NYダウが3日連続高値更新です。いよいよNYダウも「利乗せは最後にやられる」状況なのかもしれない。筆者には30年前の1989年12月日本のバブル崩壊前夜と同じように見えます。あの時も、上がらないだろうと思っていても、日経平均は2000円、3000円とどんどん上がっていった。今のNYダウも最後の一振りでなのかもしれません。この状況で、NYダウが半値になったらリーマンショックどころではない天変地異が襲い掛かるでしょう。
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週明け11日のニューヨーク株式相場は、米航空機大手ボーイング株の急騰を支えに3営業日連続で史上最高値を更新した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比10.25ドル高の2万7691.49ドルで終了した。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は11.03ポイント安の8464.28で終わった。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比7410万株減の7億8423万株(暫定値)。
前週は米中貿易協議の進展期待の高まりが米株高を演出したが、11日は膨らんだ期待がしぼんで、ダウは一時160ドル超下落。トランプ米大統領が8日、米中両国が互いの輸入品に課している追加関税を段階的に撤回することで一致したとする中国政府の見解に対し、現時点で「何も合意していない」と否定。さらに9日には「米国にとって適切な内容でなければ合意しない」と表明した上で、協議の進展具合は期待よりも遅いとも指摘し、投資家の楽観的な見通しに冷や水を浴びせた。