今回は盛り沢山の内容でお届けします。
まずは高校サッカーの結果です。
今週末に準々決勝・準決勝が行われ、
我が藤枝東高!決勝進出です!!
土曜の準々決勝は磐田東に河井くん、松田くんの注目プレーヤーがそろって決め 3-1で 勝利。
そして本日(18日)、準決勝の相手は昨日6得点をたたき出した清商。
前半開始5分に先制され、カウンター狙いの清商に対し、攻めて攻めて攻めてもう10点くらい入っててもおかしくないでしょ!ってくらいボールがグラウンドの右半分(テレビで見て)でしか回ってないのになかなか得点ならずの藤枝東。
でも後半開始1分、松田くんが待望の同点ゴール。
その後はどっちも攻めるわ守るわ、もうドキドキハラハラ好ゲーム。
そしてとうとう途中交代したばかりの稲葉くんがもっと待望の逆転ゴール!!
結局2-1で逆転勝利、藤枝東決勝進出です!
いやあ、やっぱり高校サッカー面白い!
そしてそして、午前中に行われたもう1試合では、藤枝明誠が延長で静岡学園を破り、初の決勝進出。
そう!なんと決勝は藤枝対決です!
こんな時代が来るとは、20年前(!)には思いもしませんでした。
来週日曜、またドキドキハラハラワクワク(←ロッキーチャックだよ)するような面白い試合を期待しています!!
さて続いては、活躍があちこちで取りざたされているアノ人の話題。
ブックマークでも紹介されている37HRのみゃーくんことみ○ざきくんのブログで、先日いいもの見つけちゃいました!!
なんと、脳科学の研究者として活躍中の 33HRのい○がやくん が、先月、母校で講演会を開いたそうです。
どんな様子だったのか、会場に行っていたみゃーくんにリポートしてもらいました。
↓ ↓ ↓
もと37HRのみゃーです。
10月11日の木曜日1:00~2:30PMの間、我らが母校藤枝東高校にて、やはり我らが誇る同級生 池谷裕二君 の講演会が開催されたので行ってきました。
講演テーマは「脳は私のことをホントに理解しているのか」。
うーん。哲学的?いや、脳科学的^o^。実に興味深いタイトルです。
池谷裕二君は現在、東京大学薬学部准教授の肩書きを持ち、世界をまたにかけて研究にご活躍、ただ、それだけではなく、脳科学の優れた解説者として多くの書籍執筆(しかも出す本もれなくベストセラー!)をはじめ、メディア各種に登場されています。
難解な脳科学という学問分野を、高校生でも十分理解可能なレベルまで妥協せずかみ砕いて説明をする、その点においておそらく国内に(世界にも?!)彼の右に出る人はいないのではないのでしょうか?
♯信じられない人はご自身で読んでみるか、あるいは高校生のお子さん(や親戚など)いらっしゃる方は読ませてみてください。あ、もちろんすでに彼の出版物をくまなく読んでるって!?失礼しましたm(_ _)m
さて、話戻って講演会。場所は新体育館。入ってみると、東高生でぎっしり。どうみても3学年全部ですね(そりゃそうだ、彼の話を一部の人間だけで楽しむのはもったいなさすぎる)。ついでに思った感想:「久しぶりに黒山のひとだかりを見たなぁ」(つまり、茶髪とかいなかったってことね。)最近、どこに行っても黒山なんて見る機会ないでしょ(笑)
さらに、その脇には父兄と思われる(といってもおそらくは東高生のお母様方?)みなさんが数十名の単位で待ちかまえている。
#昔はそうは思わなかったけど、いま居合わせると、やはり地元有力高に子供を送り込むお母様方、少しだけハイソな感じ?(笑)
その父兄席に大変居心地悪さを感じながら(だって他にはほとんど野郎なんていませんでしたからね^^;)講演に集中させてもらいました。
#平日もさらに日中に「おまえ、マジメに仕事せぃ!」という厳しい視線を浴びながら?(冗談)
実は池谷君が講演会場に入場する前に偶然ちょっとだけ挨拶をすることができたのだけど、別に普通の素朴な感じの30代^^。
でも講演会始まると偉大な雄弁家。
…と、思いきや、最初に話し出したのが「今年は…平成17年でしたっけ?…あ、あれ、平成18年?あ、平成19年か」
きょとんとする聴衆達。なんか拍子抜け?
…と、フェイントをかまされましたが(^o^)、そこからあとは流れるような、やはり期待通りの偉大な雄弁家。しかも高校生のハートをぐいぐい。90分間興奮の嵐。いや、普通の興奮じゃない。知的興奮の嵐が90分の間、息をつくヒマもなく続くんですよ!
#いま思うと、ひょっとして最初のボケは聴衆との距離を縮めるための彼の演出だったのか?と思えるほど
最初は東高生に身近な話題。「この新体育館は思い出深くって、僕はね、掃除の時間にあの廊下のあたりをよく掃除していたんだけど、そのときに衝撃的な事が起こったんですよ。僕は平成元年の卒業なんだけど、そう、高3のときの、新年明けて、最初に学校に来て掃除していたときに、昭和天皇が崩御されたことを知ったの
です。だからここに来ると、”あ、あそこから平成が始まったんだ”って思うんですよね。それから長い年月が経ち…そうか、考えてみると、みなさんはまだそのとき生まれても居なかったんですね!」
#確かに隔世の感…
それから脳科学の話にだんだんと入っていきますが、見事に高校生なら誰でも”気になる”話題に次から次へと脳科学分野の知識の泉がリンクづけられ彼らの脳内に注がれていきます。
「指の長さであなたは理系か文系かわかる!」(*)
「恋愛を成功させるにはその子を手伝うのではなく手伝わせる!」
「あなたの顔は半分しか見られていない!」…などなど。
ただ前述のように、一般的な話題のようで、当然ながらおのおの脳科学の話題に関連づけられているわけです。しかも東高生の知的好奇心をくすぐるように、すべて関係する研究論文の原著(英文)を参照しながら。
その後「思いこみが激しい脳は、あなたの意識とは関係なく動き出す!」など、ストレートな脳科学の話題に移っていったわけです。
続きは、もしご興味がありましたらばみゃーブログ内に当日の様子を(実は続きと言うほどのもんじゃないのだけど)書きましたのでお立ち寄り下さい。
最後に、これだけ有名人になってしまわれたのに、お話をしたときにはとっても腰が低く、人格者でもあられる池谷君に一言:
『池谷君、惚れちゃったよ!』
池谷君と(分野は全然違うけど)同業の、某S県内(笑)のS大学に勤める、もと37HRのみゃーでした。
#乱文、乱筆お許し下さい。
<<脚注>>
(*)は直接的に脳科学の話ではなかった気がしますが、研究論文を参照しながらの裏付け紹介、という意味では首尾一貫していましたので附記しておきます。