goo blog サービス終了のお知らせ 

採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

小田原でシーフードイタリアン

2009-03-17 | ■外食
2月28日、お友達ご夫妻(きのこオフ会、およびお正月にお世話になったわらびさん、ふみえさん)、そして母も誘って小田原に行って参りました。
27日(金)に実家に移動したのですが、その日はなんと雪!
どうなることかと思いましたが、当日は、ほんわか温かい、おでかけ日和でした。

梅で有名な小田原ですが、もう満開を過ぎて、散り始めていました。このあたりではまだ満開より前だったのに、小田原って暖かいのですね。

目的地はご夫妻行きつけのイルマーレというイタリアンレストラン(HPはこちら)なのですが、お食事前の軽いお散歩も少し。写真にはありませんが、小田原文学館が、しっとりしたお庭で、館内もこぢんまりしており、なんだか落ち着く場所でした。


ではでは、素晴らしく美味しかったシーフードのコースをご紹介しますね!
(ちゃんとメモ帳にメモしてきました☆)

こちらのレストランは、以前はリストランテ・ヒロの系列だったそうですが、ヒロが経営撤退したのを機にシェフがお店ごと独立されたのだそうです。
 
2009/2/28 あら。これは食べ物ではなくて、インドゾウ。
小田原城のところにいるウメ子さんです。
推定、1947年生まれ。つまり・・・62歳!
(確か日本最高齢ゾウですよね)
2009/2/28

お料理はこちらから。
●自家製のフォッカッチャ
この名前で呼んでいいのかと思う程、すごく分厚いです。
表面に穴を開け、そこにオリーブオイルを垂らし、更に全体に塩とローズマリーを振って焼いてあるようです。
とってもモチモチ、しっとりしていてとっても美味しいです。パンだけもりもり食べそうになりましたが、あとのお料理に差し支えるので控えました(大正解)。

2009/2/28 ●朝どれキスのセモリナ粉フライと野菜のカルピトーネカルピオーネ

この調理法名は初耳でした。キスが揚げたてふわ・サクです。
上に乗っている野菜は、酸っぱくて温かくて、想像していなかったためびっくりしました。
全体として、南蛮漬けのような雰囲気・・・・でしょうか。
さっぱりして美味しいです。

2009/2/28 ●お魚の冷製盛り合わせ

ガラスのお皿が綺麗・・・。
お魚それぞれに違うソースが載せてあり、大変凝ったものだったと思います。もっとゆっくり食べるとよかったのだけれど・・・(空腹につきやや急いでしまいました)。
2009/2/28 右下から反時計回りに・・・
メジマグロ+松の実
石鯛
ヒコイワシ
カゴカキダイ+マスタード
ニンジン(ライムという品種だと聞いた気がしますが聞き間違いかも)
アジ
アオリイカ

サラダ部分に、サザエが散らしてあります。

2009/2/28 ●アンコウの身の・・・ソテー?ポワレ?



2009/2/28 アンコウの皮のセモリナ粉フライがトッピングしてあります。
野菜は、インゲンと菜っ葉系、そしてトマト。

とても軽くておいしかったです。

2009/2/28 ●アオリイカの墨とホタルイカのパスタ

なんとホタルイカは小田原漁港で揚がったものだそうです。こんなところで穫れるということかしら???
2009/2/28 ホタルイカを噛むと、イカ墨ソース部分とはまた別の、濃厚なワタが飛び出してきて二度美味しいです。
細麺のスパゲッティーニも好みです。
2009/2/28

●ほうれん草ととんがりくんのリゾット

「とんがりくん」は最近色々な方のブログなどでも見かける、カリフラワーの一種ロマネスコのようです(たとえばpatakoさんのブログのこちらの記事など)。
ふみえさん曰く、滅多にリゾットは出てこないそうです。今回は特別に作って頂けたみたいです。5人で貸し切り状態だったからかな。

2009/2/28 点々と見える黒いものは、トリュフ!んまあ。

柔らかい野菜とほどよい固さの米粒の組み合わせはとても美味しいものでした。
菜花でこんな感じのリゾットを作ってみたいです。

2009/2/28 ●カサゴのアクアパッツァ

パスタが2品もあってどうなることかと思いましたが、何とか食べきることが出来ました。
やはりあそこでパンを我慢しておいてよかった。うん。

2009/2/28 ズッキーニが添えてあります。
カサゴをはじめ、白身のお魚大好きなのです。
プリプリの身で、美味しかった~。


2009/2/282009/2/28 この日のワインはなんと、わらびさん秘蔵のものを持ち込んでお相伴にあずかりました。というか、遠慮なくぐびぐび飲んでしまったかも。

こちらの白ワインはとっても貴重な「ミァーニ」というものだそうです。
2009/2/28 濃厚で奥行きのある深い味わいのワインで、お料理がいらないとも言える程でした。パンとこれだけでも十分かも。
でも勿論、魚料理との相性はぴったりだったと思います。

記念カードにして下さいました。
(ダンナサマへ:我が家でもこういうの作りましょうよ~)
2009/2/28

こちらは赤ワイン。
ラベルの写真撮りそびれてしまいました。
こちらもとてもおいしいキアンティでした。
(我が家では飲んだことないレベルの味・・・)

2009/2/28 ●ヨーグルトジェラートとロマノフ、小田原いちご

後で調べたところ、ロマノフとは、マスカルポーネ、卵黄、メレンゲ、泡立てた生クリームを混ぜたもののようです。
リッチで美味しいけれど、ちょっと甘かったかな?
2009/2/28 上にのせてあるパイは、表面にお砂糖を振って焼いてあるようで、サクサクというよりバリバリした感じでした。パイとロマノフ、両方とも甘いので甘く感じたのかな。
ロマノフといちごを合わせると、丁度良い感じでした。

ヨーグルトジェラートはさっぱり酸味があってもっと食べたいほど☆
2009/2/28 食後にカプチーノを頼んだら、たっぷりしたコーヒーカップになみなみありました。
デミタスカップを予想していたので、得した気分☆

2009/2/28 なんとコーヒーに添えて小菓子まで。

楊枝に刺さった丸いものは、とってもやわやわのガナッシュです。口の中でするっと溶けてしまいます。

焼き菓子は、何故か私のポケットの中に・・・。
ポンポネットの方、ローズマリーの葉っぱ1枚が効いてます。素敵な風味。


ゆっくりおしゃべりを楽しみながらこんな素晴らしい御馳走を頂いて、至福のひとときでした。(お店を出る頃には夕方になっていました)

わらびさん、ふみえさん、素敵な小旅行をアレンジして下さいまして本当にありがとうございました!
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金柑ママレード

2009-03-17 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
昨晩(3/16(月))は若い娘さん(台湾人の女子学生さん)がひとり、お客さんでした。
3人で晩ごはん(と朝ごはん)。
平日の夜におもてなしは結構大変。でも一昨日にある程度仕込んでおいたので、まあ段取りよく進みました。デザートがちょっとさみしかったかな。
(後日記事にしようかと思います)
好き嫌い言わず何でもよく食べてくれる女の子で楽しかったです。
それにしても、3人分の料理はちまちま小さくてちとつまらん。
フライパンを持つ左手がぷるぷるするくらいの分量を作りたいものです。

(土曜日の会話)
ダンナサマ:「あの~、月曜にお客をひとり連れてきていいかな?」
私:「Fujika亭は4名様以上なんですけど」
ダンナサマ:「そこをなんとか☆」

(「そこをなんとか」と言われるのは結構偉くなった気持ちがするものなのですね。
 悪徳政治家ってこんな気分なのかしら)

次はもうひとり来ればいいのにな。


-----------------------


小田原で買った金柑1袋、そして地元の1袋で、ママレードを作りました。
金柑の種取りってとても大変なので、私にしては、少量買い。

横半割にして、むにゅっと押すと種が飛び出してくるのは分かっているのだけれど、種が沢山で、横半割に切るときにゴロゴロしますよね。包丁で種を切断してしまえばいいのかな・・・。
縦ならまだ切りやすいのに。
ぴったり上下方向ではなく、少し斜めに傾けた断面でカットしたらどうかな、と考え中です。そうすると、芯を外れた部分からは種が出てくるのではないかな・・・。
実験のためまた金柑を買ってこなくては。むふ。

■■金柑ママレード
■今回の作り方
(1)金柑を洗い、半分に切って種をとる。ヘタもとる。
(2)今回は、少しあっさりめにしてみたく、種をとった状態のものをさっと1度湯通しし、水で冷やしてみました。
(杜さんのこちらの作り方を一部参考にしました)
(3)適当な大きさに切る。今回、縦半分に切ったものを包丁で小口切りにした形状だが、フードプロセッサーでもいいかも。
(4)なんだか硬そうだったので、水をヒタヒタに注ぎ、圧力鍋で煮る。
5分くらいだったかな?
煮上がってみると予想以上にとろ~んとペクチンが出ていました。
(5)砂糖、レモン汁などを適宜加えて煮て、瓶詰め。


とてもとろみのあるものに砂糖を加えたため、味がよくわからなかったのが問題でした。
砂糖を入れても皮にはなかなか味が染みず、つい砂糖を入れすぎてしまったかも。
圧力鍋にかける前にある程度の砂糖を入れておくべきだったのかなあ。ううむ。
あと、切ったあと茹でるのは何だかやっぱり勿体ないような・・・。少し風味が薄れたような気がします。
それとも、それなりの量の水を足して煮たからかな?
金柑は、果汁部分が少ないし、どうしてもフルーティーな感じにはなりにくいのかも。

次は、八朔の果汁か何かと一緒に煮てみたらどうかな?
ほろ苦い八朔の味と、金柑の香りがあいまって、美味しいかも。どうかしら。


2009/3/9作金柑ママレード 金柑ママレード、出来上がり。

2009/3/9
金柑、水、果糖、レモン汁
2009/3/9作金柑ママレード 砂糖もレモン汁もなしで水と一緒に圧力鍋で煮ただけでとろ~んととろみがついていました。
煮上がりはこんなに固めです。


豚モモ肉のソテーに、この金柑ママレードと八朔果肉・文旦果肉(袋を剥いて適当な大きさにほぐしたもの)、トカイワインで作ったソースを添えたらとてもおいしかったです。
豚肉は、軽く塩をして脱水しておいたもの。ピチットシートのおかげで、塩分は少なめでよく脱水されており、豚ではないような、ぷりん、としたしっかりした歯ごたえたでした。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする