採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ローマジパン入りクグロフ

2007-02-07 | +パン
お菓子は変わったレシピを次々試したりしていますが、最近はパンは種類限定でチャレンジしています。パンの場合、同じレシピのはずなのに出来上がりが毎回(そして本の写真とも…)違うのが面白いところ(というか面白くないところ。毎回安定して上手に作れる方がいいなあ)。
粉は都合により変えたりしています。

リッチなパンは最近はポーリッシュ法のクグロフばかり。
バリエーションはこの程度。
・粉にリスドオル使用
・粉に鳥越製粉のフランス粉使用
・ローマジパンを粉の一割練り込む
・インスタントドライイースト使用
・パネトーネマザー使用

ポーリッシュ法のよいところは二日に分けて作業出来るところ。
前の晩、水種を仕込んで、1時間で2倍まで発酵させ、そのまま冷蔵庫に。
発酵させているあいだそのほかの材料の計量と型の準備(バターを塗る)をゆったりした気分ですることができます。

■材料(釜飯6個分)(粉600gと300gの分量を書いてみました

材料名釜飯6個分[g]釜飯3個分[g]備考
●前種用        
小麦粉 33.3 % 200 100 フランスパン専用粉を使っています
牛乳 33.3 % 200 100  
生イースト 1 % 6 3 ドライの場合は半量
●本生地用        
小麦粉 66.6 % 400 200  
生イースト 3.3 % 20 10  
2 % 12(私は6) 6 これだとかなり塩気を感じるので
約半分にしています
砂糖 15 % 90 45  
全卵 30 % 180 90  
バター 50 % 300(私は180) 150 私はいつも30%(180g)用意して
余ってます
ドライフルーツ 33.3~50% 200~300 100~150 洋酒漬けと乾いたままのフルーツを
混ぜることが多いです。
ローマジパン 10 % 60 30 全然入れなくてもいいです。
その場合も他の分量は同じ
スパイス       もとのレシピにはないのだけれど
入れたらどうかしら

■作り方
(前日)
1)牛乳を温め、小麦粉、イーストを加え25℃で1時間発酵させる。
2)ほかの材料を計量しておく。
3)型にバターを塗っておく。
4)2倍まで発酵したら5℃の冷蔵庫で12時間。(ねかせずそのまま次の作業に移ってもよいようです)

(当日)
1)粉、砂糖、卵、ポーリッシュ種をこねる。
2)ローマジパンを加える場合はここでよくこね練り込む。
3)次にバターを少しずつこねながら加えていく。
4)フルーツを混ぜ込む。
5)発酵40分(27℃、75%)。パンチ(三つ折りを2回)。
  深くて大きい発泡スチロールの箱にぬるま湯を張り、そこにボウルを置いています。
6)発酵40分(27℃、75%)。パンチ(三つ折りを2回)。
7)重さを量って分割。フルーツなどの量にもよるが、ひとつあたり250g前後になる。
8)ベンチタイム5~10分。
9)丸めて型に詰める。
10)最終発酵80分(28℃、75%)。
浅くて大きい発泡スチロールの箱に電気毛布を置き、釜をおいて濡れ布巾、ふた、電気毛布ののこり、となるように包んでいます。お湯を張ったときもあったけれど、釜が濡れると火の回りがよくない気がして濡らさずに温める方法を考えました。
オーブンにお湯を張ったバットを置いて生地を天板に置く、というやり方もあるけれど、オーブンの予熱のタイミングのとき取り出さなくてはいけないですよね?
少しぐらい生地が冷えてしまってもいいのかな。
11)焼成。190~200度で20~30分位。
うちのオーブンの場合両奥が焦げるので向きを変えるなど要注意。
12)焼きあがったら、つやつやした面にバターを塗る。
 私は塊のバターでなでるようにして塗っています。


1/27、髪を切りに行く直前、焼き上げました(この日は鳥越製粉の粉、パネトーネマザー、ローマジパン使用)。
前も時間に余裕がなくて失敗したけれど、今日もうっかり予定を入れてしまったのでした。


綺麗にふくらんだのでは?


と思ったら・・・・・


断面はいまいち


髪型もなんか気に入らないし、パンも予想した出来じゃないし、ダンナサマは飲み会でひとりご機嫌で帰ってくるし、滅入ってしまったのでした。

マジパンのせいでちょっと重ためになったのかなあ。
あと、ベンチタイムがちょっと足りない目で、整形のとき変にこねまわしてしまった気もする。すーっと気泡が縦に伸びるのを期待したのになあ。
コメント (8)
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