福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

東京都「新しい公共の場づくりのためのモデル事業」中間報告会

2012年11月30日 | 団体紹介

モデル事業中間報告会のご案内

たねまきネットの「てくてく農園」を中心とする、福島支援事業は、東京都新しい公共支援事業「新しい公共の場づくりのためのモデル事業」助成金を受けています。

来年3月までの助成金ですが、12月3日と、来年1月8日に、東京都が選んだいくつかの団体の事業中間報告会があります。たねまきの報告はありませんが、各地域団体の取り組みを知ることができます。

間際のお知らせですみませんが、関心のある方は申し込みが必要ですので、11/2までにご連絡ください。090-7213-0929 遠藤まで

 

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「てくてく農園」通信

2012年11月25日 | てくてく農園

                       麦を植えました。

今日も寒いけど良い天気。気持ちよく晴れ渡っています。空気が冷たく澄んで気持ちも少しキリッとします。天気の良い日は、冬の畑も悪くないです。

夏の生い茂る緑も元気が出ますが、黒い土に緑の葉が鮮やかな冬の畑も気持ちが引き締まります。

福島はもう随分寒いかもしれません。震災後2回目の冬を迎える被災地で暮らす人々とどうやったらぬくもりを分かち合えるか、来月また何人かで訪ねる予定です。

 東南の角に麦畑

黒くてきれいな土です。

                緑柔らかい菜っ葉の色々

  

    春菊             チンゲンサイ         大根

  

   ノラボー          フダンソウ        小松菜

  

   ほうれん草          ごぼう           らっきょう

菜っ葉類は、時々間引きをしてやります。間引いた菜がまた柔らかくて美味しいです。白菜も1個収穫しました。来週はもう1個穫れるかな?

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「てくてく農園」通信

2012年11月18日 | てくてく農園

                   今日も快晴、畑日寄り

冬野菜もこれから大きくなるところで、畑はよく見ないと何もないように見えます。でも次に植えるものや、堆肥の準備は今が頃合い。寒くてもお天気の良い日は、やることが沢山あります。今日は色々やりましたよ。

   

大根が伸びてきた。   間引きした大根だよ!  チンゲンサイも育ってる。

白菜はもうちょっと  らっきょう

    

                ニンニクも植えたよ。

  

もう収穫の終わったサツマイモの蔓、ピーマンや落花生の茎を細かく切って堆肥にします。穴を掘ってそこにためて少し乾かしてから土をかぶせます。穴に詰めた上からジャンプしてぎゅっと押し込みます。ジャンプ! ジャンプ! 面白いね~!!

              

   

 麦を植えます。その前によく土を耕して。      最後のピーマン

          けいとうの花

 

 

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福島ふるさと交流会

2012年11月18日 | 団体紹介

    11/17福島ふるさと交流会@国分寺Lホール

さわやか福祉財団の・ふれあい推進事業・福島県外避難者支援プロジェクトの「福島県被災者同行会」主催で、福島被災者の方たちの交流会が開かれました。

その同行会世話人の人の輪ネットさんからのご紹介で、たねまきネットもそこへの参加のお誘いを受け2名で参加しました。

南相馬市、大熊町、富岡町、浪江町、福島市、等のテーブルが作られていました。

代表の方の挨拶に始まり、7人の世話人さんの紹介とさわやか財団事務局の方のご挨拶。8月に第1回目を開催し、今回は2回目だそうです。都心での開催だと遠くて行きにくい方のために今回は国分寺での開催となりました。

最初に福島県生活環境部避難者支援課の東京駐在員の方が福島県外避難者の現況等を話されました。駐在員さんは8都道府県に派遣されており10名いるそうです。月曜日~金曜日は派遣先で、金曜日の夜~日曜日は福島に戻り連絡調整、の生活だそうです。

11/16現在で、亡くなった方は3000名弱、行方不明が5名。全壊の家が21000軒、半壊が72000軒。32000人が仮設住宅で、60000人が借り上げ住宅で暮らしていらっしゃるとのこと。11/1現在で県外避難者は58608人(4都道府県全部にいる)とのことです。今市営住宅等の公営住宅を建設中。

都営住宅受付は終了したが、URと雇用促進住宅はみなし仮設として継続して受け付けている。千葉や茨城は公営住宅もまだ可。

福島の地元新聞「民友」「民報」は71カ所81部、週2回届けている。また情報冊子等は月2回東京都の定期便で、4000世帯に送っている。

9月の補正予算で「ふるさと福島・・・」事業助成金が8000万ついた。100万円を上限としていて、都内でも2団体決まった。10月末が応募締切だったが二次募集もあると思う。都や市町の推薦が必要。応募してください。

18歳以下の福島に住民票のある人は医療費助成が受けられる。10/1から県外避難者の甲状腺検査を始めた。全国7カ所で。徐々に知らせが行くので受けてください。昨年13市町村でやったが未受診の方が5500人いた。

自主避難者の住宅支援は、子ども、妊婦については、H23年3月11日~H24年11月1日で借り上げ住宅受付終了した。県外避難者は12/28終了する。県内の借り上げ住宅移転支援は期限なし。

以上、参加者に配布された資料の説明をかなり詳しくなさいました。これは福島県のホームページにも載っているものです。

次には弁護士さんから原発損害賠償の和解状況のお話がありました。ここには多摩地域で活動している<災害復興まちづくり支援機構東京弁護士会多摩支部>の4名の弁護士さんが参加されていました。東電関係の仕事についたことがない弁護士が参加しているそうです。

東電への請求には

・会社に直接請求 ・裁判を起こす ・ADR(両者の言い分の調整を図り和解をすすめる機能)と3つ方法がある。新橋にも国が作った機関がある。そこの資料だとH23年9月開始で今月11月で、ADR申し立て件数4521件のうち1445件が和解した。今年10月迄で1200件だったが1ヶ月で200件も和解したということは、スピードを上るために体制を充実させていると思われる。

ADRの良い点は弁護士という第三者が仲介するので、直接やりこめられないこと。3%の弁護士費用も賠償の中に認められること等がある。

発足から1年たって問題になっていることは

・福島に動産、不動産を置いてきた。その損害賠償の計算方法は?H24年7月に経産省が指針を出し、ADRも始まった。

・事故関連死について東電の弁護士は交通事故の例で計算し、あまりに低いので、直接請求で一斉申し立ての動きもあり、因果関係や資料収集について変わってきた。これはぜひ私たち弁護士に相談してください。

・精神的苦痛に対する損害賠償は、中間指針で避難に伴い10万円/月で、上積み和解は多くない。しかし個別事情の主張により認められた事例もあるので相談してください。

・自主的避難者への損害賠償は中間指針で8万円、妊婦が40万円、他実費、働けない場合等あるがあまりきちんとできていない。

相談カードに弁護士会多摩支部の番号がある。霞ヶ関相談センターは11月で終わって、そこにかけると法テラス(旧法律扶助協会)をアナウンスする。どんなことでも相談してください。

次に日本原子力研究開発機構の技術士から「除線と放射能など」の話がありました。現在の放射能線量の基準値の説明や、除線の進捗状況(あまり進んでいない)、等の話がありました。

他に行政書士や就労支援担当の方や、が個別相談にも応じていました。

この後は、各テーブル毎に歓談の時間です。たねまきネットから持参した小高高校の大根かりんとうが懐かしいといってくださる方、「高校生が作ったんですか?美味しいですね!」といってくださる方、市民祭にも来て下さった方もいらしてて「またお会い出来ましたね。」とお話しました。

「田舎暮らしをしようとリタイア後、東京から福島の実家の近くに家を建てて10年だった。大熊町だからいつ帰れるかわからない。でも、東京は30年もいたのでまた戻ってきた感じ、今は済んでるところでボランティアもして元気にしている。」とか、「おばあちゃんと、退職後の夫と3人で狭いアパート暮らしなので、私はパートを始めた。前にもやっていた仕事と同じ仕事につけたので良かった。」と。でもおばあちゃんは知らない所に来たので、行くところがなく、最近ようやく散歩に出かけるようになったそうです。

人の集まるところに来れる人は元気な人なんですよ、と聞いたことがあるが確かにそうかもしれない。でも元気な人が元気なままいられるためには、こういう場は欠かせない。そして元気な人が身近な人に元気を分けられるように。私たち支援者もまた元気を失わないようにしたい。

 

 

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北杜市の小水力発電

2012年11月18日 | エネルギー

11/16山梨県北杜市の小水力発電所の見学に行きました。

立川シビルの企画で、第1回目の都留市に続いて、第2回目は山梨県北杜市を訪ねました。東京23区と同じ面積に人口5万人という、殆どが山でしめられている地域だからこその発電かもしれませんが、浄水場の電気は全部まかなっているときき、その地に必要な電気は、地の利を活かせば作り出せるのに、都会のために自然を破壊して大きなダムをつくってきたエネルギー政策の果てに、原発事故があったのだとあらためて考えました。

なんといっても自然体系を壊すことなく、また農業用水とのかねあいを考えて造る、というそこに暮らす人々に貢献する発電の方法を考えていることに好感がもてました。

都留市の水力発電は観光目的に比較的比重を置いているのですが、北杜市は市の環境政策として行われていて、その本気度を感じました。

富士山と南アルプスを望める、自然豊かな別荘地。今その別荘も売却に出されているものが多いそうです。別荘への関心から水力発電の関心に、今は北杜市への関心が移っているようです。水力発電所見学者が絶えないそうです。それでも予約すれば市の職員さんが気さくに案内をして下さいます。10人以上いれば見学の案内をしてくださいます。

 

BDF燃料とは食物油の廃油で造る燃料です。ディーゼル車で冬は灯油を使うそうです。燃料代がかかるそうで、来年は電気自動車にしたいといってらっしゃいました。

遠くに山々

   

川の流れまで降りる取水口

  

枯れ葉やゴミを取り除くローラーが回っている。  発電所に向かう水流

  

この中で回っている発電機の轟音はすさまじい。会話できない。防音壁になっている。

でもすぐ隣には改装中の別荘がある。外からはさほどの音ではない。

   

轟音の発電機

 

                発電を終えた水は農業用水として利用されている。

 

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「思うに、希望とは」齋藤 貢(詩人)

2012年11月18日 | 本・文化芸術

             齋藤貢氏の詩が11/15東京新聞に

      <3・11後を生きる>と題して掲載されました。

たねまきネットでも大変お世話になり、記録集にも詩を掲載させていただいた齋藤貢氏の詩です。遠い道のりの途上にある被災地の想いをご紹介します。

 

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国立市長にマニフェスト大賞受賞報告

2012年11月14日 | 団体紹介

        11/13国立市の佐藤市長に

   マニフェスト大賞審査委員特別賞受賞の報告に!

お忙しい中、佐藤市長が30分の会談時間をとってくださり、受賞報告に行きました。

たねまきネットの活動は「東京都新しい公共の場づくりモデル事業」として助成金を受け、国立市市民協働課、産業振興課とも協働して行っている事業であり、この受賞は行政と市民が協働して行っている活動に対する表彰であることを、市長に報告し、3/11以降の被災地、被災者支援を、ともに行ってきたこと、新たなコミュニティ作りへの挑戦が評価されたこと等を報告しました。

また「てくてく農園」の前を通って、毎日市役所に出庁されている市長は、たねまきネットの活動にも注目して下さっています。記録集や通信もお渡しし、これからも関心をもって見てくださるようお願いしました。

市長も被災地を訪れたり、福祉行政の視察のために様々な地に出向き、福祉の充実を図るため、コミュニティ作りが重要であることを語られていました。

出席した、たねまきネットのメンバー4名それぞれからも一言ずつ市長に想いをお伝えし、これからもともに暮らしやすい地域作りのために協働していきましょうと記念写真を撮りました。

         

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「てくてく農園」通信&恵泉祭2日目

2012年11月11日 | てくてく農園

                 落花生ができました!!

 ワーたくさんついてる!   

 

獲り立てなので茎も柔らかく、手でもげます。みんなでもぎました。

   

こんなに穫れてうれしい!粒ぞろいとはいきませんが。さあどうやって食べようか?まずはゆでて新鮮なのを食べて、そして乾かして、炒って、・・・、ビール飲みたくなるね!なんていいながら分けました。

その次には里芋とサツマイモも抜きました。

  里芋は皮が薄くて柔らかそう。

  

  サツマイモはよく太りました。少しおいて食べると甘みが増すそうです。2色のお芋が交互に出て来て楽しい!昔のおやつはサツマイモのふかしたのばかりだったよね~、なんていいながら掘りました。

そしてトウガラシもまだあります。ほうれん草も小さい芽を出しています。

大根も順調に育ってます。 そしてノラボーの苗も植えました。

  

 

     恵泉祭2日目

たねまきメンバーもちょっとお手伝いしました。「おいしいですよ~!安いですよ~!」とお得意の売り子をやって、野菜は殆ど売れました。学生さんらしき方には、食べ方のレシピなども話しながら、沢山食べてね!なんていったら、「じゃ、大根もう1本買います!」なんて買ってくれました。

  

福島からとは思えない安さ!

人参は量り売り。 

その後、オーガニックカフェでカレーとコーヒーをいただきおしゃべり。おしゃべりに

夢中で写真をとってくるのを忘れてしまい!失敗!木造りのカウンターができていて、そこで注文、学生さんが運んでくれます。カフェの一角には、オーガニックのバナナやオリーブオイル、ひじき、お茶、コーヒーなども売っていて、欲しいものばかり。正面にはスクリーンがあり、常時、教育農場や、2月のたねまきネット共催のイベントの記録や、福島の有機農家のことやらが写し出されていて、食べながら見られます。

なかなか繁盛していました。火曜日と木曜日にランチをやるそうです。ぜひ皆さん、お立ち寄りください。多摩センターから大学の送迎バスも出ています。

 

 

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恵泉祭

2012年11月10日 | 恵泉女学園大学

       福島の野菜とお米、人参ジュースを販売

              皆さま、もう行かれましたか?

      お天気にも恵まれ、気持ちの良い秋の日、明日も恵泉祭をやってます。

                どうぞお出かけださい!

       

 

 

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「てくてく農園」通信

2012年11月08日 | てくてく農園

たねまき>の畑に<たまねぎ>を植えました。

「種まき」と漢字で書くと間違わないのかもしれませんが、「たねまきネット」とひらがなで書くと多くの方が「たまねぎネット」と読むので、笑っちゃいます。でも、どちらでも印象に残って覚えて貰えればいいのです。

そして、そのたまねぎの苗を植えました。里芋もできました。サツマイモも。秋ですね~。

里芋は出来てるかな?

たまねぎの苗植え

   細~いほや~としたたまねぎの苗里芋抜いたよ!

  どっちもうまそー!!生姜、ピーマン、人参も

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