皆様、おはようございます。中小企業診断士の福田徹です。
今日は4月20日月曜日、アルバイトを雇用している業界では、そろそろアルバイトの採用シーズンが始まりますね。
このブログでは、ゴールデンウイーク後の本格的アルバイト採用シーズンに向けて、今日から二回にわたり新人教育におけるマズローの欲求五段階説の活用を考えます。
私がいた外食チェーンでは、新人アルバイト向けのトレーニング冊子にマズローの欲求五段階説を図入りで載せていました。
それは、この企業が人を重視していたことを表し、そのためにいかに教育を重視していたかを表しています。
外食店店長だった私は、15歳の高校生を含めて、すべての新人アルバイトに必ずマズローを説明したものです。この時の経験から、新人アルバイト教育の現場での「マズローの欲求五段階説」の活用をお奨めします。
欲求五段階説は、動機付け(モチベーションアップ)に関するひとつの考え方です。
マズローは人の欲望欲求を、生きるために最低限必要な低次のものから、より人間らしい生き方をしたいという高次のそれまでの五段階に分類しました。
ここでは、「ある人が五段階中の低次の欲求を充足すると、それより一段高い次元の欲求を感じ(=動機付けを受け)、その欲求を満たすために行動する」と考えます。
そして、より高次の欲求により動機づけられた行動は、低次の欲求によるそれよりも、その効果が大きいと考えられています。
企業はこれを踏まえて、モチベーションアップの策を講じます。
つまり、社員その他そこで働く人が、よりよく生活したり働いたりするための環境を整えて(低次の欲求を満たしてあげて)、働く人々に「仕事を通じて自分を成長させる」という気持ちになってもらう(より高次の欲求を感じさせる)努力をします。
そして、この結果得られるより高次の欲求に基づくそこで働く人々の行動は、企業に大きな成果=業績等をもたらします。
これが、欲求五段階説におけるモチベーションアップの基本的考え方です。
このことは、アルバイトやパートであっても同じです。アルバイト・パートも、より高次元のモチベーションを与えることにより「水を得た魚」にすることができます。
そこで次回は、私が行っていた新人教育の例を挙げ、マズローを通じて新人アルバイトに動機付けをする方法を考えます。
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