皆様、おはようございます。中小企業診断士の福田徹です。2月6日金曜日、昼12時の東京・小平市は晴れ、気温は12℃です。
先日は、昨年末より今年にかけて人生の岐路に立つ事になった友人と飲み、語り合いました。飲みに行ったお店は、以前
mixiを使った集客事例として紹介したことのある野方の秋元屋です。
親分肌で、責任感の強い彼は、顧客や社員・契約社員をないがしろにする自分の会社から心が離れてしまっているようです。
気持ちで仕事をするタイプの彼には、彼のいた現場の現状が許せない。その現状を変えようとがんばったけれど、それもできないままに異動になってしまう。
私は、「お金も大切だけれども、心とそれにつながっている身体はもっと大切」という話をしました。
自分の生き様が、今の会社の仕事を「やりたくない」と言っているのであれば、心底考えてやりたくないことであるのなら、仕事を続けることで自分の心と身体を壊してしまうかもしれません。
彼には資格取得の夢がありますが、心と身体を壊してしまったら元も子も(将来の夢も)ありません。私は彼に、その点が心配だと話をしました。

こういう話は、秋元屋のような(女性も多いが)サラリーマンが賑やかに集う店ですると、暗くならなくて良いですね。
心と身体を壊さないために、大事なことは「自分のために何かする」そして「自分を許す」の2つです。そうすると、ふつふつと魂が復活してきます。
この2つは、利きますよ。
順番はどちらでも良いのですが、お奨めは「自分のために何かする」→「自分を許す」の順でやることです。まず自分のためになることを何でも良いのでやりつづけると、やがて自分を許すことができ背負っている事から心が開放され自由になります。
つまり、「自分に自分が大切にされている」と自分の心がわかると、自分の心が前向きに変わるのです。
ところが、責任感の強いまともな大人である程、自分を許すことが難しいものなのです。そして、自分を許せないまま、いつしか自分の心を追い込んでしまうのです。
だから、まず「自分のために何かをする」ことにより、自分を許すための素地つくってから、自分を許すのです。
さて、「自分のために何かする」そして「自分を許す」ことは心の回復にとても効果があります。心の健康に不安を感じたら、是非やってみて下さい。
ただし焦らないこと、私も何度も経験していますが焦るとろくなことはありません。ゆっくり焦らずやってみて下さい。
秋元屋 (あきもとや)
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TEL | :03-3338-6236
住所:東京都中野区野方5-28-3
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営業時間
[火~金] 17:00~24:00
[土] 16:00~24:00
[日・祝] 16:00~22:00
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定休日 | 月曜日
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中小企業診断士福田徹とは?
おはようございます。中小企業診断士の福田徹です。11月18日火曜日、今朝7時の東京・小平はくもり、気温が12℃です。
今日のブログは、以前私が書いた「経営コンサルタント宣言」という記事をもう一度自分で読み返し、初心にかえった話です。
「経営コンサルタント宣言」という過去のブログに、最近コメントをいただきました。「経営コンサルタント宣言」はこのブログの最初の記事です。そしてその文章および写真は、私たち養成課程4期生の最後の実習中(今年3月)に書いたmixi日記(mixiユーザーのみ)を元に再構成したものです。

当時のmixi日記を以下に引用します。
>「経営コンサルタント」
>本日は千葉県某所にて
>最後の実習先への初訪問日でした。
>私は
>実習で企業にうかがうたびに
>経営コンサルタントという仕事をしたいという気持ちが、大きくなってくる気がします。
>これを仕事とするのは(自分の能力や仕事のきつさ、自分を売り込む難しさから)きっと大変ですね。
>それでもやりたい。
>今日も、企業に入り込んで顧客の気持ち、社長の気持ちと従業員それぞれの気持ちになって
>さらに鳥の目、虫の目、魚の目を使って会社を捉える努力をしてきました。
>会社を取り巻くステークホルダ(利害関係者)それぞれの意をくみ取ること。
>そして、鳥は全体を俯瞰し、虫は部分を細かく、魚は流れをつかむことが出来ます。
>コンサルはこれらの人々の様々な利害と、視野や角度の違う視点でモノや事を捉えていく。
>上からだけでも下からだけでも外からだけでもない視点から見るのですよ。
>こんな楽しい頭の使い方はないですよ。
>だから、困難があっても乗り越えて
>これを生業としてやっていきたい。
言葉の使い方などいろいろと突っ込みどころがありますが、この日記はある実習先企業について、感じ考えるところがあり、その時の気持ちを素直に綴ったものです。
その時の実習先企業の財政状態と経営成績は、予断を許さない状態でしたが、経営者は我々実習班に対して表面上は前向きに振る舞いました。
しかし社長と個別に話し込んでいるなかで、心が通じ合ったときに、私にはその胸の内が痛いほど伝わりました。
中小企業経営者は、ある意味で孤独です。なぜなら、経営者は常に自分一人で決めなければならないからです。本当の意味で現実と対峙するのは意志決定者だけです。その意味で、どんなに厳しい状況であっても、その胸の内を家族にも従業員にも金融機関にも、経営者仲間にも見せることはできません。
そんな経営者の支えになれる可能性があるのが、経営コンサルタントです。
日記は、その時の私の「心から企業と経営者を応援する人になりたい」という素直な気持ちを綴った文章であり、朝日の写真も実習先企業に行くために泊まったホテルから撮影したものです。
だから、mixi日記の文章と写真はコンサルタントとしての私の原点となるもので、後から考えるとブログの最初の記事に本当にふさわしいものでした。
今回私は、この日記とブログの「経営コンサルタント宣言」を読み返して、企業と経営者の味方になる決意をあらたにすることができました。コメントを下さった方に感謝します。