バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

スタンスという気構え…2012

2012-12-07 07:24:38 | やっぱりミニバス!
平成24年12月 7日 金曜日
 
「スタンスという気構え…2012」


スタンスとは、ずばり…姿勢です。

事に臨むにあたっての姿勢です。

バスケでいえば、ディフェンスなら… 腰を落とし、膝を曲げ、上体を起こし、視線を上げて、手を上げて、…『手を付いて、ハンズアップ!』で、ステイローです。

オフェンスなら… トリプルスレット、あるいはパワーポジションという、パス、ドリブル、シュートの3つの動作のいずれかに即座に移る、基本となる構えです。

すべてはこのスタンスから始まることを、しっかりと意識することが大事です。

そしてそれを意識するには、何故その姿勢なのかを理解することが必要です。

特に、ミニバスはバスケを中学、高校と続けて行くときのスタートラインですから。

その姿勢が自然にとれるまで、徹底することが重要だと思っています。

壁にぶつかり、立ち止まったときには基本に戻ること。

ハンズアップ、ステイロー…、そしてパワーポジション。

そして、そこからリスタートすることです。

何故その姿勢なのかを再認識して、そのことから始める。

そのことで、バスケを始めたときの自分自身の心の姿勢を思い出すことができて、悩んだ自分から解放されるのではないでしょうか。

ディフェンスのハンズアップ、ステイローは…、絶対に抜かせない!という姿勢

オフェンスのパワーポジションは…、絶対に攻め抜く!という姿勢

ディフェンスもオフェンスも、受け身ではなく、攻める!という「気」が充実した構えであり、「気」を充実させる構えでもあります。


例えばそれは、剣道における竹刀を中段に構えた立ち身の姿勢です。

攻防の両者を備えた「気」が充実した構えであり、これが「気構え」です。

しかし、「気構え」だけでは、気持ちだけが空回りします。

その「気構え」に必要なのが呼吸です。

息は止めても、飲んでも…この「気構え」という姿勢は完成しません。

自然に…吐き、そして吸う、呼吸です。

常に反応できる姿勢とは…、「気」が充実した「気構え」と「呼吸」にあります。

呼吸を整えることで、自然体の「気構え」という姿勢が完成する。


私は、とにかくミニバスの子供達には、このディフェンスとオフェンスのスタンスを徹底して意識させています。

これによって、まず大事な「気構え」がとれると思っているからです。

それは形から入り、心を創るのです。

これは、すべてのことに通じる原則であると信じています。