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『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

トランプ大統領の支持率低下で選挙集会強行。新型コロナ感染者は米サンベルトで急増中

2020-07-11 09:39:43 | 日記
世界の新型コロナウイルス感染者は1200万人を突破。米国では2%増加して302万人となり、300万人を超えた。世界全体の4分の1強を占めていますが、新型コロナウイルス感染拡大は米国大統領選挙を直撃しています。タルサ郡とオクラホマ州ではトランプ大統領が選挙集会を強行し、これに伴って開かれた抗議行動で推6200人が参加し、その多くがマスクを着用しておらず、感染が拡大した模様です。まさに命がけの選挙運動で使命感は感じますが、倫理的には問題です。トランプ大統領は今後も株価を持ち上げ、新型コロナウイルスの感染拡大防止よりも、経済のV字回復を前面に出す戦略ですが、有権者がどう判断するのか微妙で、終盤まで、もつれるでしょう。
以下抜粋コピー
米国では新型コロナウイルス感染が共和党寄りのサンベルト地帯と内陸の州で急増しており、同ウイルスとトランプ大統領の対応を巡りこれらの地域の有権者の態度に変化が生じている。トランプ氏の再選を目指す取り組みをさらに困難にする恐れがある。 
トランプ氏が再選に向け死守しなければならないアリゾナ州とフロリダ州では特に新規感染者数が爆発的に増えている。エバコアISIによると、トランプ氏が共和党全国大会の開催地に変更したフロリダ州ジャクソンビルは7月4日終了週の感染増加率が米国の大都市圏としては最も急速となった。
全国大会は当初、ノースカロライナ州シャーロットで行われる予定だったが、同州のクーパー知事(民主)が難色を示したため、変更された。
トランプ氏の支持率低下の背景には、大統領が新型コロナやマスクの話をやめ、経済活動再開にほぼ集中する危険な賭けに出たことがあり、これまでのところそれは裏目に出ているようだ。
ピュー・リサーチ・センターの世論調査によると、人口10万人当たりの新型コロナ死者数が28人超の500郡ではトランプ氏の支持率が最も激しく低下している。ピューの3月下旬の調査での大統領支持者のうち17%が、6月下旬の再調査では不支持に転じた。こうした変化は支持政党や性別、大学卒かどうかを問わずほぼ均等に見られたが、感染者数の多い郡に暮らす有権者がトランプ氏をもはや支持しないと言う可能性は5割高くなった。
さらに、65歳以上の高齢者が新型コロナから最も深刻な打撃を受ける中、一般的に保守的な傾向があり、過去にトランプ氏を支えてきた年配の有権者らが不支持に回っている。
6月8-18日にニューヨーク・タイムズ紙とシエナ大学が実施した世論調査によると、主要な激戦州6州では、トランプ氏は民主党の大統領選候補指名を確実にしたバイデン前副大統領に対し、65歳以上の有権者の支持率で6ポイント下回った。アリゾナ、フロリダ、ノースカロライナ、ウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニアの6州の高齢者でトランプ大統領による新型コロナ感染対策を支持しないと答えたのは52%に上った。


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