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《森喜朗女性差別・老害?会長続投の意向「どんなことがあってもやります」と改めて東京五輪開催宣言》

2021-02-04 14:25:03 | スポーツ
「やるのは7月でしょ。今、オリンピックの準備は、ほとんど全部できている」「(新型)コロナ(ウイルス)がどういう形であろうと(東京五輪・パラリンピックを)必ずやる」森喜朗会長(83)と問題発言を繰り返してきたことでも知られる森会長から、またもや“過激発言”が飛び出した。

その後、JOCの女性理事の比率について話題がうつると。現在IOCの女性理事は25名中、5名。「女性理事を選ぶというのは、日本は文科省がうるさくいうんですよね」と前置きしたうえで次のように語ったという。
「だけど、女性がたくさん入っている理事会は、理事会の会議は時間がかかります。これは、ラグビー協会、今までの倍時間がかかる。女性がなんと10人くらいいるの女性がなんと10人くらいいるのか? 5人いるのか? 女性っていうのは競争意識が強い。誰か1人が手をあげていうと、自分もいわなきゃいけないと思うんでしょうね。それでみんな発言されるんです」
さらに森会長は、続けて「女性を必ずしも数を増やしていく場合は、発言の時間をある程度、規制をしていかないとなかなか終わらないで困るといって。そんなこともあります」とも発言。
“女性が多い会議は時間が長いので発言時間の規制が必要”という持論を展開した森会長。持論を個人的に発言するのは結構だが、公の場で会議時間の長さを性差によるものと勝手に決めつけた森会長の発言はSNS上で、批判が殺到したようです。老害は酷いものですが、今度は老人差別に繋がりかねない。もはや今となっては交代は出来ないでしょう。
以下抜粋コピー
 新型コロナウイルスの感染拡大で開催への懐疑論が広がる東京五輪・パラリンピックについて、大会組織委員会の森喜朗会長は3日、「無観客開催も当然、想定しながら、いくつかのシミュレーションをしています」と述べた。再延期には多額の費用がかかるとし、「どんなことがあっても(今夏に)やらないといけません」と開催に意欲をみせた。  この日の日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会で発言した。また、本来、昨夏の大会で使用するために予約していた宿泊施設について、「昨日、担当局長がホテル協会とかと解決しました。キャンセルを全部しちゃったわけです。キャンセル料を1円も払わずに」と明かした。再延期に多額の費用がかかる具体例として、「また1年延ばして、同じようにまたやってくれと言われるが、こんな虫のいい要求は私は恥ずかしくて(もう一度は)できない」と述べた。 

❷東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は3日、東京都内で開かれた日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で、日本ラグビー協会を例に出しながら「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる。女性は優れており、競争意識が強い。誰か一人が手を挙げて言うと、自分も言わないといけないと思うんでしょうね。それでみんなが発言される」と述べた。女性蔑視とも受け止められる発言で波紋を広げそうだ。 
女性蔑視とも受け止められる発言が国内外で波紋を広げており、森会長は「軽率だった。おわびしたい」と述べ、今回の発言の真意について「一般論として、女性の数だけを増やすのは考えものだということが言いたかった。女性を蔑視する意図はまったくない」と説明した。森会長はさらに「昨夜、女房にさんざん怒られた。『またあなた、大変なことを言ったのね。女性を敵にしてしまって、私はまたつらい思いをしなければならない』と言われてしまった。今朝は娘にも孫娘にもしかられた」と語った。
 今回の発言を受け、会長職の辞任を求める声が上がっていることについて、森会長は「そういう声が強くなれば、辞めざるを得ないかもしれないですね。迷惑をかけるわけにいかないですから。私は報酬をもらっているわけじゃないし、政治家としての経験を生かした最後のご奉公として今までやってきた。もう私についていけないと組織委の役員とか皆さんがおっしゃるなら、それはやむを得ないこと。邪魔になるというなら、辞めなきゃしようがないんじゃないかな」。森会長はこうも語った。「私自身も『老害』という批判を意識し、反省しながらやってきた。83歳ですから。でも気持ちの問題だと思っています」
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