『フランス料理の源流を訪ねて』(ロベール・フレソン著)という本があります。
フランスの各地域の風景と郷土料理を、沢山の写真とともにまとめた本なのですが、何しろその写真がすばらしい!図書館で何度も借りて、で、自分でも欲しくなって、中古の本を探し回って手に入れました(アマゾンにて2006年に5000円で購入)。
(今、amazonを見ると中古に35000円近い値段が!)
眺めて愉しんでばかりですが、レシピも沢山掲載されています。
作ってみた数少ないもののひとつの「イノシシのシチューCivet de marcassin」がとても美味しいのでご紹介します。作り方は、ちょっと自己流になってきてます。
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『フランス料理の源流を訪ねて』。作者は、写真家のロベール・フレソン Robert Freson。文章は、複数のライターに寄稿してもらっているようです。 |
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イノシシ肉をおおぶりに切り、人参、玉ねぎ、セロリ、にんにく、ブーケガルニと一緒に、赤ワインとバルサミコ酢に漬け込みます(元レシピでは赤ワインビネガー)。ワインとバルサミコは、2:1弱~3:1くらいの比率。 |
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1~2日漬け込んだら、ザルにあげて、具と漬け汁を分けておきます。 |
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食べる際に、きのこ(ポルチーニがすごく合いますがシメジやしいたけでも)のバターソテーを添え(または一緒に煮込み)、じゃがいもも添えます。 |
イノシシ肉は、名古屋の知人、Nさんの叔父さまからゆずって頂いています。(ブランド名「旨猪」)
福井でわな猟でつかまえたイノシシです。
臭みなどは全然なくて、とても美味しいお肉で、一年分買いだめしてしまいました。
(秋につかまえたものが一番美味しいとのこと)