平成24年12月 9日 日曜日
「細事の大切さ…2012」
『細事』とは、“大所”に対する意味ですが、
物事を成すには、大所の視野から見て、到達する目的を定め、それに至る大きな方針が必要です。
細事は、その方針を実施するための細かい事柄であり、見方によっては、あまり大事ではない些細なことでもあります。
しかし、本当に小さなことは大事ではないのでしょうか?
私はいつも、「行動することが大事」と言ってます。
行動するためには、まず、その目的が必要です。
なぜなら、その目的を達成するために行動するのですから、
その目的に向かって行動するのに必要なものが、
まず…「目的に向かい、それを達成するという行動の全体要領」という方針です。
次に、「なぜ、誰が、何を、どのように、いつまでに…行うのか」
いわゆる、5W1Hですね。
これが行動の具体的な要領です。
「よし! やろう!」と言った次に考えるべきは、その行動の具体的な要領でしょう。
「よし! やろう!」というのは、根本となる方向性です。
この方向性が定まることで、行動の方針が固まりますよね。
そこで、「じゃあ、みんなかかれ!」と言っても…
誰が、何を、いつまでに、どのように行えばいいのかわからないでしょう。
それは、目的に向かう行動を言っただけですから。
その細部にあたる…いわゆる、細事が示されなければ、行動するための、手足が動きません。
どのように手足を動かしてよいかわかりません。
バスケでも、
「走れ!」という
「切り替え!」という
「ディフェンス!」という
「強気! 攻めろ!」という
「シュート!」という
「ボックス・リバウンド」という
どこを、どのように「走る」のでしょう。
どのように「切り替える」のでしょう。
どのように「ディフェンス」するのでしょう。
どのように「攻める」のでしょう。
どのように「シュート」するのでしょう。
どのように「ボックス・リバウンド」するのでしょう。
それには個人として、どのように…
チームとして、どのように…という細事の細かい動きの要領があるはずです。
それを創造性をもって、粘り強く語って子供達に理解させるのがコーチです。
「何故できない!」は禁句でしょう。
どのように指導すれば、出来るようになるのかを創造するのが、コーチの責任です。
「走れ!」だけではダメなのです。
コートのどのコースを、どのように走るのか。
何故、そのコースなのか。
その細部を理解させ、子供達が、それを理解し納得できれば、子供達は、具体的な動きが出来るようになり、子供達は、自分の創造力をもって、自分で考えて動くことを覚えていくのでしょう。
それが子供達の動機付けになっていくのでしょう。
細事とは…それは手順ですが、
これを軽んじては、目的を手にすることは出来ないと思います。
「細事の大切さ…2012」
『細事』とは、“大所”に対する意味ですが、
物事を成すには、大所の視野から見て、到達する目的を定め、それに至る大きな方針が必要です。
細事は、その方針を実施するための細かい事柄であり、見方によっては、あまり大事ではない些細なことでもあります。
しかし、本当に小さなことは大事ではないのでしょうか?
私はいつも、「行動することが大事」と言ってます。
行動するためには、まず、その目的が必要です。
なぜなら、その目的を達成するために行動するのですから、
その目的に向かって行動するのに必要なものが、
まず…「目的に向かい、それを達成するという行動の全体要領」という方針です。
次に、「なぜ、誰が、何を、どのように、いつまでに…行うのか」
いわゆる、5W1Hですね。
これが行動の具体的な要領です。
「よし! やろう!」と言った次に考えるべきは、その行動の具体的な要領でしょう。
「よし! やろう!」というのは、根本となる方向性です。
この方向性が定まることで、行動の方針が固まりますよね。
そこで、「じゃあ、みんなかかれ!」と言っても…
誰が、何を、いつまでに、どのように行えばいいのかわからないでしょう。
それは、目的に向かう行動を言っただけですから。
その細部にあたる…いわゆる、細事が示されなければ、行動するための、手足が動きません。
どのように手足を動かしてよいかわかりません。
バスケでも、
「走れ!」という
「切り替え!」という
「ディフェンス!」という
「強気! 攻めろ!」という
「シュート!」という
「ボックス・リバウンド」という
どこを、どのように「走る」のでしょう。
どのように「切り替える」のでしょう。
どのように「ディフェンス」するのでしょう。
どのように「攻める」のでしょう。
どのように「シュート」するのでしょう。
どのように「ボックス・リバウンド」するのでしょう。
それには個人として、どのように…
チームとして、どのように…という細事の細かい動きの要領があるはずです。
それを創造性をもって、粘り強く語って子供達に理解させるのがコーチです。
「何故できない!」は禁句でしょう。
どのように指導すれば、出来るようになるのかを創造するのが、コーチの責任です。
「走れ!」だけではダメなのです。
コートのどのコースを、どのように走るのか。
何故、そのコースなのか。
その細部を理解させ、子供達が、それを理解し納得できれば、子供達は、具体的な動きが出来るようになり、子供達は、自分の創造力をもって、自分で考えて動くことを覚えていくのでしょう。
それが子供達の動機付けになっていくのでしょう。
細事とは…それは手順ですが、
これを軽んじては、目的を手にすることは出来ないと思います。