バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

総監督の立場…2012

2012-12-09 18:29:35 | やっぱりミニバス!
平成24年12月 9日 日曜日
 
「総監督の立場…2012」


今日は久しぶりに、ミニバス男子の5年と4年の練習に顔を出しました。

私は、うちの男子チームの総監督という立場であり、6年のメンバーを中心にしたレギュラーメンバーのヘッドコーチでもあります。

今のところ、レギュラーメンバーチームの試合が続いていて、そちらにつききりです。

今日はレギュラーメンバーチームは午後からの練習で、午前中は5年と4年の練習でしたので、

総監督の立場もあるので、顔出しました。

5年と4年の子供達の指導をメインで担当されている方はいます。

その方が練習メニューを作り、練習をコントロールされています。

その中で、総監督の顔の出し方は配慮するべきでした…と思います。

いつもの悪いクセで最後のスクリメイジで、フリーズさせて指導に出過ぎたようです。

これからは、気をつけねば…と思います。

細事の大切さ…2012

2012-12-09 07:05:01 | やっぱりミニバス!
平成24年12月 9日 日曜日
 
「細事の大切さ…2012」


『細事』とは、“大所”に対する意味ですが、

物事を成すには、大所の視野から見て、到達する目的を定め、それに至る大きな方針が必要です。

細事は、その方針を実施するための細かい事柄であり、見方によっては、あまり大事ではない些細なことでもあります。

しかし、本当に小さなことは大事ではないのでしょうか?

私はいつも、「行動することが大事」と言ってます。

行動するためには、まず、その目的が必要です。

なぜなら、その目的を達成するために行動するのですから、

その目的に向かって行動するのに必要なものが、

まず…「目的に向かい、それを達成するという行動の全体要領」という方針です。

次に、「なぜ、誰が、何を、どのように、いつまでに…行うのか」

いわゆる、5W1Hですね。

これが行動の具体的な要領です。

「よし! やろう!」と言った次に考えるべきは、その行動の具体的な要領でしょう。

「よし! やろう!」というのは、根本となる方向性です。

この方向性が定まることで、行動の方針が固まりますよね。

そこで、「じゃあ、みんなかかれ!」と言っても…

誰が、何を、いつまでに、どのように行えばいいのかわからないでしょう。

それは、目的に向かう行動を言っただけですから。

その細部にあたる…いわゆる、細事が示されなければ、行動するための、手足が動きません。

どのように手足を動かしてよいかわかりません。

バスケでも、
「走れ!」という
「切り替え!」という
「ディフェンス!」という
「強気! 攻めろ!」という
「シュート!」という
「ボックス・リバウンド」という


どこを、どのように「走る」のでしょう。

どのように「切り替える」のでしょう。

どのように「ディフェンス」するのでしょう。

どのように「攻める」のでしょう。

どのように「シュート」するのでしょう。

どのように「ボックス・リバウンド」するのでしょう。

それには個人として、どのように…

チームとして、どのように…という細事の細かい動きの要領があるはずです。

それを創造性をもって、粘り強く語って子供達に理解させるのがコーチです。

「何故できない!」は禁句でしょう。

どのように指導すれば、出来るようになるのかを創造するのが、コーチの責任です。

「走れ!」だけではダメなのです。

コートのどのコースを、どのように走るのか。

何故、そのコースなのか。

その細部を理解させ、子供達が、それを理解し納得できれば、子供達は、具体的な動きが出来るようになり、子供達は、自分の創造力をもって、自分で考えて動くことを覚えていくのでしょう。

それが子供達の動機付けになっていくのでしょう。

細事とは…それは手順ですが、

これを軽んじては、目的を手にすることは出来ないと思います。