今まで超常現象とかの不思議な体験を全くした事が
無いと思っていたのだけど、2つだけあったのを
思い出したのでちょっと書いてみる。
まず、1つ目。癇の虫(かんのむし)という物を
見た事があるだろうか?
僕が小学校4、5年の頃に下の弟の夜泣きがひどくて、
これは癇の虫(かんのむし)だから退治してもらおう
という事になった。
伯母が、香川県の観音寺で癇の虫を直している人を
知っており、ついでだから僕と真ん中の弟もやって
もらう事に。母の話では、その人は仕事でやってる
のではなく、報酬も取らなかったそうだ。
”それ”を見た前後の記憶ははっきりしないけど、
確か墨をつけた筆で紙に何かを書き、その紙を
手の平にこすりつけていたような気がする。
もしかしたら、直接手の平に筆で書いたかもしれない。
しばらくすると、手の平から数本の白い糸のような物が
出てきて微妙にうねうねと動き出した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/76/2a4ce3d2717c5db0c2834a712df791f6.png)
何これ????
手からなんで出てくるの??
僕がその動く物を呆然と見ていると、直してくれる人が
「それが癇の虫じゃ。」と言った。
そこに来る前にある程度聞いてはいたけど、実際に
動いている物を見るとかなり驚く。
こんな物が本当にあるのか・・・。
それが一体何なのか、見当もつかない。
その後にその糸のような物がどうなったのかを、
どうしても思い出せない。自然に消えたのか、
それとも治療してくれた人が何かしたのか・・・。
とにかく、僕も親も”その瞬間”だけははっきりと
覚えているのは間違い無い。
(こないだまで忘れてたけど・・)
さて、2つ目。
小学校5、6年頃の夏休みの事。その頃の僕は虫が
大好きで、夏休みは虫取り網を持って1日中飽きもせず
昆虫を追いまわしていた。
蝶、カブト虫、クワガタ、カミキリ、バッタ、
・・・そしてセミ。
その日も朝から虫を追いかけていたけど、あまり
捕まえられなくて少し疲れていた。
午後3時ぐらいに諦めて家に戻る途中、道端の細い木に
何か黒い物がとまっているのが視界の隅に入った。
”それ”に顔を向けてよく見ると、クマゼミだった。
いや、姿形はクマゼミなのだが、ただその大きさが
普通のクマゼミの2倍はあろうかというほどでかい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/f4/1b39a1ccbe5c00f3cc05c0eced968bb2.jpg)
????なんだ、このセミは??
その頃の僕は昆虫博士と言われるほど虫に詳しかった。
たいていの虫の事は知っていたし、クマゼミは何度も
採った事があるポピュラーな昆虫だったので大きさを
見間違うような事は無い。
新種のセミか?それとも突然変異?いや、ひょっと
したら南米のセミが船にまぎれて日本に来たか?
どっちにしても、このセミを捕まえなければ!
ひょっとしたら、新聞・・いやTVに映るかもしれない。
新種だったら、発見者の名前を取って
『ふじこーゼミ(仮)』の栄誉が~~~!!
ウヒャヒャヒャヒャ。
・・・というような妄想が一瞬頭をよぎったが、
すぐに我に帰り巨大セミと対峙する。
さて、どうしたものか・・。
その木は直径10cmも無いかなり細い木なので、
網の隙間から逃げてしまいそうだ。セミを刺激しない
ようにじっとしながら考えた末、網を木の幅に合わせて
曲げる事にした。この方法が良いのかどうかは分から
なかったが、とにかくそれしか思いつかなかった。
ぐずぐずしていて何もしないまま逃げられたら、
悔やむに悔やみきれない。
息を止め、狙いを定めて、虫取り網を思いきって
振り下ろす!
「バサバサバサ~~~」
逃げられた・・・・・。
新聞が・・TVが・・『ふじこーゼミ(仮)』が~・・。
がっくりと疲れた僕は、とぼとぼと家路をただ歩いて
帰るしかなかったのは言うまでも無い・・。
僕の人生で不思議な体験と言えるものは、この2つ
だけ。世の中には度々不思議な体験に遭遇する人も
いるみたいだけど、羨ましい限りだ。
でも、寝られなくなるから無い方が良いのかな。
かなりの怖がりなので・・・。
無いと思っていたのだけど、2つだけあったのを
思い出したのでちょっと書いてみる。
まず、1つ目。癇の虫(かんのむし)という物を
見た事があるだろうか?
僕が小学校4、5年の頃に下の弟の夜泣きがひどくて、
これは癇の虫(かんのむし)だから退治してもらおう
という事になった。
伯母が、香川県の観音寺で癇の虫を直している人を
知っており、ついでだから僕と真ん中の弟もやって
もらう事に。母の話では、その人は仕事でやってる
のではなく、報酬も取らなかったそうだ。
”それ”を見た前後の記憶ははっきりしないけど、
確か墨をつけた筆で紙に何かを書き、その紙を
手の平にこすりつけていたような気がする。
もしかしたら、直接手の平に筆で書いたかもしれない。
しばらくすると、手の平から数本の白い糸のような物が
出てきて微妙にうねうねと動き出した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/76/2a4ce3d2717c5db0c2834a712df791f6.png)
何これ????
手からなんで出てくるの??
僕がその動く物を呆然と見ていると、直してくれる人が
「それが癇の虫じゃ。」と言った。
そこに来る前にある程度聞いてはいたけど、実際に
動いている物を見るとかなり驚く。
こんな物が本当にあるのか・・・。
それが一体何なのか、見当もつかない。
その後にその糸のような物がどうなったのかを、
どうしても思い出せない。自然に消えたのか、
それとも治療してくれた人が何かしたのか・・・。
とにかく、僕も親も”その瞬間”だけははっきりと
覚えているのは間違い無い。
(こないだまで忘れてたけど・・)
さて、2つ目。
小学校5、6年頃の夏休みの事。その頃の僕は虫が
大好きで、夏休みは虫取り網を持って1日中飽きもせず
昆虫を追いまわしていた。
蝶、カブト虫、クワガタ、カミキリ、バッタ、
・・・そしてセミ。
その日も朝から虫を追いかけていたけど、あまり
捕まえられなくて少し疲れていた。
午後3時ぐらいに諦めて家に戻る途中、道端の細い木に
何か黒い物がとまっているのが視界の隅に入った。
”それ”に顔を向けてよく見ると、クマゼミだった。
いや、姿形はクマゼミなのだが、ただその大きさが
普通のクマゼミの2倍はあろうかというほどでかい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/f4/1b39a1ccbe5c00f3cc05c0eced968bb2.jpg)
????なんだ、このセミは??
その頃の僕は昆虫博士と言われるほど虫に詳しかった。
たいていの虫の事は知っていたし、クマゼミは何度も
採った事があるポピュラーな昆虫だったので大きさを
見間違うような事は無い。
新種のセミか?それとも突然変異?いや、ひょっと
したら南米のセミが船にまぎれて日本に来たか?
どっちにしても、このセミを捕まえなければ!
ひょっとしたら、新聞・・いやTVに映るかもしれない。
新種だったら、発見者の名前を取って
『ふじこーゼミ(仮)』の栄誉が~~~!!
ウヒャヒャヒャヒャ。
・・・というような妄想が一瞬頭をよぎったが、
すぐに我に帰り巨大セミと対峙する。
さて、どうしたものか・・。
その木は直径10cmも無いかなり細い木なので、
網の隙間から逃げてしまいそうだ。セミを刺激しない
ようにじっとしながら考えた末、網を木の幅に合わせて
曲げる事にした。この方法が良いのかどうかは分から
なかったが、とにかくそれしか思いつかなかった。
ぐずぐずしていて何もしないまま逃げられたら、
悔やむに悔やみきれない。
息を止め、狙いを定めて、虫取り網を思いきって
振り下ろす!
「バサバサバサ~~~」
逃げられた・・・・・。
新聞が・・TVが・・『ふじこーゼミ(仮)』が~・・。
がっくりと疲れた僕は、とぼとぼと家路をただ歩いて
帰るしかなかったのは言うまでも無い・・。
僕の人生で不思議な体験と言えるものは、この2つ
だけ。世の中には度々不思議な体験に遭遇する人も
いるみたいだけど、羨ましい限りだ。
でも、寝られなくなるから無い方が良いのかな。
かなりの怖がりなので・・・。
巨大蝉についてはやっぱりクマゼミでしょう。 私も昔は野生児で虫吉でした。とくにクワガタ、カブトについては夏は毎日とりにいってました。 一度体長8cmのヒラタクワガタをとった事があるんですが、まるで別の種でした。とった瞬間は楽に10cmを超えていると思いましたが、帰って30cmの木の定規で測定すると8cmでした。(かなりでかい方) 家に6cmのヒラタクワガタがいたので並べて比べてみると何故か倍くらいあるように見えるんです。 虫というのは1,2cm違うだけで本当に倍くらいの大きさ、貫禄に見えるもんなんです。
あるいは、ただの「きのこの食べすぎ」です。
ふじこーさんの場合は後者だと思われマス。
そうしたら、ばあちゃん(姑)が、言ってたんですよ!!
鍼につれていく・・・って。
そして、疳の虫って、爪の隙間から白くニョロニョロ~ってでてくるんよ~っていってました~~。
鍼が効いたのかどうか???半月ほどで夜泣きは治まりました。
ニョロニョロはでたのかなあ??
疳の虫って、虫というより、なんかの霊か良くない気かなんかじゃないでしょうか~~?
う~ん、ちょっと大きいクマゼミだったんかな~?
定規で測ったわけじゃないからな~。
自信が無くなってきた・・・。 (/。\)
ちなみに腹の虫はお尻から出てきます。
そして僕のお腹ではキノコが繁殖してます。
(|彡(|彡(|彡 (あ・・いけね、これはクラゲだった。)
●ボンさん
大変でしたね~。
夜泣きには親御さんは悩まされるみたいですね。
弟も夜中じゅう起きててギャーギャー言う時があるので、
こっちも少しイライラしたりする事もありますよ。
ほほ~、鍼で治療するバージョンもあるんですね。
う~ん、面白い。
確かに生きてる虫じゃないと僕も思います。
ボンさんの言われるように、気かなんかが実体化した物かもしれませんね~。
私が小学生の頃、近所の三兄弟が癇の虫持(というのだろうか?)でした。私のブログに登場する裏山で、三兄弟のお母さんが木の枝を切り落とし、枝の中にいる何かの虫の幼虫をたくさん取り出していました。なんに使うのか聞いたところ、三兄弟の癇の虫の薬にするとの事。気持ち悪かったのですが、興味深々で自宅までついていくと、ごま油をひいたフライパンに先ほどの幼虫をぶち込み、炒めています(;_;)食べる?と聞かれましたが、私は・・・・・結構香ばしくいい香りだったのですが・・・・三兄弟は普通にぽりぽり食べていました。本当に薬になっていたのかどうかは不明です。
「ひやきおうがん」を飲まされてた記憶があります。
う・・幼虫を炒めて食べる民間療法・・・。 (-_-)
枝の中にいるという事は、カミキリの幼虫でしょうかね~。
うちのビワの木にもいましたが、とても食べる機には・・。
そういえば、昔アブラゼミを油で唐揚げにして食べた事が
あったけど、まずかった~。固いし苦い。
当時「サバイバル」というマンガが流行ってて、その影響で。