術

持続可能な社会をつくる 共生の時代へ

農の力と市民の力による地域づくり

水俣~新潟~福島

水俣病の時代は、「被害者」対「加害者」という構図の外では、一部の支援者や環境行政を除き、社会は高度経済成長の勢いの中にあり、人々は消極的な「第三者」であった、しかし、半世紀たった今、社会の構成員である一人ひとりが、経済優先の持続不可能な社会の在り方に疑問を持ち、自らできることから動き始めている。それを後押ししたのが、東日本大震災だった。    (冊子の「はじめに」からの引用)

この小冊子のお問い合わせは: 

編集・発行:一般財団法人CSOネットワーク

連絡先:03-3202-8188

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島県有機農業ネットワークから

2013年04月26日 | 福島有機ネット

お知らせ2つ

●「ふくしま オルガン堂 下北沢」のことは、マスコミや農業関係雑誌等でも紹介されて、少しずつ知られ始めているようです。それなりにお客様もありスタッフは忙しい日々のようです。

オープン時に、福島から交替で応援にかけつけていた女性たちが、ここで本気になってオルガン堂をもりたてようと、動きだしました。そのお知らせが届いています。私たちも何ができるか、一緒に考え協力していきたいと思っています。

福島のおんなたちのエネルギーを感じるお便りと写真をご紹介します。

●そして一方農業・環境・健康をいのちを守る視点からつないでいく試みもあります。シンポジウムの案内が来ていますのでこちらも案内します。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第一回総会 

2013年04月22日 | 団体紹介

第1回総会を終えて。

2年間のご支援ご協力ありがとうございました。そしてこれからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

2011年3月11日の大震災から半年後の2011年10月から活動を開始したたねまきネットですが、2012年1月の設立記念会以来、活動に参加する人たちが一同に会し、意見交換する機会を持つ余裕がありませんでした。 4月21日にようやく総会を開くことができてほっとしています。

活動開始準備も含めると約2年間、「東京都新しい公共の場づくりモデル事業助成金対象事業」開始から1年3か月、走りに走った日々でした。事務局のメンバーはじめ、協力してくださった多くのみなさんに、あらためてお礼申し上げます。ここまでがんばれたのは、みなさんの暖かいご協力と支えがあったからです。

そして何よりも、絶望に打ちひしがれそうになる中でも、あきらめずに支援を求め続けてくれた福島のみなさんの生きようとする力があったからこそです。救われたのは私たちの方であるともいえます。

我を忘れ、福島とともに、福島とつながる、を合言葉にたねまきネットは走ってきました。この2年間にまいた種には光をあて水や肥料をやりながら、また新たな種もまき続けられたら、たえることのないつながりを作っていけたら、という想いは、今も変わりません。

今回の総会では、これまでの活動を振り返り共有し、福島との関係性の構築を目指して、これからも永く続けられるように、体制も新たにしました。

総会には福島からわざわざ菅野正寿さんが駆け付けてくださいました、福島を出るときには雪だったそうです。4月下旬の雪なんて今までにないことだそうですが、「自然はいつも想定外なのだ」と菅野さんんは話されました。そして福島の新聞「福島民友」に載った若いお母さんの投稿を読んでくださいました。

「今まで小さな子どものために福島の農産物は避けてきた。2年たってようやく大丈夫といわれる野菜を買って食べてみた。そしたらこんなにも福島の野菜が美味しかったんだ!これが野菜の味だったんだ!と思った。」と。

菅野さんは、福島にとどまる人も、福島から出て避難する人も、福島のものを食べる人も食べない人も、その形にこだわるのでなく、なぜそうなっているのか根本的なところを考えないといけない。目先のことで分断されてはいけない、都市と農村の関係も同じ。困難を乗り越えて、信頼しあえる社会をつくっていきたいと話されました。

たねまきネットの活動の広がりと深まりを確かなものにするために、今年度1年を、また皆様と共に歩みたいと思っています。

新年度からは、共同代表として、国立市の狩野強さん、恵泉女学園大学の澤登早苗さん、多摩市の吉田千佳子さん、の3人が代表を引き受けてくださいました。遠藤は代表を降りて実務に専念すべく事務局長として引き続き活動させていただきます。ネットワークの体制としてはとても望ましい形ができたと思います。

これまでの皆様のご支援ご協力に感謝し、ご挨拶と簡単なご報告をさせていただきました。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

事務局長 遠藤良子

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「てくてく農園」通信

2013年04月14日 | てくてく農園

ハーブがいっぱい

 

 

去年植えたハーブが冬に枯れたので抜いたのですが、カモミールは丈夫で、あちこちに種を飛ばし、春と同時にたくさんの花も咲かせました。ミントも残っていた根から生えてきて、柔らかい葉がでてきています。フレッシュハーブティーにもってこいです。美味しいですよ~。

お天気もよく、作業には絶好の日。草取りと畝作りを頑張りました。ジャガイモも芽を出し始めました。

 ジャガイモ

   

ごぼう、大根、トマト、トウガラシ

 

おなじみの、のらぼー

 

麦もこんなに伸びました

  

山椒と、お花

 

今日の収穫

新年度を迎え、「てくてく農園」も再スタートを切ります。助成金なき後、続けていくためにはまた新たに「てくてく会員さん」を募って、資金のことや運営のことについて、みんなで一緒に考えていきたいと思います。被災者の方に限らず、どなたでもやってみたいと思われる方はご連絡ください。お待ちしています。

連絡先:090-7213-0929 遠藤

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追悼~2年が過ぎて

2013年04月07日 | 福島視察

3月23日双葉郡楢葉町に足を延ばしました。昨年8月「避難指示解除準備区域」となり、宿泊はできませんが自由に出入りができるようになったのですが、地震、津波で被災した痛々しい姿が広がっていました。北端にある福島第二原発すぐ手前の海岸集落は、ご覧の通り、壊滅していました。黙祷。

 さらに海岸に車を走らせると、白い真新しい壁が太平洋を遮断していました。「放射性物質の仮置き場」でした。唖然。

3月25日には、富岡町にも入れるようになりました。「戻れる」のではなくて。

※下記に、斎藤貢一さんの追悼詩を掲載します。
 
2011年、3月11日。
東日本大震災。
あの日の、悲しみと苦しみを
わたしたちは決して忘れません。
太平洋の美しい松林に、大津波が押し寄せて、
集落を、駅舎を、国道を、鉄路を
無残に、浚っていきました。
たくさんの尊いいのちが奪われました。 
そして、原子力発電所の事故。
見えない放射線によって
わたしたちは、故郷を追われました。
今に至っても
警戒区域は、まだ残されたままで
未だに帰還できない方々も大勢います。
戻りたいという想いと
戻れないだろうという諦めとが
わたしたちの心を苦しめ、
わたしたちの心を引き裂きます。
懐かしい、故郷の風景が
ひとつ、またひとつと
心に浮かんできます。
 
 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

てくてく

2013年04月07日 | てくてく農園

暴風雨の予想される中、苗の植え付けしました。

空模様が怪しい中ですが、時期を遅らせてはいけないので、苗を色々植えました。まだ風雨にはなっていなかったので、みんなでっせっせと作業をしました。

トマト・とうがらし・ピーマン・ブロッコリーの苗

本日、畑デビューのママとお嬢さん。よろしくね!

まずは土を耕して。この畑の土はやわらかい。

石灰をまきます。

 

雑草取りも大事な仕事。あちこちに飛んで増殖するカモミールを残して。

じゃがいもの芽が出ました。

大根の芽もたくさん出てきました。

にんにくとその奥はスナックエンドウ、右はカモミール

ノラボー・キャベツ、山椒(若芽が柔らかい)

麦畑・枯れて抜いたのに残った根から出たバジル

また来週13日(土)も10時から作業です。みなさんどうぞおいでください。30分だけでもね。

お待ちしています!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投稿<藤野電力 訪問>

2013年04月05日 | エネルギー

のどかな牧郷ラボにある「藤野電力」

牧郷ラボの入り口を入るとある旗?横断幕?

 

廃校になった牧郷小学校の卒業生が作った卒業制作が入り口にそのまま残してあります。校庭にはブランコや滑り台。

           

校庭のはじに置いてある太陽光パネル。

春というより初夏を思わせる日(4月4日)、立川シビルの市民講座企画の打ち合わせのために、「藤野電力」を訪問しました。

「藤野電力」といえば、今をときめく原発にたよらないエネルギー開発の元祖のようにいわれており、自然エネルギー専門に、ずいぶん科学的な仕事をなさっているのかと思いながら訪れました。もしかして東電に代わる電力会社を標ぼうしてる?!なんて思いながら。

ところがどっこい、いい意味で、そんな思い込みを軽く吹き飛ばしてくれる、穏やかで懐かしいような空間で、静かに暮らしを楽しむ人たちの作っているコミュニティであることがすぐにわかりました。

廃校になったかわいい小学校をみんなで上手に使って、楽しいことをたくさん手作りでやってみる。自分の使うものは自分で作るのが基本、工作や科学雑誌の付録を楽しんで作る感じで、エネルギーのことも暮らしに必要なものも、何でも作ってみよう、というのが、ここ牧郷ラボのポリシーでありコンセプト。

  

何だか有名な「藤野電力」に緊張していったのが、可笑しくなってしまいました。一緒に行った年配の男性が、代表の小田嶋電哲さんのお話をきいて、「うらやましいなあ~!40代でこんな暮らしに飛び込めて、人生楽しめるなんて。リタイア後じゃ趣味だけど、これは生き方だもんね。」としきりにうらやましがっていました。

3・11前にはこんなに有名ではなかったようですが、3.11後は発電のことで一気に有名になったようです。でも私が訪問した感想としては、この発電の技術だけを利用するのでなく、この発電を考え出した、もとの暮らし方生き方を感じ取らせてもらうことが大事だなあ、と思ったのです。

  

これは水車。小水力発電の見学で見にいった発電機と同じ型。長さは2メートルくらい。これは市販されており8万円くらいで買えるそうです。

真ん中と右のは手作りの水車。直径50センチ幅30センチくらい。

 

校舎の裏山にある「みんなの広場」。ここにもパネルが面白い形に並べられていました。ここにすべてを自給できる家を創る計画だそうです。右は電気バイク、音が静か。

持続可能な社会のモデルを模索する若い人たちの集まる居場所として、とても楽しい場所だと思いました。

やはりマスコミ情報や人の口からきくだけでなく、自分で行ってみることが大切なんですね。

現場に行って、自分で感じ取ること、それは藤野も福島も同じでした。

桜の木の向こうに見える山の風景がやさしい。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする