採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ニンニク2017:収穫終盤 ~混ざった?(静岡薄紫)

2017-06-11 | +ニンニク

2年前、畑友から紫がかったニンニクのごく小さいものを3玉もらい、それぞれ紫(1)、紫(2)、静岡薄紫と名前をつけて、別の場所に植えて、増やしてきました。 
 

静岡薄紫

小玉のうちはよくわかりませんでしたが、今年、どれも大きく育ってきて、紫(2)と静岡薄紫は、同じといえそうだ、とわかりました。
これで品種管理の手間がひとつ省ける~、と嬉しく思っていましたが・・・

静岡薄紫

静岡薄紫を収穫していて、おかしなものを発見。
右の3つだけ、花茎がしゅるーん、と、特別長いです(1m近くありました)。
ええっ? ナニモノ?

静岡薄紫

ペンの右側がその「花茎超ロング」組。心なしか白っぽいです。

静岡薄紫

先端を比較してみます。
「静岡薄紫」は、通常、珠芽や総苞が濃いめの紫色がかるのに比べ、「花茎超ロング」は緑色のまま。

静岡薄紫

剥いてみると、珠芽は白いです。
(時間が経つと(乾燥すると?)色が変わるので数日観察してみましたが、ほぼ白のまま)
珠芽の個数も違います。紫色の方は10個未満ですが、白い方は20個近く。(後日数えます)

個体差にしては違いすぎますよね!?
やっぱり違う種類かも。
最初の1玉をバラして植え、収穫後、またそれをバラして植えて、祖先は1玉のはずなのに・・・。
何かのミスで、別の品種が混ざってしまったのだろうか。うーん、ショック。

静岡薄紫

この珠芽をしばらくおくと、ひとつだけ濃い紫になってきました。

静岡薄紫

数えてみると、濃い紫の方は、10粒くらい。
白っぽい方は24粒くらい。
ううむ、同じ品種とは思えない。謎は深まるばかりです・・・。

静岡薄紫

花茎は基本的には折ってしまったので、花茎の長さや珠芽から判断できるものは少ないです。
最初の3つはまずよけておき、さらに、色が妙に白っぽいものも、あやしいので分けてみました。

完全抽苔白の珠芽

「完全抽苔白」が混ざったのかとも思いましたが、こちらの珠芽は、大粒が数個つくタイプだったはずです。

静岡薄紫

珠芽が違うことに気付いたのは、静岡薄紫の収穫の終盤付近。
収穫しはじめの頃(5/30)の写真を見返してみると、あららっ!
この上に置いた方は、「花茎超ロング」かも!?
(早い時期だと、紫色の珠芽もまだ色が薄いので、色的には似たようなものだと思ってしまってました)

静岡薄紫

こうやって並べて撮った写真を見返すと、色が薄かったり、割れたりしているものがあります。

静岡薄紫

「もともとは濃いめの紫色の玉が、成熟しすぎて割れてしまうと薄い色になるのかなー」って思っていましたが、品種が違ったのかも・・・


「花茎超ロング」の3個は、来シーズン、分けて植えてみます。

でもって、「静岡薄紫」のうち紫色なのは、「紫(2)」と同じはずなので、「紫(2)」をタネにしよう。
「静岡薄紫」のうち白っぽいものと割れているものは、また別系統として植えてみるかなあ・・・。

2系統が1系統に収束したかとぬか喜びしてましたが、3系統植えてみないといけないってことか・・・。はー。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニンニク2017:収穫中 ~最後まで青々(紫(2))

2017-06-10 | +ニンニク

ニンニク収穫も終盤です。
晩生なのは、一昨年だったか、畑友から頂いた紫色のタイプ。
(と、あとスーパーで買ったスペイン産の白いにんにく。)

紫がかったニンニクを3玉もらい、それぞれ紫(1)、紫(2)、静岡薄紫と名前をつけて、増やしてきました。 

紫(2)

こちらが紫(2)と名前をつけていたもの。

紫(2)

葉っぱがしゅっと上向きで、緑色がまだ濃いです。
先端がやや枯れる程度で、黄ばんできたりはしませんでした。
畑での姿も、とっても綺麗です。

紫(2)

紫色の縞が入るような、丸いニンニクになりました。
わりといい型のが多かった気がします。

紫(2)

キズがついてしまったものがあったので、編むのには使えないや、ってことで、皮をむいてみました。
根っこ側から見たところ。
ベースは白で、葉脈(?)部分が紫色です。

紫(2)

鱗片の色も似たような感じ。白ベースに紫のうっすらとした縞。先端はピンクに染まってます。
数は、12片くらいかな。
軸の周りに1周するようなつきかたなので、極小の粒はなくて使いやすいと思います。
(ばらした写真、のちほど・・・)

紫(2)

珠芽は濃い紫です。
数は少なくて、10個未満というところ。

紫(2)

この紫(2)ですが、どうも、静岡薄紫と同じ種類のような気がします。
こうやって並べてみると、どちらも似たような薄紫色じゃない?

紫(2)

上から見るとあまりぷくぷくしておらず丸く、横から見ると、扁平なかたちです。

紫(2)

珠芽もよく似てますよね。


来シーズンは、紫(2)と静岡薄紫は、もう同じ扱いで植えてしまおうかな。
編むのもいっしょくたでいいかも。
(品種が多いと管理が大変なのです)

と思っていたら、静岡薄紫の方をよく観察すると、おかしな点が・・・。
(それはまた別記事にて)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニンニク2017:収穫中 ~なんか勘違いして・・・(スペイン)

2017-06-09 | +ニンニク

2013年秋から、スペインのにんにく(アホ・モラード)を植えています
これが、昨年は驚くほどの不作。
暖冬だったせいだと思うのですが、玉が全然太らず、大半がチューリップの球根のような縦長の丸っこい形状でした。
よし、冬の寒さを人工的に足してやる!、と、「山形」などと同様、種ニンニクを冷蔵庫に入れてしまったのでした。
それも全量。

でも、よくよく考えたら、昨シーズンは特別不作でしたが、それ以外の年は、まあまあの出来でした。
普通程度の冬の気候ならば、寒さが足りないということはなかったのです。

で、今回の冬は、しっかり寒い日が続きました。


冷蔵しないでもいい種を冷蔵してしまって、どうなったかというと・・
 

スペインにんにく

二次成長、しまくり。
もともと二次成長しやすい傾向がありましたが、今年はほぼ全部が二次成長。こんなことは初めてなので、多分冷蔵の影響だと思うのです。
畑の、ここのエリアからは目をそむけたくなる惨状でした。

でも、玉の方は、わりといい型のもあります。

スペインにんにく

スペインニンニクは、根っこを切ると、ドーナツ状に根っこのぽつぽつが残るのが特徴です。

スペインにんにく

このあたりは割とちゃんとしたニンニクになっています。

スペインにんにく

最後まで葉っぱが青かったものの方に、むしろダメなのが多かったです。
大きな粒が2つしかついていないニンニクがありました。
こんな風に2段にふくらみがあるものも。スペインの品種でこういうのは珍しい!

スペインにんにく

剥いてみると、一番下にはニンニクは一切みあたらず、太い軸が伸びたその上に、茎をぐるりと取り巻くようにニンニク(珠芽?)が・・・。
こんなの初めてみました。

なんか、苦労したみたい。冷蔵しちゃってごめん。


来シーズンは、冷蔵はやめようと思います。
「山形」は、毎年不作が続いていて、冷蔵したことで事態が改善しましたが、スペインは、昨年を除けば、例年はまあまあ。
なので極端な異常気象でない限り、普通に植えれば、ほどほどの出来になるはずです。

今シーズンは10/7に植え付けていましたが、ちょっと早いのかなあ。
・10月上~中旬
・10月下旬
・11月初旬(遅すぎるかもしれないので少しだけ)
と、植える時期を遅らせてみようかと思います。
(二次成長が減るか、健康に育つか、に着目)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニンニク2017:収穫中 ~冷蔵実験は失敗(シチリア)

2017-06-08 | +ニンニク

アブルッツォにんにくと同じとき、シチリア州ヌビアのにんにく、というものも頂きました。
これは、大きさは、あまり大きくはならないようなのですが、鱗片を包む皮が鮮やかな赤で、とてもきれいなニンニク。
外皮は薄くピンクがかっているかな~、くらいなので、剥いた時に、はっと驚きます。
鱗片数も10辺程度と適度な数だと思います。

好きなニンニクなのでなるべく上手に育てたいものなのですが、毎年いまひとつです。
玉がなかなか大きくならず、しもぶくれのような形状にはまずなりません。
しかも、二次成長というのか、各鱗片を包む皮が葉っぱに成長してしまい、細い葉っぱがもさもさと茂る状態が多発します。

このあたりでは寒さが足りないのかな?と、タネニンニクの半量を、一か月ほど冷蔵してみました。

結果から言うと、大失敗。 

シチリアヌビアのにんにく

こちらが冷蔵なし、常温保存組。
細い葉っぱがもさもさ茂って、二次成長が多発しています。
(いつもよりひどい気もするけど、例年この程度だったかなー。)

シチリアヌビアのにんにく

こちらが冷蔵組。
二次成長どうこう、という前に、全体に葉っぱの数が少なく玉が小さい!
(生育状況を観察していても、葉っぱの貧弱さは明白でした)

シチリアヌビアのにんにく

並べて撮影。右が常温、左が冷蔵。
遠目で見ると分かりにくいですが、1玉ずつ持ってみると明らかに冷蔵の方が軽いのです・・・。

シチリアヌビアのにんにく

こういう風に、外側にくっつけたような感じで、一粒形成されることも多かった気がします。

シチリアヌビアのにんにく

外皮をむくと、鱗片を包む皮は綺麗な赤紫☆
知ってても「わっ☆」となります。

クズ玉でも後生大事に皮むきして、刻んでオイルに漬けて自家用にしています。(今年は編むのに不適な小さ目の玉はマンションの入り口に捨て子していてかなり片付きました。で、その売れ残り(つまりクズ中のクズ)を自分で処理。勿体なくて捨てられない自分が憎い・・・)

シチリアヌビアのにんにく

生育不良だからでしょうか、花部分がしっかりふくらんだものは皆無。
どれもこんな感じで細いまま。

シチリアヌビアのにんにく

珠芽は成長していません。


失敗の原因を推理。

植え付け直後は、旺盛に生育(早く玉をつくりたい、という状況)

冷蔵したことにより、いつもより早い時期に(葉っぱの枚数が少ないうちに)鱗片の形成が始まった。

葉っぱが少ないので、鱗片の肥大がいまいち

休眠


二次成長のしやすさは品種によるらしいです。
八幡平という品種の場合は、生育初期の高温・多肥・多湿で多発して、タネの冷蔵や植え付け時期には影響されないようです。
でも、条件は品種によって違うかも。
ダメ元で、来年は、植え付け時期をずらして3回ほど変えて試してみようかと思います(実験しやすいし)。
 10月第2週(今年はこのくらいに植えた)
 第3週~ 最終週
 11月第一週(多分これでは遅すぎて、何か別の問題が出てくると予想)

気温条件はどうしようもないし、肥料・・?肥料を減らすと玉も小さくなるだろうしな・・?

比較的湿っぽい畑なのも、どうしようもないかなあ。
畝をちょっと高くしてみるかな?


■参考情報
ニンニク「八幡平」の二次成長の発生原因と対策
八幡平という品種の場合、
 ・生育初期の高温・多肥・多湿で二次成長が多発。
 ・植え付け種球の冷蔵処理や植え付け早晩と二次成長の間にほとんど相関は見られない。

ニンニクの二次成長に関する研究
八幡平と福地を比較。
二次成長は、
 ・側球形成のための長日要求が高いと思われる「八幡平」を栽培し
 ・多肥条件下で
 ・4月~5月の気温が生育に適した高めの温度
 ・土壌水分が多め
という条件下で多発する。
(予防方法も書いてほしいものです)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桑摘み2017

2017-06-07 | +きのこ以外

ニンニク収穫に追われていましたが、5月下旬は、本当は桑の実の季節。
(畑をやっていないときは、気楽な採集暮らしだったなー。はー。)

ニンニクも少し落ち着いたので行ってみました。 

桑摘み

My桑スポット。
ここは、どうも最近木の具合が悪いのです。
今年はどうだろうか。
春は割と乾き気味だったので(アミガサタケは不作だった)、菌の活動が弱まって、樹勢を取り戻しているかな?

桑摘み

ああ・・・。
やっぱりダメ。
クワ実菌核病にやられまくりです。
普通なら黒く熟す桑の実が、病気(糸状菌)におかされて、こんな風に白く。
年々ひどくなっている気がします。

桑摘み

病気の実の方が目立つくらいの中、なんとか摘みました。
(病気の実も、どうしても一緒に落ちてきて混ざってしまいます。洗う際に取り除きます)

見上げても病気の実ばっかりで、これでは、摘んでいて楽しくないです。
昔は、ぴかぴかの桑の実に囲まれて、嬉しくてぽーっとのぼせてしまうくらいだったのに。


翌日、ここの場所をみつける前に摘みに行っていた河川敷まで、久々に遠征してみることにしました。
車で45分くらい。
(すごく遠かったような気がしていたけれど、それほどでもなかった)

何しろ広い河川敷、どこに桑の木があったんだったっけ・・・。

桑摘み

そうだ、この辺!

桑摘み

桑の実、あります!
ぴっかぴか☆
病気なんて全然ないです。世界中の桑の木が病気になってしまったかと悲観していましたが、よその桑の木は元気だったんだな~。よかった☆

桑摘み

6月4日時点で、木にもよりますが、結構落ちている実がありました。一週間前だともっとよかったかな。

桑摘み

病気桑スポットよりやや小粒なのですが、状態のいい桑の実が沢山採れました。何より、ピカピカの実に囲まれて摘み放題、という幸せを久々に味わえました。
遠出してきてよかった!


クワ実菌核病については前も調べてみましたが、また検索すると、前にはなかった資料が。
「クワ病害診断の手引き」(桑病診断技術研究会,2007)(PDF)
から抜粋してみます。

地中で越冬した菌核が第一次発生源になるので、3~4月、地表面に石灰窒素または石灰を散布する。落下した病果(菌核)は早めに除去する。
一度蔓延すると、毎年感染を繰り返す常発桑園となり、荒れてしまう。
普通桑園では、実をつけるような栽培は避ける。すなわち、2年枝以上の枝を減らし、立通し栽培をやめ、毎年春切する。
実取り用のクワ栽培では、病果をできるだけ除去する。無数の病果が土壌に落下した場合は、病果を表土とともに削り取り、10cm以上の深さに埋める。本病に対する農薬は登録されていない。

だそうです。(太字は引用者)
病気クワスポットは、もうダメかもな・・・。
来シーズンは、5月下旬頃、河川敷の方に行こう。

昔は狂ったように摘んで、ジャムを作っていましたが、今は多少ブレーキが効くようになってます。
摘む楽しさを味わえればいいのです。


桑ジャムの加工は次のようにやっています。

桑の軸切

よく洗って、キッチンペーパーを敷いた大きなザルに広げます。
(なるべく重ならないように)

桑の軸切

しばらく待って乾いてきたら、糸切バサミで軸を切ります。
(緑色の点々が切り落とした軸)
傷み気味の実があったらそれはペーパーの上に残したままにして、最後、ペーパーごとゴミ箱へ。

軸を切った桑は、お砂糖を適量ふりかけ、その日のうちに一煮立ちさせてしまいます。
冷蔵するだけだと、自然に発酵気味になったりカビが来ることがあるのですが、煮立たせておけば大丈夫。

桑摘みをした日にはジャム瓶詰までは(疲れて)出来ないので、煮ておいて、後日瓶詰加工をしています。ブラックベリーやブルーベリーを混ぜて、酸味のあるジャムにするのが好みです。







コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニンニク2017:収穫中 ~大玉傾向(アブルッツォ)

2017-06-06 | +ニンニク

数年前、イタリアのアブルッツォ州スルモナのニンニクをお友達に頂きました。
とても粒数が多いタイプ(20片くらい)。

それから毎年コツコツ植えてふやしてきました。
調子が悪くて「絶滅しちゃうかも」、と危惧された年もありましたが、今年は比較的よく育ちました。
今年はこの品種だけ、終盤になってさび病が出てきましたが、なんとかセーフでした。
 

アブルッツォのにんにく

発掘中。
堆肥が足りなかったのかな、土が固くてスコップは必須。
掘り返すと、根っこのまわりにがっちり土が固まっています。

アブルッツォのにんにく

半日ほど畑で乾かし、持って帰ります。
このニンニクは、茎が太めになって、中がふかふかと中空っぽくなります。(おそらくソフトネックタイプ)

アブルッツォのにんにく

いくつか、観察のため花茎をつけたままにしておきました。
右、ニンニクらしく太っている方が、花(?)部分もしっかり成長しています。

アブルッツォのにんにく

ニンニクが縦長で成長不良のものは、先端も小さいまま。

アブルッツォのにんにく

剥いてみるとこんな感じ。
ちいさいツブツブが無数にあります。
か、数えるかな、やっぱり・・・。

アブルッツォのにんにく

目をしょぼしょぼさせつつ、何とかコマカイ珠芽らしきものを数えてみたところ、約85個ありました。

アブルッツォのにんにく

どれも米粒よりも小さいくらいのサイズです。
(来年、もし数えるとしたら老眼鏡が必要な予感)


このニンニクは、福地などと比べて、鱗片を包む薄皮が薄めな気がします。
皮が剥きにくいともいえるけれど、ガーリックプレスで潰してしまうには、むしろこちらが便利かも?

日本では珍しいタイプのニンニクだと思うけれど、鱗片数が多いタイプは、好まれない可能性もあります。


■参考情報
Aglio Rosso di Sulmona の画像検索
この品種とは違うもの(鱗片数が少ないタイプ)が多くヒットするようです。
(むしろ、我が家で「シチリア・ヌビアのニンニク」と認識しているものに似ている)
「スルモナ赤ニンニク」というのは品種名ではなくてブランド名のようなものなので、産地全体として、売れ行きのよい(育てやすい)ものに品種転換しちゃってるのかも・・?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニンニク2017:不完全抽苔でもさもさ(福地)

2017-06-05 | +ニンニク

ニンニクネタばっかりですみません。
先週はダンナサマが出張でいないため、ニンニク収穫&収穫後の処理を集中的にがんばっていました。

我が家で主力品種の福地。

なのですが。

収穫時には、なんとなく、気分が浮き立たない品種でもあります。 

福地

だって。
地上部がすっごく乱れてるんですもの。

一番左のものみたいなのもありますが、大多数は右のような感じ。
花茎が上から突き出さず、茎の途中で短いまま止まってしまうことが多く(不完全抽苔)、茎が破れたりしてぐしゃぐしゃになります。

福地

福地を植えたエリアは、収穫間近になると、とっ散らかってて見ていてもうれしくないです。

福地

でも、花茎を切り取ると、多少さっぱり。
このあと吊るして乾燥させ、皮を何枚か剥いて編むと、別人のように綺麗になる、はず。確か。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニンニク2017:収穫中 ~これもソフトネック(アーティチョーク畑)

2017-06-01 | +ニンニク


2年前、アーティチョークを買いに行った際に、いくつかニンニクを頂きました。
それを植えてきたものが収穫を迎えました。

これは前にアップした「Y氏白」に似ているような気がします。 

ソフトネックA

まず、比較的浅いところに玉ができるところ。
手で土をなでるくらいで、ニンニクが見えてくるのは、「アーティチョーク畑」と「Y氏白」くらいです。
日が当たるせいか、一部がうっすら緑色になります。
(ソフトネックA、ソフトネックYと改名しようかしらん)

ソフトネックA

玉のサイズは、Y氏白よりは全体的に小さ目傾向。
(鱗片のつき方が、Y氏白は一周半だけど、こちらは1周(のはず)、ということが関係しているのかも)


ソフトネックA

形状は心なしか縦長?
というか、成長不良で横方向の太り方が足りなかったのかも)

ソフトネックA

底から見たところ。

ソフトネックA

これはよく太って、ニンニクらしいしもぶくれの形状です。
ためしに花茎を残しておいてみました。

ソフトネックA

よく太った花部分です。
(同じ品種でもこういう風にふくれていない場合もある)

ソフトネックA

中身は小さな珠芽がぎっしり。

ソフトネックA

根切りに追われてるとこだけど、数えてみました。
このサンプルに関しては、約55個。

ソフトネックA

ごく小さいものは、珠芽なのか皮?なのか、よく見えていません・・。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする