ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

母はナメクジバスターズ

2005-05-25 | デジカメ-虫など
そろそろ草花の大敵ナメクジの季節だ。
ガーデニングをやってる母は、この時期になると
毎晩ナメクジ退治に忙しい。
ライトで照らしながらナメクジを見つけ、
箸でつまんで塩水を張ったボールに”ポイ”。
ナメクジは夜行性。
天気の良い日の昼間は土の中や石の裏などに隠れて
いて見つけるのは難しいので、夜に捕まえるしかない。
ナメクジホイホイや駆除薬も試したけどどうも効率が
悪く、この方が確実なのだそうだ。

いたる所にうじゃうじゃいる。


ナメクジは雌雄同体と言って、オスでもありメスでも
ある生物だ。アシュラ男爵みたいなものかな。
生殖というのは普通オスとメスで行うものだが、
雌雄同体だと出会った相手と片っ端から交尾して
子孫を増やすことが出来る。極めて効率が良く、
爆発的に増えていく。
他にも貝やミミズ、カタツムリなども雌雄同体だ。
ちなみに、ナメクジもカタツムリも貝の仲間である。

盆栽の近くにもたくさんいる。


よく塩をかけると死ぬと言われるが、実は体内の
水分を塩に吸い取られて縮むだけだ。なので、
しばらくすると再び元に戻ってしまう。
殺そうとすれば、かなり大量に塩をかけなければ
いけないので無駄が多い。
母は塩水にナメクジを入れているが、たぶん溺れて
死んでいるのだと思う。
(ん?ナメクジって溺れるのかな・・)

バラをナメクジの魔の手から守れ。


ところで、ナメクジやカタツムリには寄生虫がいる
事があり、髄膜炎を引き起こしたりする。
度胸試しや民間療法で食べた人が亡くなった例もある。
もっとも、食べる人はあまりいないだろうし、
這った跡がついた野菜も良く洗って食べれば全然
問題は無いので、そんなに神経質になる事は無い。