ニンニク収穫、5/23くらいから開始しました。
昨年は、春先の冷たい雨で、腐る病気が多発しましたが、今年はそれは免れました。
でも、収穫間際のさび病は、やっぱり多発。
ラストスパートで玉が太ってほしいのに、病気で葉っぱが枯れ果てています。
その後収穫を続けていますが、6月あたまには収穫が終わってしまいそうな状況。
タマネギよりも早い収穫です。(ニンニクはタマネギより遅くなかったっけ?)
記録によると、昨年のニンニクは、6月1日頃に収穫開始で、明らかに早まっています。
(タマネギの収穫時期の記録は不明です)
■思ったこと
・植え付け時期が早すぎたかも(9/22)。
この時期は、その前の年と同じくらいなのだが、昨冬は初冬の頃がとても暖かかった。
(a)発芽直後の栄養成長→(b)寒さによる成長休止→(c)鱗片分化→(d)鱗片肥大
という流れだと思うのだけれど、気象条件で(b)の開始時期が後にずれこんだため、鱗片分化時期が遅れたのかな。
昨年は、春の多雨による病害が顕著で、早植えの弊害が顕在化しなかったけれど、今年は早植え+暖冬で、問題が見えてきたような・・?
・植え付けは遅すぎても早すぎても玉の大きさに悪影響があるという情報を今年みつけました(詳しい理由は書いていなかった)。
(遅植え(11月あたま植え)の実験は一度やってみて、確かにそうだった)
以前「早植え 害」で検索した限りでは、
・さび病の秋期発生
・越冬前の生育が進みすぎて雪害などの障害を受けやすくなる
という程度で、これらの害はないからまあいいかなと思っていました。
(でも、調べてみたということは、やっぱ何か問題がありそうとゴーストがささやいたのかも)
で、芽が出さえすれば、早く植え付けて葉っぱの数を稼いだ方がいいかな、とここ2年ほど早めに植えていましたが、違うのかも。(a)の栄養成長をがんばり過ぎると、そちらに勢いがついて、(c)鱗片分化のスイッチが入りにくいのかな?
次回の植え付けは、10月10日頃まで待ってみよう。
あと、大粒は遅め、小粒は早めに植えるのがいいようです。(出典はこちら)
場所確保の都合上、まず大粒をいい畝に植え付け、その後に余ったところに小粒や珠芽を植えていました・・・。
・ここのところかなり広範囲にニンニクを植えている。
で、なるべく違う場所をと心がけてはいるが、10月頃にはまだ他の作物も育っているところで、場所が空かないので、ニンニク跡地にまたニンニク、というパターンも結構ある。
そのため連作障害が起きているかも。
何らかの土壌改良をするべきか。