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『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

「自民党&財務省政権」にダマされるな!

2025-07-20 05:32:08 | 日記
投開票が目前に迫った参議院選挙。与党、特に自民党の大敗がささやかれているが、その大きな要因として物価高による庶民生活のひっ迫があげられている。苦しむ多くの国民が減税を切に願う状況にあっても、石破総理は頑として首を縦に振らない。その理由は日本の財政にあるというのだが‥‥。髙橋洋一氏は、石破茂総理の欺まんを厳しく指摘している。石破総理が5月19日の参議院の予算委員会の答弁で「我が国の財政状況は間違いなく、ギリシャよりよろしくない」と発言した時には我が耳を疑いましたよ。つい「馬鹿か」という普段は絶対に口にしない言葉が自然に出てきたほどでした。石破総理は「風説の流布」に問われてもおかしくありません。日本のトップがこんないい加減な発言で日本の国債の信用を著しく棄損するのは、国際的にも大きな問題だと思います。しかもこの「ギリシャ発言」の釈明で答弁した加藤勝信財務大臣も「指標で見ればギリシャよりも悪いということを言いながら、現下の日本の財政は大変厳しい状況にあるとの認識は私も首相と一致している」とダメ押ししているから始末が悪い。「所詮、加藤財務大臣も財政を知らないから」では許されない。 
私が知る限り、資産超過の日本と債務危機のギリシャの財政を比較したのは民主党政権時の菅直人氏と石破総理ぐらいです。菅氏は「日本はあと1、2年でギリシャのようになる」と発言。その前の総理の鳩山由紀夫氏が「最低の総理」、菅氏は「最悪な総理」と言われましたが、石破総理に関してはタチが悪すぎます。「最低かつ最悪の総理」という称号がピッタリではないでしょうか。
 しかし問題は、参議院議員選挙を敗北しても日米関税交渉などの理由で「参院選で退陣も」と言われた石破政権が思いのほか延命しかねません。「鋼のメンタル」と言われる開き直りぶりで、参院選後もこのまま居座る可能性すら出ています。国民の信用を得られなかった総理大臣が交渉する立場なのか ?引きずり下ろせない自民党議員も同罪でしょう。
髙橋氏は家計でたとえるなら借金が1000万円あっても貯金が1億円あれば、その家庭は生活に困らないはずです。借金だけでなく資産も同時に見なければ財政状況などわかるはずもありません。
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ちなみに財務省や石破総理が「厳しい財政」の根拠とする国債残高は1129兆円(25年年度末予想)。確かに大きな金額だが、それと同時に日本人の国民資産(正味資産・4158兆円)は1京3000兆円を超えており、その中の海外に持つ純資産だけでも、国債残高の半分にあたる533兆円余りもあるのだ。髙橋氏の言うとおり、総理と財務省は「借金」だけを誇張し、国民を緊縮=増税政策へと導いていると言ってもいいだろう。「消費税を、政治生命を賭けても守る」という森山裕幹事長と森山氏に頭を押さえつけられている石破氏。要するに自民党、財務省とその守護神幹事長のもとでの減税など、夢のまた夢なのだ。 


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