O達友人や弟の助力でPCを何とか使いこなせるように
なり、ある程度の事は自分で出来るようにはなった
ものの、それは自分のPCの中だけにとどまっていた。
ネットにしても情報を受け取るばかりで、もっぱら
ROM（見るだけ）やDOM（落とすだけ）専門。
せいぜい知り合いのサイトの掲示板へたまに書き込み
するぐらいが関の山で、WEB上で交流をしたり何かを
発信しようなどとは考えた事も無かった。
何年か前からHPを開設している弟には以前から
「HP作ってみたら？」と言われてはいたけど、
HTMLを勉強するのも面倒だし、掲示板での読者への
返事も大変そうだったので気が進まなかったのだ。
全くどこの誰かも分からない人と会話する事に
怖さを感じていたのかもしれない。
2004年も終わりが近くなった頃、ブログというものが
あるのを知った。通常のHPに比べてはるかに簡単で
更新しやすく、面倒な知識も必要無い。
情報を見たり落としたりするだけのネット生活に少し
虚しさを感じ始めていた僕は、ブログをやってみる
気になった。
”これなら僕にも出来るかもしれない。流行っていて
やってる人も多いそうだし、飽きたらやめれば良いや”
ぐらいの軽い気持ちで、2004年11月8日に開設した。
開設して2週間目ぐらいから知り合い以外からの
コメントがいくつか書き込まれるようになってきた。
だが、自分のブログで返事を書いた後に相手のブログを
見には行くものの、コメントを残す事はなかなか
出来ないでいた。
他所様のブログにコメントを書くのは勇気がいる。
これは今でもそうだが、この頃はひどかった。
また、ブログの管理人によってコメントの考え方が
違う事にも悩んでいた。
コメントをもらっても一切返さない人、気に入った
コメントのみ返す人、自分のブログでは返事をしなくて
コメントをくれた人のブログに行って返事をする人、
自分のブログで返事をして尚且つ相手のブログにも
コメントをする人・・。
本当に人それぞれで、良く分からなくなった僕は
とりあえず自分のブログでだけ返事をする事にした。
まだまだWEBでの交流に積極的では無い僕だった・・。
（もう少し続く）