城山さとの家は、すでにある「古民家」隣に建っています。
古井戸
周辺は菜の花畑。
美味しいお店が並びます。種まきネットも開店準備。
くにたち郷土料理「にーだんご」くにたち産野菜のすいとん汁
ハンモック
仔馬にもさわれます。
小さい人たちの遊び場
奥にいくと、林や小川があります。草花もそっと咲いてます。
おへそキッチンのランチボックス 子どもも大人も一緒に楽しめる。「ああひさしぶり~」なんてしばらくぶりに会う人も。
くにたちの農家さんたちの頑張りがマルシェを支えています。人参「アロマれっど」はバラの香りがする人参? この大きなキャベツが200円
谷保名物のお米「天神米」試食もあります。隣にあるのは柚子ピール。 焼きそばを買う行列。 木々の中のハンモック
農地も緑もどんどん減っていくくにたちのまちの南部に、農と緑尾の拠点ができたことはうれしいことです。「城山郷の家」を使って、楽しいことを、これから色々考えたいですね。
13日(土)朝5時に国立駅集合、東京駅八重洲南口から高速バス「いわき号」7時発に乗って、いわきへ。いわき駅前に到着10:03
ここからスタディツアーのバスが出る。このスタディツアーは、福島県の委託事業のため、参加費無料です。定員25名のところ30名の参加でした。
おなじみ「浜風商店街」。ここでお買いもの。無料のコーヒーサービスもあり。
「ふれあい情報館」には、震災時の写真がたくさん貼ってあります。今さらながら衝撃的な映像です。
木造のベンチに「秩父農工科学高校」とあります。金属を一切使わずに作ったベンチを作って運んでくれたそうです。
バスの中から久ノ浜を見ます。 道の駅「よつくら」で昼食。
食堂から見える海の岸壁は、修復作業中。
バスから見える沿道の畑や田んぼは、瓦礫の仮置き場。黒いフレコンの袋は劣化して漏れるので、大きな緑色のカバーがかけてあるそうです。
楢葉町の天神山城跡。広い公園の中にあるモニタリングポスト。ここの展望台から見える洋上には風力発電の実験がされています。
公園から見下ろせる畑は一面「仮置き場」ここにはこれからどんどん瓦礫が運ばれてくるとのこと。東京ドーム18個分必要だそうです。そしてそのあとにも除染すればしただけ増えていき、いつになったらおわるのかなんてだれにもいえないと、ガイドの方は話されました。「こんなに始末できない代物を何故つくってしまったのか?!」とガイドさんには憤りにも近い想いを感じました。
楢葉町役場でトイレ休憩。原発交付金で造られた役場のなんと立派なこと。
そのあとは富岡駅へ
まずは海に向かって建てられた、「慰霊塔」にツアー参加者全員で黙祷をささげました。手の付けられない持ち主不明の車。
いまだ4年前のままの建物。
海沿いの堤防修復作業。
10:00~16:30という6時間にもわたるスタディツアーは、まさしくスタディな旅でした。ガイドさんも参加者も、口には出さねど、心の中で「何で!何で!こんなことに、こんなままで!」と「人間を感じない復興」のありさまに、虚しさと憤りを感じた濃い6時間だったに違いありません。
さて、ここからは「ぷろばんす亭」のみなさんや上三坂の顔なじみのみなさんが待つ「OJONCO館」へ向かいました。
夜は中華料理屋さんで歓迎を受け、大いに盛り上がり5月ツアーや福島キッズの話もできました。
翌日の朝
福寿草のお出迎え。いたるところに咲き乱れています。
OJONCO館周辺を散策。
静かでゆったりとした時間が流れています。5月は緑が綺麗なことでしょう!
OJONC館には立派なお庭があります。
昨夜使ったシーツを洗って干しました。
積もった雪が日陰ではまだ解けずに残っていました。
昨夜は到着が遅く寄れなかった「ぷろばんす亭」に。
そのあとは芝山自然公園に。高台に上ると360°のパノラマ。晴天だと絶景!
運動広場にも「仮置き場」。モニタリングポストは0.008程でした。
上三坂を後に、お昼は震災後にNPOを作って始めたというお蕎麦屋さんで。天ざる750円でこれはびっくり、美味しい!安い!
最後は温泉へ。ここも230円。東京の銭湯は400円以上だというのに・・・。熱いお湯が苦手な人もいますが、ハードなツアーの最後に熱くて効き目のある温泉で、一気に疲れがとれた気がしました。
さあ、また高速バスで東京へ。湯本インターから17時24分発、バスの中でぐっすり眠って、東京駅着20時30分。
充実の下見旅行でした。5月はこの無料スタディツアーが継続しているかどうかわかりませんが、ない場合は他にも探したり、自前の企画も考えながら行くことは決定です。ぜひみなさんもご一緒しましょうね!詳細は後日またお知らせします。
寸劇「けつをとります!」二本松市立杉田小学校合唱部
ランドセルをしょった生徒たちが並びます。何が始まるのかと思ったら、寸劇「けつをとります」でした。
さあ、何のけつをとるのでしょうか?
福島から東京に避難し、今また福島に帰ってきたA君は 、「自分だけ逃げてしまった!そしてまた帰ってきた」ということに後ろめたさを感じて、みんなとなじめずに、いつもみんなから離れていました。友達が声をかけてもかえって反発し、みんなと仲良くすることができずにいて、ある日、気持ちが爆発します。そのときみんなが怒ってつかみあいのけんかになってしまうのですが、先生が「大事なことは、その時、どこにいたかとか誰がいたか、ではなく4年間何を考えたかでしょ!?」と叱ります。すると子どもたちはハッとして我に返り、考えます。
「けつをとります!」とだれかがいいます。「A君を許す人?」 全員挙手。そして次に「福島に未来があると思う人?」全員挙手。
そして子どもたちは会場の大人たちに向かってもいいます。「大人の人は考えてほしい!」
左はしにたっているのは佐藤敬子先生。観客席に入っての指揮です。ここから、「大事なことは・・・」と子どもたちに檄を飛ばしました。
そして「しあわせ運べるように」を歌います。
次は多摩市立東落合小学校合唱団 「夢の世界を」「風は今」を歌ってくれました。wさすがNHK全国合唱コンクール銀賞経験の合唱団!透き通る声が響きます。
次は多摩グリーンロタキッド・クラブの歌。ラテン語と英語で歌ってくれました。小さい人から大きな人まで素敵でした。
もう一度二本松杉田小学校合唱部が「笑顔の向こうに」を歌います。
最後に3つのグループ全員で「しあわせ運べるように」を歌いました。 指揮はこの歌の作者、神戸から来た 臼井 真 さんです。
このコンサートの主催者、共催者、協賛者等、市長も一緒に全員で記念写真をとりました。
どんな説明よりも、今の福島の子どもたち、大人たちの気持ちが伝わってくる、福島を主張するコンサートでした。
福島・神戸・多摩の子どもたち、ありがとう!!
プログラムと歌詞カードです。