バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

立場を考える…2012

2012-12-14 08:17:01 | やっぱりミニバス!
平成24年12月14日 金曜日
 
「立場を考える…2012」


人には、立場があります。

会社での立場。
家庭での立場。
学校での立場。
チームでの立場。

それぞれの立場があります。

その立場が人を変えるのです。

その立場で色々な経験を積み、対応力が身に付いていくのでしょう。

経験は力になって身に付いていくのです。

立場は階段のように上がっていきます。

その立場が上がるにつれて…責任が重くなり、その責任を果たすために必要な権限が与えられていくのです。


今、あなたはどんな立場にありますか?

立場が上がるにつれて、しがらみも増えていきます。

若いころのように自分の立場で正論を言って…がむしゃらに行動できないようになっていく、

若いころ、ああいう上司にはなりたくないな…と思っていたのが、いつの間にか、そんな上司になっている。

『仕方ないよ…、あの頃は若かったからね~』

行動できない自分になっている。

立場がそうしている?

立場が上がるというのは、人を熟成させますが、同時に保守的にもしていきます。

立場は人を変えていきます。

しかし、自己革新を忘れた熟成は…つまらないものだと思います。

立場が上がるから、視点が高くなり、視野が広がり、最善の選択をして、行動することができるのでしょう。

考えることは…経験値が増えている分、アィディアは豊富にあります。

それを行動に現すことで…その立場にいる自分の役割が果たせると思っています。

年寄のたわごとでしょうか?

世の中そんなに甘くありませんか?

そうでしょうね。


しかし、子供達は見ています。

コーチという大人の言動を、相手の立場を尊重しつつ…毅然と正しく行動するコーチであって欲しいことを、

自分もコーチのような大人になりたい…と思うのか、怒鳴るだけ怒鳴って…言うとおりにすればいいんだ!

…というコーチのような大人になりたいとは思わないでしょう。

ミニバスにおけるコーチという立場は…、子供達の心に直接影響する大人の立場です。

言葉と行動が一致したコーチであれば、子供達の考え方はコーチの考え方と同じになり…

子供達は、コーチの立場で物事を考え、それを基本に行動していくようになっていきます。

子供達にとってコーチの立場は、子供達を正しく導く道標なのです。

大人には、それぞれの立場がありますが、子供達を育てる立場にある人は…

言動を正しく、あるべき人の道を語ることができる人であって欲しいと思います。